FC2ブログ
あかね雲 〜生きる意味〜
不思議な世界行ったり来たり???
ナガムシ
昨日から私が視ている、ビーズのように時折光り、動き回る正体不明なもの。
さっそく、カクが長の所に聞きに行ってくれた。

『姉さん、ただいま~。』

朝帰りして私に挨拶をしたばかりに、チョッピリ痛い思いをしたカクだが、
今でも挨拶は忘れずにしてくれる。

おかえり~、どうだった? 長は何て言っていた? 長は知っていたの?

『ナガムシの一種だろうって言ってた。』

ナガムシ? ナガムシって、確かヘビのことじゃなかった?

『うん、そうだよ。でも普通のヘビとは違うみたいだ。』

そうよね、普通のヘビはビーズみたいに光らないもの。
それに・・・本当にビーズみたいに繋がって視えたもの。

『うん、特殊なものらしいよ。
 滅多に姿を現さないのに、長さえも滅多に視ることがないのに、
 良く居たもんだと言っていた。』

ふーん、あれだけ長年生きている長さえも、滅多に視ることがないの?
カクも初めて視たんだ。

『あんまり話しにも聞いてなかったな。
 幻・・・とまでは言わないんだろうけれど、話題になったことがない。
 姉さんから言われるまで、長も光るナガムシの存在を忘れていたくらいだ。
 長が古い書物を取り出して、わざわざ調べていた。
 該当するものはひとつだけ、やはりこのナガムシじゃろう・・・と言っていた。』

ふーん、そんなナガムシが、なぜこの家に来たの?
やはり誰かが連れて来たんじゃない?

『姉さんの家に留守番に来ていたもの、全員に聞いてみたけど誰も知らない。
 なぜ来たのか、どうして来たのか分からないって・・・。』

でも、私、確かに視たよ。

『うん、オレも視たよ。だから、長にそのままの姿を教えられたんだ。』

そうよね・・・。
ねぇカク、ナガムシの光りが小さくなってしまったんだけど、大丈夫かな?

『大丈夫じゃないみたいだよ。
 このナガムシの存在は瞬間らしいから、すぐに風になるんだって。
 だから、尚更に視るものが少ないんだろうな。』

昨日あれだけ光っていたナガムシ、今は動きも少なくなり光も少なくなっている。
どうしようもないらしいが、なぜ我が家にいるのか謎のままだ。
妖怪の世界では瞬間にしか存在しないナガムシ、はたして、我が家にいつ来たのか、
どのくらい居たのか定かではない。

でも、滅多に視ないナガムシを視られたこと、私には幸せだった。
私は最期までみているね、ナガムシ・・・。




  応援のクリックをお願いします

スポンサーサイト




この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://akanegumoasuhe.blog88.fc2.com/tb.php/504-f94da234
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

あかね雲

Author:あかね雲
私が触れた不思議な世界と、ご縁のあった出来事などを気の向くままに書いていきます。

人気ブログランキングに参加しています。応援クリックよろしくお願いします。
人気blogランキングへ



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する