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あかね雲 〜生きる意味〜
不思議な世界行ったり来たり???
大杉物語 Ⅱ
やがて天馬は、雲の上にそびえる山の一カ所に降り立ちました。
そこは柔らかな土の上で、あちこちに草花が群れて咲いており、
心地よい風が吹いています。

天馬から降りた少年が、杉の枝を持ったまま、周囲を見回しています。
やがて目標が定まったのでしょう、しっかりした足取りで歩き出しました。
しばらく歩いた少年が立ち止まったのは、少し小高くなっており、
土がむき出しになっている場所です。

少年は持っていた杉の枝に両手を添え、空に向かって高く掲げ、
また大声で何事かを告げました。
3度それを繰り返したあと、少年は杉の枝を地面に突き刺しました。
丁寧に周囲の土を均し、枝がしっかりと地面に立っているのを見届けると、
少年は満足の笑みを浮かべました。
花の香りをかいでいたような天馬に近付くと、その背に飛び乗り瞬く間に
駆けて行ってしまいました。

少年を見送った私は、土に植えられた杉の枝の方へ向かいました。
杉の枝は水分を十分に含んだように、いきいきとその葉を繁らせています。
そっとその葉に触った私は、不思議な感覚を覚えました。
この杉を知っているような、そんな気がしたのです。
こんな場所に来たのは初めてだし、この杉の枝は今植えられたばかりです。
私はその感覚が何なのか、思いだしたくてしきりに記憶を探りました。

触れる私の手に感応するように、杉の枝がサワサワと動いています。
気が付くと触れるたびに、少しずつ杉の枝が伸びているようです。
私の手は、その枝の1番下の部分に当てられています。
杉のエネルギーと私のエネルギーが、一体化するように大きく回ります。
冷たく心地よい風と、きらめくようなエネルギーのほとばしりを感じ、
私はその動きに全身を委ねていました。

やがてしだいに、風や動きが治まってきました。
そこに大きくそびえているものを知って、私は思わず声をあげました。

「あの大杉の樹だったの! 『大杉のおじいちゃん』のいる大杉だった!」

私はある言葉を思い出しました。
以前、ちょっとご縁のあった霊能者に
『貴方の身体の中には大杉の祝詞がある』、
と言われたことがあります。

でもその意味が分からず、後で聞いたら『私はそんな事を言った覚えはない。』
と言われてしまい、それ以来、意味は分からないままにも、
何かあるのだろうとは思ってきました。
私が持つエネルギーと、この大杉のエネルギーは同じものです。
霊能者の言った『祝詞』と言うのは、このエネルギーのことだったのですね。

実際の大杉は、ある神社にあります。
そして私がビジョンとして視た大杉は、神界にある霊的な樹の方です。
神社にある大杉と、神界にある大杉が、実は同じエネルギーでつながっている
こと、私がそれを知ったのはとても嬉しいことでした。


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