あかね雲 〜生きる意味〜
不思議な世界行ったり来たり???
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カクと妖精

それで、カクは妖精たちと一緒に山に行ったのね。

『そうだ。
 日本の山とは、やはり少し違っていたな。
 姉さんの言う、土地のエネルギーの違いなんだろうな。
 オレにはちょっとこそばゆいような所があったけど、居心地は良かったぞ。』

こそばゆいような所? ふーん、どういうエネルギーなんだろう、興味あるよね。
でも、私は行けないもんね。

『それはオレの特権と考えてくれ。
 姉さんが、あの山に行くことはないだろうな。
 なにしろ人間には遠すぎると思うぞ。だから、オレの話だけ聞いてくれ。』

分かったわ。
妖精たちとどんな話をしたの?

『虫のような形をした妖精もいたし、木霊に似た妖精もいた。
 大きいのは木の妖精と言うか、これは精霊と言っていいかな。
 前にイチイの話をしたのを覚えているだろう?
 あれと同じようなものを感じた。古い樹の精霊は、やはりじいさんの姿をしていたぞ。』

ふーん、やはりいろいろな姿や形をしているのね。

『うん、でも、妖怪のように変わった姿や形のものはいなかったぞ。』

つまり天狗のような姿形の妖精はいなかったのね。
私は何だかおかしくなって聞いてみた。

『うん、居なかったぞ。
 オレはイギリスの話を聞きたかったのに、皆は日本の話ばかり聞きたがった。』

あらら、もしかして、カクはここぞとばかりに日本の話ばかりしたんじゃないでしょうね。

『実はそうなんだ。 
 オレが、これはどうなんだ? と聞くと、日本ではどうなんだ?と聞き返してくる。
 そんなことばかりで、結局は日本の話ばかりになった。
 思い出してみると、シィラにも最初は聞くばかりだったぞ。
 他の所から来たものには、その場所や住むものたちのことを聞きたいんだ。』

そうねぇ、それは分かるわ。
ここの妖精たちと人間の関わりはどうなのかな?

『オレたち妖怪の方が、人間との関わりは深いな。
 妖精たちはオレたちのような力は、あまりないようだったぞ。
 だから、自分たちを守ることの方を大切にして、人間と一緒に暮すようなものは少ないらしい。
 オレたちの仲間には、人間と暮らしたり、人間のそばに行ったりするものがいるけれど、
 妖精たちはよほど安心できる人間だと見極めなければ、そばにはいないようだ。』

そうなんだ、妖怪たちの方が人間と親しくなりやすいのかな。

『まぁな。オレたち妖怪は自分の力を使って、人間の役に立ちたいと思っているからな。
 そこが違うのかもしれないぞ。』

妖精たちにも長のようなものはいるの?

カクはじっと私を視ている。



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