あかね雲 〜生きる意味〜
不思議な世界行ったり来たり???
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通信手段
河童ちゃんは我が家に同居しているけれど、
あちらはあちらの予定で動き、こちらはこちらの予定で動き。
あちらからはこちらの様子もわかるので、
こちらの動きに便乗したりもしている(らしい)。
離れているとき、河童ちゃんは息子に電話をくれる。
電話と言っても、息子にしかわからない電話。
実物?ではない。
「あ、河童ちゃんから電話だ」
私たちのケイタイに電話がかかってくるように、
それは突然かかってくる。
そして息子は、ケイタイを持つようなことはしないが、
私たちが電話で相手の話を聞く時と同じようなしぐさ、
音に耳をすませ、視線を泳がせ、じっとしている。
もっぱら聞く専門。
そして聞いたことを教えてくれる。
「なんだか、電車に乗ったけど方向を間違えたみたいなんだよね…」
あらまあ。
行き先がわかって、現在地さえわかればどの電車に乗ればいいとか、
どっちに行けばいいとか、私が教え、それを息子が伝える。
わからないときは…
帰ってきてもらっている(苦笑)

***
振り返ってみると
息子は、河童ちゃんとのいろんなやりとりを
教えてくれていました。
電車に乗る、なんていうこともびっくりしたことでした。
タクシーで通勤してるとか、バスに乗ったとか…
いろんなことが、ありましたよ(^^)

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河童ちゃん、風邪をひく
ある日のこと。

河童ちゃんの子どもたちが風邪をひき
熱が出た。
「5度もあったんだけど、今は3度になった。
 でもまだ熱はあるんだけどね…」
この5度というのは「37.5度」とか「38.5度」のことなのか?
それともただの「5度」なのか?
でも、そんなこと言ったら、
息子が混乱しそうなので、
とりあえず熱は5度もあったのが3度に下がって、
でもまだ熱のある状態なんだ、と
彼の言葉のままに理解することにした。
スーパーで「おいしい水」を買って冷蔵庫で冷しておいた。
お風呂上がりに息子に、
「河童ちゃんこれ飲んだら少しは楽になるかな…」と訊く。
「うん!河童ちゃんはおいしい水が好きなの」
ああ、よかった!
早く良くなってね。

***
やっぱり清流が一番よね。
息子が病気の時は、河童ちゃんのお母さんも
視えないところで看病をしてくれました。
なかなか直らない症状に半泣きだった私は
「いいこいいこ」と息子の傍で付き添ってくれる
河童ちゃんのお母さんの姿が思い浮かんだとき
涙があふれてわんわん泣きました。



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スープを泳ぐ?
ある日のこと。

夜に向かうにつれ頭が痛くなり…。
すっかり夕食は手抜きメニューになった。
レトルトのハンバーグに、温めるだけのコーンスープ。
ポテトサラダは手作りした。
田舎から林檎が届いたので、林檎をどうしても入れたかったから。
息子は林檎を見つけ大喜び。
向かい合って食べていると、息子。
「あ、いけないんだ~。河童ちゃん、
お母さんのスープの中で泳いでる。内緒で泳いでるぅ」
え?まだスープ、熱いんですけど…。
熱いの嫌いじゃないの?
「ちょっとくらいは、いいんじゃない?」
ふ~ん…。やけどしないように、言ってあげてね。
病める頭は、もうついていけない。
でも…熱いと思うんだけどな~スープ。

***
一緒にお風呂にも入っていたけど
スープの熱さは・・・格別よね。



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18人きょうだい
かとうさん、昨日より
タマラ・ヒーリングの体験会やワークショップ開催につき
渡米されましたので
3月5日までは、デイジーがお届けします。
変わらぬご愛読を、どうぞよろしくお願いします(^^)

***** ***** ***** ***** *****

息子が小さかった時のことです。

私:今日ね、午後お出掛けするけど
  河童ちゃんに「誰かついていく?」って聞いてくれる?
「ここで聞いてるよ」
息子は、体のまえで大きく円を描く。ココにいるらしい。
私:で? どお?
「女の子が行くって。男の子は僕と保育園。
 今日は晴れたからドッチボール出来るから」
私:女の子ひとりでいくの? 
  お母さんはついてこなくて大丈夫?
私の頭の中では、河童ちゃんの兄弟は男の子が3人、
女の子が1人と把握している。
「女の子4人だよ」
私:え? そうなの?
「うん。だって全部で18人だから」
私:それって家族全員ってことでしょ? 
  家族って言うか親戚とかも含めて。
「ちがうよ、子どもだけ」
私:へ? そうなの!!!!!
「お母さん、18ってどうして18になる?」
私:う~ん。1+17とか2+16とか3+15とか…。
「だから18ってどうして18になるの?」
私:そやから1+17とか2+16とか3+15とか…。
「……18ってどうして18?」
私:いいか?1+17とか2+16とか3+15とか…。
「5だとどうなるわけ?」
私:5やったら13やな。片方が増えると片方が減るんだよ。
「わかった5やったら20だよね?」

だんだん何を聞かれているのかわからなくなった。

~~~あれから4年・・・。

今にして思えば・・・
「どうして18になるの?」っていう息子の質問は
数のことのようで、数のことでない・・・。
「子どもがどうして増えるの?」
ということだったんじゃないかなと思えてきました。
あの頃の私は、一生懸命足し算の説明をしていましたが、
一人っ子の息子には、どうして「子どもが増えるのか」に
興味があったのかもしれない・・・
4年たった今、そんなことを日記から感じました。



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やり残し
人間はその人生において、全てをやり遂げて逝くことは、なかなかできないことです。

何かしら、やり残しがあるものです。


たとえば、お気に入りのテレビ番組の最終回まで見られなかった。

読みたい本の続編があるのに、読むことは出来なかった。

大切な人と未来の約束をしていたのに、果たすことが出来なかった。


これはやりたかったのに、時間がなくて出来なかったことであり、後悔にはならないでしょう。

「見たかったなぁ」
「読みたかったなぁ」
「やりたかったなぁ」

などと言うことになります。


しかし、中身の違うやり残しもあります。

しておけば良かったのにやらなかったこと、これは後悔になります。

「ありがとう・・・と言っておけば良かった」
「ごめんなさい・・・と言っておけば良かった」
「会っておけば良かった」
「整理しておいたら・・・話しておけば・・・などなどなど・・・」


「我が人生に悔いなし!」

と言える人は
「・・・したかったなぁ」はあっても
「・・・しておけばよかった」は、ない人のことです。


あなたの人生が、素晴らしいものとなりますように・・・!





。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

2月25日から3月5日まで、留守にします。
コメントやメールやお電話などは、6日からになります。

どうぞ、よろしくお願いします。



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こわいなぁ
こわいなぁ~

何がこわいって 自分の人生を本気で生きないこと


こわいなぁ~

何がこわいって 自分の人生を本気で考えないこと


こわいなぁ~

何がこわいって 自分の感情を本気で感じないこと


なぜこわいって

自分をおろそかにすることになるからだ

一番大切なのは自分自身なのになぁ



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大きなお客さま
今回は、デイジーがお届けします。

息子が保育園に通っていた頃のこと・・・

仕事をしていると、誰かが家の中を歩き回っている足音がする。
リビングのほうで、まるで息子と夫が歩き回っているような音。
一人で仕事しているので、家の中で物音がすると、
脇から背中にかけてビビビビ!と電気が走る。こわい。

息子は保育園行ってるし「おかし~な」と思いつつ、
風が強いからかな~とか思ってました。
でも、音はおさまらない。廊下も歩いている音がする。
「やばい、玄関の鍵閉めてるよね…」
おそ~るおそ~る仕事部屋のドアを開けると、
すぐそこの玄関の鍵はちゃんと閉まってる。

誰がいてもいい、何を見てもかまやしない! 
意を決してリビングへ。ガチャ……。静かに部屋を見回す。
でもだ~れもいない。「そりゃそうだよな」
また仕事部屋に戻ると、やっぱり音がする、誰かいる。
「…。ま、いっか、仕事だ、仕事」

しばらくして電話が鳴った。かとうさんだった。
「なんだか電話したくなってかけたんだけど…
 あら、どなたかいらしているようよ」
やっぱり。そうだと思いました。足音がすごかったから。
「ははははは、大きな方よ~。
 河童ちゃんのお父さんが『するめ』を所望してるわ」
…ってことは今夜は酒盛り?
「そうみたいね。遠来のお客様だから。
 酒はお父さんがどこぞから調達してくるみたいよ。だからあなたはするめね」
ああ、するめの売場が頭に浮かびました。はい、了解です。
せっかくだから、今夜はお刺し身にしようかな。
「まあ、そうしたらきっと喜ぶわ。
 河童ちゃんのお母さんも、今夜の支度に取り掛かったみたいよ。
 いそいそと動いてるわ」
え?ほんとに?まだ昼前だよ。手料理でもてなしか~!。
私はするめ。
「そうそう、よろしくね」
ちゃんとビニールから出さないと。
「そうよ、ちゃんとお皿にのせてあげてね」
はいはい、了解です。


* **** そして 夕方 *****


保育園に迎えに行く。息子に言う。
今日は河童ちゃんちにお客様が来ているから、今夜は刺身にしよう!
「いえ~い!」
なんだかかとうさんが言うには、とっても大きな方みたいなんだけど…。
「うん、そうだね。今、お母さんと一緒にいるよ。
 大きくてお相撲さんみたい」
相撲取りか?
「大きくてね、若いんだよ」
若いのか(ポッ)
魚屋で刺身2皿の予定が3皿になった。


~~~そして、今思う。
この大きな方は「入道さん」でした。
しばらく滞在され、行き先が決まって出かけられたようでした。
相撲取りのように大きくて・・・
なぜか胸から下の感じしか、どうしても浮かびません。
なので、勝手に顔は、「嵐」の二宮君にしています☆
…体型と顔が合わないとはわかっているんですけどね(苦笑)



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カクと私 3
それで・・・どうしたの?

『やっぱり本当に眠ってしまったらしい。
 眠ったオレを、長が受け取ってくれたと後で聞いた。
 オレは長の家で目が覚めたんだ。』

それで・・・どうしたの?

『目が覚めると、側に長と姉さんがいて何か話していた。
 オレは二人の側に行ったんだ。何か行かなきゃいけない気がした。
 姉さんがオレに、どんな気持だと聞いてきた。
 オレが何も分からんと言うと、姉さんは笑ってそのうちに分かると言った。』

そのうちにって、そのうちにカクは何か分かったの?

『姉さんがオレにくれた一部を考えた。
 何だろう? オレはどうなるんだ? と考えた。
 それで長に、考えたけれど何も分からない。オレはどうしたらいいのか聞いた。
 長に、カクよ、考えたのか? と聞かれて、
 考えたけど分からないと言ったら、長は面白そうに笑っている。
 何で笑われたのか分からずにいたら、長から言われた。
 何も考えず、ただ気に入らないというだけで、
 面白くないつまらない、また怒りに任せて酷いことばかりをしていたカクが、
 考えたのか・・・。 』

考えないから、何も考えていなかったから酷いことを続けたということなの?

『オレの場合はそういうことらしい。
 それが姉さんの一部をもらったということで、考えたんだ。
 一部ってなんだろうって・・・。』

それで何か分かったの?

『姉さんが教えてくれた。
 オレにくれた姉さんの一部と言うのは、変わる力だって・・・。
 オレが自分で 変わりたい! と思った時に使える力だって・・・。』

カクは自分から変わりたいと思っていたの?

『オレは、自分が変わりたいとは思っていなかった。
 でもな、姉さんはオレを叱るでもなく嘆くでもなく、ただ皆を説得してくれた。
 オレに向かって言うのではなく、皆を説得してくれていた。
 それを見ているうちに、オレは何かを感じたのかもしれない。』

そうなんだ。

『まさかオレが変わるなんて、思ってもいなかったよ。
 それが姉さんの一部をもらってからは、変われたんだ。』

まさに「変わる力」だったと言うことね。
カクが自分から変わろうとしたから使えた「変わる力」なんでしょう。

『そうだよ。そしてオレの命を救ってくれた姉さんと、約束したんだ。』

約束? そう言えば前にカクが言っていたよね。

『うん、姉さんが役目を持って生まれてきたときに、
 オレたちは手伝うという約束だ。』

オレたちって、カクだけじゃないの?

『妖怪たち全部だよ。
 姉さんの手伝いをすることで、人間たちと関わりを持つかもしれないし、
 誤解されていることを訂正できるかもしれないし、自然も守りたいから!』

カクが一番に約束を果たしてくれていると言う事ね。

『姉さん、何か思い出したのか?』

ううん、何も思い出せない(^^;
でも、聞いて良かった・・・ありがとうカク。





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カクと私 2
カクは自分の行いのことは言わなかったが、
私とのことに関してはどんどん話し始めた。

『オレは誰に何を言われても、酷いことを続けていた。変わることがなかった。
 どんなに怒られても脅されても、優しくされても可愛がられても、
 オレのすることは何も変わらなかった。
 誰の意見も忠告も、話も聞かなかったんだ。
 だから皆が無駄なことだと、姉さんに言ったんだ。』

それでも私はカクを助けようとしたの?

『うん、本気になれば変わらないものはない。
 闇でなければ、本気になれば必ず変わる。
 カクは闇のモノではないと言った。』

闇のモノではないと言われて、それで皆が納得をしたの?

『そんなに簡単には納得しなかったよ。
 それでも姉さんは皆を説得してくれた。
 カクも本気になれば必ず変わるって・・・。
 それまで長年、どんなにやっても変わらなかったオレだろ。
 誰も納得しなかった。オレだって変わろうとは思わなかった。』

私は何も思い出さない・・・。

『これまでのこと、これからのことを考えても、
 カクは風にするべきだと言われた。』

カクはどう思っていたの?

『どうでも良かったんだ。風にされてもしかたがないと思った。』

それは自分のしたことを反省したから?

『違うよ、反省なんてするオレじゃなかった。
 本当にどうでもいいと思っていたんだ。』

それがどうして?

『姉さんが、私の一部を分けてあげる・・・と言ったんだ。』

私の一部? 何それ・・・。

『オレは知らない、長だけがかろうじて知っていたようだ。
 後でオレが聞いたけれど、姉さんの一部がどういうものなのかは、
 長も詳しいことは知らなかったらしい。』

私の一部を分けるって、どんなことをしたの?

『いや、特にこれと言っては・・・オレも良く分からないんだ。
 ただ、姉さんは黙ってオレを胸に抱いていた。しばらくの間、抱いていた。』

カクを抱いていたの? ただそれだけ? 抱いていただけなの?

『うん、それだけだよ。
 抱かれて、オレはすっごく気持が良かった。
 安心して眠くなった、ただただ気持が良かったんだ。』




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カクと私 1
カクが何をして東の長を大激怒させたのか・・・。
とうとうカクは口をつぐんだままだった。
よほどのことだったのだろうと、私はそれ以上を聞かなかった。

いつのまにか姿を隠していたカクだが、フッと私の前に姿を現した。

『今の姉さんは覚えていないだろうけれど、その時側にいた姉さんは全てを知っていた。』

そうなんだ・・・。
私は長と一緒にいたの?

『いや、オレのことを知って、心配して来てくれたんだ。』

その時の私は、妖怪たちとお付き合いがあったの?

『うん、あったよ。
 姉さんは人間世界に住みながら、オレたちの世界にもいた。
 だから、妖怪たちは姉さんを知っているし、姉さんもオレたちを知っているんだ。』

???私には?マークがいっぱいだ。
何だかわからないよ~。

『いいよ、分からなくて。
 オレたちは皆が知っていることだし、今の姉さんに説明をすることは難しい。
 だから、長もあまり詳しいことは言わないだろう?』

そうなのよ、長はとても親しくしてくれているし、手伝ってくれてもいる。
それは感じるんだけどね。時々フッと思い出すようなこともあるから、必要なときには
きっと思い出すよね。カクも私が知る必要のあることは、教えてくれるでしょう。

『うん、その時は教えるよ。』

ところで、長が大激怒したって言うけど、カクは謝って許してもらったの?

『本当はすごく危なかったんだ。
 あまりの酷さに、皆が集まって相談をして、オレは風になるところだった。』

風って・・・人間で言えば「死ぬ」ことじゃない。

『そうだよ。オレはそれだけ酷いことをしたんだ。』

そう・・・じゃぁ、許してもらったんだ、良かったね!

『姉さんが助けてくれたんだ。』

私が?

『そうだよ、姉さんが皆に話してくれて、オレのことを責任を持つと言ってくれた。』

私がカクのことを責任を持つって言ったの?

『さすがに皆は呆れたよ。
 姉さんがどんなに責任を持つと言っても、カクの野郎は変わらないから無駄だって。
 中には住む世界が違うのに、どんな責任を持つと言うんだ!と言ったものもいる。』

何か・・・私ってば大それたことを言ったんじゃないのかな。





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大阪にて
バリから来たウンジャ、どうやら日本酒がお気に召したらしい(酒飲みだった!)
リスがお酒を飲むの? と聞いたら

『オレは本当のリスじゃないぞ!』

と何やら怒っていた(^^;
でもねぇ、見た目はぶっといリスなんだけど・・・。

『姉さん。その言い方は止めてくれ。
 姉さんが言ったから、他のものたちまで ぶっといリス と言い出したよ。
 オレにはウンジャと言う名前があるのに、なんでぶっといリスなんだよ。』

ごめん、ごめん。
ウンジャはさっそく私と一緒に大阪に行ったのね。
そして、ウンジャとカクは、私から離れて大阪を動き回っていたらしい。
私は住吉大社に行ったけれど、そこも一緒に行ったの?

『いや、あそこはオレたちが軽々しく行ける場所ではないよ。
 でも、礼儀は重んじるから、オレが姉さんと一緒に来たことを報告しておいた。
 姉さんが言っていた、第三本宮とやらの所にある受付場所だ。』

そうなんだ、そこでは何と言われたの?

『ちょっと驚かれた。
 オレが姉さんと一緒に居ることを知らなかったらしい。
 詳しいことを聞かれそうになったから、オレは慌てて挨拶をして戻ってきた。』

ふーん、カクはお喋りしなかったんだ。

『いろいろと聞きたかったらしいからな。でも、そうはいかないよ。』

何となく胸を張るカクの姿が面白かった。

誰かがたこ焼きの話をしていた。
私はその場に居合わせなかったのだが、どうやらこっそり食べられたようだ。

『旨かった!』

と言って満足そうにしている。
ウンジャとカクは、狭い範囲ではあるが大阪を楽しんでらしい。
カク、どこに案内をしたのよ!

『別に案内をして歩いたわけじゃない。
 オレだって大阪は良く知らないんだ。
 オレはずっと姉さんに付いていたんだから、勝手に出歩けないよ。
 ・・・また長に叱られるじゃないか・・・』

フフ・・・カクも長は怖いのね。

『そりゃ怖いぞ~。姉さんは長が本当に怒った時の事を覚えていないんだろう。』

えー、私は長が怒っている時に、側に居たの?

『居た! 長が大激怒していたときに側に居た!
 長が大激怒をすると、山が震えるんだ、だから尚更に怖い!』

そうなんだ、山が震えるほどに怖いんだ。
でも、なんで長が怒ったときに私が側に居たの?
まさか、私が怒らせたんじゃないよね?

『それは・・・』

カクは何やら言い渋っている。
どうしたのよ・・・何があったの?
カクは余所見をして黙っている。
もしかして・・・もしかして・・・怒らせたのはカク?

渋々頷くカク・・・いったい何をやったのよ?
はたして、カクは私に話してくれるのだろうか・・・。



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住吉大社にて
私は17日に大阪でワークショップを行うために、16日から仲間と一緒に大阪に向かった。
新幹線に乗り大阪駅に着く少し前に、見えない世界から連絡が入った。

『住吉で待つ』

住吉って、住吉大社のことだろうなぁ。以前に2回住吉大社に行っている。
最初は20歳の頃、大阪に遊びに行ったときに親戚のおじさんが連れて行ってくれた。
何も分からなかった私は、ただ大きな神社だ~・・・としか思っていなかった。

2回目は夫と一緒に、大阪の義姉の家を訪れたときにお参りをした。
まだ見えない世界との交流がなかった私は、ただ夫と訪れたことを楽しんでいた。

大阪駅に迎えに来てくれたIさんご夫婦。笑顔のご主人に私はいきなり頼んだ。

「住吉って、ここから近いの? 住吉に連れて行って!」
「住吉ですか、住吉大社ですよね。うーん、ナビで調べてみます。」

1時間もかからずに、住吉大社に到着した。
太鼓橋を渡り、鳥居をくぐって境内に入る。
グルーッと見回して、ふーん、そうなんだ・・・と知った。

人の目に見える住吉大社と、そこには目には見えないお社の建つ住吉大社がある。
見えない世界の住吉大社への入り口は、人間の創った鳥居とは異なる場所にある。
そして第三本宮の場所は、重なってはいるが建物は違う造りになっており、そこは
訪問者が訪れた目的を告げ、会いたい方への面談を申し込む場所となっている。

第二本宮も建物が重なっている。
ここで訪問者が待っていると、すぐに案内のものが現れて、訪問者を目的のところ
まで連れて行くようになっている。

第一本宮は現実の建物より少し下がったところから建っており、お社はもっと大きく
もっと高いものになっている。

私たちが前に立って参拝をすると、両側の間にずらりと並び、真ん中に大きな方が
静かに現れ、厳かな空気のなかで、私たちの礼を受けてくださった。

名前? もちろん名前のあろうはずがない。
見えない世界の波動が伝わってきただけだった。

童子たちが何人も笑いながら付いてくる。
私たちは神社の中を散策しながら、気持の良い空気を楽しんでいた。
私たちが鳥居から出る時には、手を振って見送ってくれた。
やはり結界の外には、あまり出たくないらしい・・・。

駐車場には良い香りの白梅と紅梅が咲いている。
私たちは喜んで香りを吸い込み、記念に写真におさめて住吉大社をあとにした。

大阪を訪れた皆さん、ぜひ、住吉大社を楽しんでくださいね。




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ウンジャ
ぶっといリスのように視えるウンジャ、私は聞きたいことがたくさんある。
ウンジャたちは、バリ島だけにいるの?

『ウーン、オレたちの行動範囲は狭いから、
 仲間が他の島などにいるかどうかは分からない。
 族長ならきっと知っていると思うけど、あまり話を聞いたことがないなぁ。』

行動範囲が狭いのに、よく私に付いてきたよね。

『ヘヘ・・・オレは仲間うちでも好奇心が旺盛なんだ!
 だから姉さんが来ると聞いて、どうしてもバリ島の外を見たくなって
 チャンスを狙っていたんだ。実は姉さんの荷物にもぐりこんできたんだ。』

エェ~、スーツケースの中に入っていたの?

『姉さんの買った土産は少なかっただろう。
 だからオレの居る場所はちゃんとあったぞ。』

まぁね、私のスーツケースには空間もあったから、そこに居たんだね。
ウンジャの仲間たちは、みんな同じ形をしているの?

『一族は同じだよ。
 姉さんが思っているように、ぶっといリスのような形だよ。』

ウンジャは笑っている。
私の考えたことを読んだのね、苦笑いするしかない私だった。
カエルの形をしたものたちも居るでしょう。

『居るぞ、彼らは神々のお使いをするんだ。
 オレたちはもっと気楽なんだけどな。
 それでもバリの自然を守る手伝いをしているんだ。
 それがオレたちの仕事でもあるんだ!』

ウンジャは胸を張っている。

そうなんだ! 
バリの自然って、とてもキレイで惹かれるものがあるのよね。
人が自然の中に溶け込んだ居るのを、私も見たことがあるよ。
バリ島の人たちは信仰を持っているから、それも要因のひとつかな。

『バリの人間は生活の中に、当然のように神々がいる。
 だから1日3回のお供えもするし、お祭りもあるし、
 決して神々を忘れないんだ。』

私はガイドさんからも、同じような話を聞いていた。
ウンジャの言うことに納得するばかりだった。





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バリから来た子
私はふと何かの気配を感じて、辺りを見回した。
アレッ? 火鉢のふちにリスが顔を覗かせている。
目には見えないリス・・・もしかして、バリから一緒に付いて来た?
私が気付いたと知るとムクムクと膨らんで、見かけはぶっといリスになった。

バリから一緒に来たの?

『うん、だけど黙って付いてきたから・・・叱られるかと思っていた。』

誰にも何も言わずに来たの?

『えーと、仲間にはそれとなく・・・姉さんと一緒に行く、と言ってきたけれど
 族長には知らせてこなかったんだ。やはり叱られるかなぁ。』

族長? あなたは何の仲間になるのかな?

『*+><族だ』

私にはまったく聞き取れない言葉だった。
重ねて聞いたがやはり分からない。バリの言葉だとは思うけれど・・・。

『うん、バリの大昔の言葉だと聞いたよ。
 今のバリの人たちには分からない言葉だと思う。』

日本の妖怪たちと同じような仲間なのかな?

『日本の妖怪の話は聞いたことがある。
 どうやら同じ匂いがするなぁ。』

彼はときおり身体をブルブルッと震わせながら言う。
リスに似ているよね。

『人間の側に行く時には、リスの身体を借りるんだ。』

もしかして、私たちが昼食を食べたところにも居たの?

『うんうん、あそこに来る人間はリスに餌をやるのを楽しんでいる。
 だから、オレたちも人間の食べ物が欲しくなると、リスを拝借するんだ。』

けっこう楽しんでいるのね。
ところで、あなたの名前は何と言うの?

『オレは、ウンジャ!』

そう、ウンジャ、我が家へようこそ!





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死に際して。
自分でやりたいと思いながら・・・本当にできるのかどうかを考えて、
なかなか動けなかった人がいた。

その人が、死を目前にしたお父さんの看病に過ごした日々と、
最期を看取ったことで変わった。

「私がやりたいんだから、やります!
 やってみなければ、出来るかどうかは分かりませんよね。
 だから、やりたいことを、まずやります!」

響いてきた声と言葉には、迷いも不安も何もなかった。


痛み止めのために打った薬により、ほとんど意識のなかったお父さん。
最期に涙が一筋流れたとのこと。

「何の涙かは分かりません。
 でも、父が生きてきたんだ!と感じました。
 だから、父に見られても良い自分でいたいと思います!」


その人は短期間のうちに、見事に変わっていた。

人生の最期を見せることで父親は役目を果たし、
父親の死にゆく様を見ることで、娘は見事に受け取って自ら変わっていった。

親しい人の死に直面をするのは、辛く悲しいことだ。
悲しみにもだえた中からも、残された人たちはいつしか立ち直っていく。
その時は悲しみが少し癒えたとも、悲しみが少し薄らいだとも思うだろう。
或いは悲しみは悲しみのままに残ってはいても、生きる力を取り戻したとも思うだろう。

しかし、立ち直る力となっているのは、自分がやるべきこと、やりたいこと、
やらなければならないことなどに辿り着き、行動に移したことによることが大きい。

死にいく様を見せられることは、その人の生きてきた人生を見せられることでもある。
その人が生きていた間の全ての経験、全ての体験、全ての能力、全ての感情は
死とともに聞くことも見ることも、分かち合うこともなくなってしまう。

しかし、それらは思い出として残された者の中にとどまる。
それを糧として気付き、学び、自ら変わっていくことができる。

死にゆく様は、その人の生き様の集大成ともなる。

そのためにも、力いっぱい生き抜いてほしい。




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ガルーダと息子
8日のことだ、バリ島が近くなったとき、ガルーダが側に来たのを感じた。
迎えに来てくれたの?

『姉が我が空域にくるのだ。迎えに来ずに何とする。』

ガルーダの笑いを感じる。

バリにいる間、側に居たり空間に居たりするガルーダを、時折私は感じていた。

明日は帰る・・・という日だった。

ガルーダが話しかけてきた。

『姉よ、息子が世話になっているな。』

ううん、私は何もしていないよ。
御嶽山の皆にお任せしてあるから・・・だんだん仕事もさせてもらうように
なってきたみたいね。先日はある方のお供をしたと言っていたけど・・・。

『そうだ、ありがたいことに白龍の奥方から知らせてもらっている。
 息子がどのように過ごしているのかが、ワシに分かるようになっている。』

奥方から知らせてきているの? さすがに白龍の奥方ね。
だからガルーダは安心していられるのね。

『そこでだ・・・また頼みがある。』

私に頼み? いいよ、私に出来ることならね。

いきなり目の前にピーピー鳴きわめくものが視えた。
ガルーダこれって???

『これもワシの息子だ。』

他にもガルーダに息子がいたのね。

『そうだ、だが・・・この子もわがままでな。』

うーん、まさしくわがままと言えるような、きかん坊といえる様な・・・。
つい私は苦笑をもらしてしまった。

『姉よ、そうなのだ。
 妻とも相談をして結論に達したのだが・・・。
 娘たちはワシの手元に置くことにした。
 しかし、息子は日本で修行をさせたいと思う。
 それでまた姉に頼もうと思っていたのだ。』

あのねぇー、日本は教育係りではないと思うけれど・・・。

その時だ、私の後ろからスッと白い手は伸びてきて、ガルーダの息子を連れて行った。
アレ? 頼まれちゃったの?

『姉よ、息子をよろしく頼む。』

イエェ・・・私ではないんだけど・・・。

『姉よ、良いではありませんか。
 日本の神々の中で修行をすれば、この息子もきっと立派になるでしょう。
 ガルーダの息子はかなり荒々しいから、修行をさせる必要もあるでしょう。』

皆さんがそれで良いと言うのなら、私には異論はありません。
第一・・・私が面倒をみるわけではないから・・・。

『ガルーダの息子は我らで預かります。』

『世話になります。いかようにも修行をさせてください。』

ヤレヤレ・・・見えない世界での話は成立したようだ。
この子はどこで修行をするのかな?
分かったら、私にも教えてね♪



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にらめっこ
今回は、デイジーがお届けします。

息子は、10歳になった今、かつてのように
日常的に河童ちゃんとやりとりすることは
なくなっているようです。
「学校にいくようになれば
 興味の向くものがいろいろでてくるでしょう。
 河童ちゃんとのやりとりが少なくなるのも
 自然のなりゆきなのよ」
かとうさんにはそう言われました。
ちょっとさみしい気もしますが
彼の心には、やりとりをしなくなっても
河童ちゃんが自然にいて
「河童ちゃん、携帯鳴らしたんだよね」などと
時々、思い出話をします。
河童ちゃんがいることを家族三人で確認したあの出来事は
きっとこれからも時々笑って思い出すことでしょう。

一人っ子の息子は、河童ちゃんが来てくれた3歳頃から
小学校低学年まで、本当によく遊んでいました。

あれは、小2の頃のことです。

夜、息子が布団の上で寝転がっていました。
しーんとしたり、笑ったり。しーんとしたり、笑ったり。

私「何してるの?」
息子「にらめっこしてるの」

にらめっこ?

私「どっちが勝ったの?」
息子「1勝1敗で、30回引き分けた」

ということは32回、にらめっこしたことになります。

私「いつの間に! 河童ちゃんってにらめっこ好きなんだ」
息子「うん、でもすぐにお互い同時に笑っちゃうから
   引き分けばっかりなの」
私「へ~」
息子「河童ちゃん、すぐ笑うからさ」

そういって、息子は布団の上でクスクス笑っていました。

あちらは兄弟姉妹がいっぱいです。
はてさてどんなふうににらめっこしてたんでしょう・・・。
視えない母は、想像して楽しんでいました。

今では、懐かしい思い出です。



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生きる意味
自分が今この時代、ここに生きている意味が一瞬にして分かることがある。

つい先日の私がそうだった。

ニポとの会話でそれが成された。

『お姉さんはタマラ・ヒーリングの伝授者の子たちを、育てなければならないの。
 人間を育てるって大変ね。でも、タマラ・ヒーリングを広めると決めたのは
 お姉さんだし、そこに手を貸す約束をしたのは私たちだから、
 進まない訳にはいかないでしょう。分かっているわよね!』

私が決めたこと・・・深い所に考えが至った途端、パズルのピースがはまるように、
私の目の前にあることの意味が、一瞬にして分かった。

私が「タマラ」である意味。

日本の海外の伝授者が、その人が伝授者である意味。

私が迎える転機の年の意味。

ニポたちとの約束、妖怪たちとの約束が成された意味。

何よりもこの時代である意味。

『その通りよ、分かったのね!
 決めたのはお姉さんよ、私たちはそれに付き合ってあげているの。
 約束を守って、約束を果たしているのよ。
 だから、お姉さんや伝授者の子たちが、自らやらなければならないの!』


私が理解した意味を、いつか知らせる時がくるのかもしれない。

私が私の生きる意味を理解したように、人間は求めれば自分の生きている意味を
理解し得る時が来るだろう。

生きることに意味がある。
人間には、必ず生きることに意味がある。
この意味は、自分で見つけ出せる。
人から教えてもらうものではなく、自分で見つけてこそ腑に落ちる、パズルがはまる。




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もうひとつの神話「トヨタマヒメとウガヤフキアエズノミコト 2 」
家を建て、日々の生活を始めた二人の周りには、いつしか多くの人々が集まり
徐々に村として、機能するようになりました。
二人がどこか自分たちとは違っていることを、
村に集まる人間たちは本能的に感じ取り、崇敬の念を持って接しています。

自分たちの周りに集まる人々に、トヨタマヒメもウガヤフキアエズノミコトも、
穏やかな笑みを浮かべて接しています。

相談事や争い事が持ち込まれれば、真剣に話を聞いて、
それぞれの意見を明確にしていきます。
感情が先立ち、苦悩や心配にさいなまれて方向を見失っていた人々は、
話をして本気で考えているうちに、
自分が何をしたいのか? どのようになりたいのか? 何の為に生まれてきたのか?
などに気付いたり、見つけたり探し出したりします。

自分で答えを出し、選択をしていきます。

多くの人々は、トヨタマヒメとウガヤフキアエズノミコトにより、
自分たちが人間として生まれてきた意味や、為すべきことがたくさんあること、
その為の努力や成長や感謝を持って、人生を過ごすことの大切さを知りました。

穏やかな日々にも、様々な病人が出ます。
怪我をして、運ばれてくる者もいます。

そのような時、トヨタマヒメは病人の患部に手を当て、
怪我をした箇所に手を置き「大丈夫ですよ。」と笑顔で話しかけます。
トヨタマヒメの優しい言葉と温かな両手に、人々は安心して我が身を委ねます。

『私はいつでも、手伝います。
 でも、治していくのはあなた自身ですよ。
 自分で治す気持ちを、しっかりと持ちなさい。
 そうすれば・・・ほらね、大丈夫でしょ!』

「アッ、本当だ!痛みがなくなった!
 ありがとうございます! ありがとうございます! 楽になりました。」

『良かったですね。
 あなたが自分で治していったのです。覚えておいて下さい。
 何でも、自分からする意識や意欲を持つことが、とても大切なことです。』

寿命が尽きて、旅立とうとする者もいます。

『お疲れ様でした。
 皆のなかにあなたがいます。皆があなたのことを、覚えています。
 あなたがやり残したことは、あとの者が引き継ぎます。
 立派にやってくれましたね。』

トヨタマヒメの優しく穏やかな言葉に、人々の旅立ちへの恐怖は薄れ、
生きてきたことに満足を見いだします。
人々はトヨタマヒメの握りしめる両手や、胸や頭に置かれた両手から注がれる
愛を感じ取り、安心して目を閉じます。

トヨタマヒメとウガヤフキアエズノミコトとの間に生まれた、多くの子供たちは、
しっかりと二人の意思を受け継ぎ、それぞれに住む土地を求めて、
希望に満ちて旅立って行きました。



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もうひとつの神話「トヨタマヒメとウガヤフキアエズノミコト 1 」
果てしなく広がる大海原を前にして、ひとりの女性がおっとりと立っています。
その目は何か期待を含んでいるように、果てない海の更なる向こうを見ています。
海から吹きつける風が、女性の髪をなびかせ、白い衣の裾を舞い上げます。
風に任せたまま立っていることを、女性は楽しんでいるようです。

やがて海の向こうに、かすかな光の点が現れました。
それを見つけた女性はちょっと息をのみ、わずかな笑みを浮かべます。

徐々に光は近づきます。
小さかった光が、だんだん大きさを増してきました。
女性の頬に浮かんだ笑みは、尚更に明るいものとなっています。

光と見えていたものは、近づくにつれ、白く光る龍の姿となって見えてきました。
ぐんぐん近づいてくると、ますます龍の姿は大きくなり、
その上に人が乗っているのが見えるようになりました。

女性は砂浜から後ずさり、松の木の所へと位置をずらします。
龍は軽やかに砂浜に降り立ちました。
龍の背に乗っていた男性が降りてきます。
柔和な顔立ちをした彼は、まっすぐに女性の元へと歩いてきました。

「トヨタマヒメだな。」
「トヨタマヒメ? 私の呼び名でございますね?」

「そうだ、トヨタマヒメと教えてもらった。」
「では今日からそのように・・・私のことはトヨタマヒメと・・・」

男性は軽く頷くと、白い紐を差し出しました。
トヨタマヒメは白い紐を受け取ると、自分の右手首に巻き付かせました。

「良いのか?」
「はい、一目見て、定めのままで良いと感じました。」

「そうか!嬉しいことだ!
 私も一目見て、定めをありがたいと感じた。
 私も左の手首に、この紐をいただこう。」

そう言うと、男性はトヨタマヒメの右手首とつながった白い紐を、
自分の左手首に巻き付けました。
白い紐は、二人の間で軽くたわんでいます。

「私の呼び名があるということは?」
「そうだ、我の呼び名も教えてもらった。
 ウガヤフキアエズノミコト、そう名乗れと・・・。」

「ウガヤフキアエズノミコト、定められし我が夫。」
「トヨタマヒメ、定められし我が妻。」

「我らの定めは、お互いに嬉しいことであったな。」
「本当に・・・。
 定めに間違いはないと思っておりましたが、このように現実のものとなり、
 喜びで迎えられることは、このうえない感謝でございます。」

手を取り合った二人は、お互いに見つめ合い微笑み合いました。




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生きることを喜ぶ
生きることを喜ぶ「癖」をつけることだ。
小さなことにも、ささやかなことにも、ふとした一言にも喜びを見つける、
そんな癖を身につけることだ。

誰かの「ありがとう!」が心に響く、誰かが向けてくれた笑顔が嬉しい、
晴れた朝の深呼吸に生きていることを感じる、
小さな花に自然の優しさを感じたり、動物の動きに命を感じたりする、
そんな「癖」を付けることだ。

喜びや親しみや嬉しさや優しさは、時として生きていく原動力となる。

何もない、誰もいないと思う時ほど小さなことに「ありがとう!」と言ってみる。
自分が誰かに伝える「ありがとう!」の言葉は、自分が生きようとする力になる。

小さくてもささやかでも続けていると、
必ず自分で用意をしておいた、約束をしておいた誰かに会う、出来事に会う、
なぜなら自ら生きようとする力に我らも手を貸すからだ。

人間が自ら動いてこそ、人間が自ら求めてこそ我らは力を貸せるからだ。

「試練は神の与えたものだ」

そう思うのなら、尚更に動くことだ、生きることだ。
試練は乗り越えられる力も出会いも自分で用意するからこそ、我らも力を貸せる。
人が生き抜くための力を貸せる。

我らが喜ぶのは、人が人として生きて成長をすることだ。
どんなに遅々とした成長が続いても、ある時、全速力になるかもしれない。
人間の成長は頑張れば間に合うものだ。

試練を乗り越えるのは自分の喜びとなり成長となり、
お前が生きる姿を視る我らの喜びとなる。


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7
西暦2000年に、私の前に見えない世界の扉が開かれた。
少しずつ見えない世界と私の交流が始まった。

平凡な主婦であった私が見えない世界と交流をするのは、大いに戸惑うものだった。

「なんで私なの?」

『姉が自分で決めてきたことだ。』

「そんなの覚えていない! 私の望んでいたことではないよ!」

『今の姉の意識ではそうだろう。
 姉は覚えてもおらぬし、このように交流したいとも思っていなかったからな。』

「だったら・・・止めてもいいでしょう。
 今の私がやりたいことではないもの。自分で選んでもいいんでしょう!
 見えない世界と交流したい人って、他にもたくさんいるんじゃないの?」

『確かにおる。我らの力を借りたがったり、願ったり、請うたりする者もおる。』

「だったら、その人たちにさせたらいいじゃない!」

『そういう訳にはいかない。
 約束のない者とは交流もできぬし、約束がないから力を貸すこともできない。』

「だって・・・でもぉ・・・」

私の抵抗は数ヶ月続いた、そしてやっと自分のこととして認めることができた。

2001年になってやっと前を向いた私に向けて、伝えられた一言がある。

『7年だな。7年たったら姉は変わる。』


そして、今年は2008年。
すっかり忘れていた言葉を、私は突然思い出した。

7年たったんだ・・・。
今年は転機の年、あの時に言われていたように今、私は変わりつつあるのだろう。





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生きていればこそ!
人の人生は、そもそも自分で生まれる前にプログラムをしてくるものだ。
歩く道はひとつではなく、多数に渡り多岐にわたり作ってある。
その中から、ひとつひとつを選択しながら生きていく。

自分で人生の設計をするのだから、生きていく上での自分に対する疑問や質問に
対しての答えも、必ず用意をしてある。
試練となる出来事に対しても、自分の助けになる人や出来事を用意しているものだ。

自分で作り上げる人生だからこそ、設計図も必ず自分で生き抜くように作り上げている。

たとえ挫折を味わうとしても、それは自分の経験や体験としてであり、そこから
成長をすることや、豊かな人となるための糧となるものとしてある。

「何もない・・・誰もいない・・・」

人間だから、艱難辛苦が続けばそう思うことがあるかもしれない。
しかし、そこには必ず支えたり救ったり、サポートをする人やものや出来事や
エネルギーを、自分で用意してある。

生き抜くことこそ、生まれてきた意味がある。

意味があるからこそ自分の周りを見回してほしい。
用意してきた出会う人や知恵や、解決に向かう出来事やエネルギーを探してほしい。

作られた人生プログラムの中に、自分の為の答えや出来事や、エネルギーや出会う人を
用意していない場合は、霊界において審議される際に却下される。

人の人生は成長のためのものであり、数え切れないくらいの経験や体験をするもの
であるからこそ、用意周到な人生設計となっている。

見えない世界は人の為に必要な力を貸したり、見守ったり、手配をする。
それらも全て人間の人生設計があるからこそだ。

人間なら、誰ひとりとして例外はいない。
自ら死を考えるときにこそ、自分の周囲を見回してほしい。
見回すことは自分から動くことだ。動くことが生きる力となる。

「生きる力」それを伝える者もいる。
自分にとっての「生きる力」を伝えてくれる者を探せ。
そして、自分で決めた最期の時まで生き抜くことだ!


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

いつも読んでくださり、ありがとうございます。

2月8日から13日まで、留守にします。

コメントやメールや電話は、14日からになります。

どうぞ、良き日々をお過ごしください。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

メルマガ 「人生相談 あかね雲」を発行しています。
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どこを視ている?
昨日のヤが長から叱られた話は、思いがけずあちこちにちょっと苦い頷きを与えたようだ。
ヤの話に気付かされた・・・との話や、メールが相次いだ。

思うだけで行動に繋げていない人の、なんとたくさんいることか、時には私も含めて。
そう思いながらメールの返信を書いていたときに、声をかけられた。

『姉よ、もうひとつあるだろう。』

もうひとつですか?

『人間が意識をすれば、もっと気付きやすく分かりやすくなると言う事だ。』

意識をすれば・・・ですか?

『そうだ、人間ははっきり意識をするかどうかで、今も未来も変わってくるのだ。』

意識をすることで変わってくるのですか?

『ウム、意識をすると言うことは、そこに向けての思いが確実なものになり、
 やることが明確になるからだ。それを掴めるかどうかと言うことだな。』

『姉はどこを視ている?』

私は世界を視ています。
私は自分の役目として、タマラ・ヒーリングを世界に広めていきます。
その役目を全うするために、世界を視ています。

『その通りだ、姉は自分の役目を成し遂げるために、世界を視ている。』

私はしっかりと大きな方を視て、頷いていた。

『姉が世界を視て意識を明確にすることによって、何が違ってくる?』

私が世界を視ることによって、世界に広めるためには今何をしたら良いのか、
私は何をしたいのか、何ができるのかと言うことが分かってきます。

『なぜ、それが分かる?』

考えているからです。
何ができるのだろう? 何が足りないのだろう? 広めるためにはどうしたら良いのか?
何を考えても、いつも根底にあるのはタマラ・ヒーリングだから、いつもその為には
と言うところから考えています。

車を運転している時や、自転車に乗っているときなどに、良く分かります。
運転をしている時も、自転車に乗っている時も、目線は常に遠くにあります。
言わば、自然と目的地を思い描き、無意識のうちにそこを視ています。
遠くに目線があるからこそ、その途中にある建物や信号や人間が自然と目に入ってきます。

目に入ってくるからこそ、その事態に対処できます。
今は何をしたら良いかと言うことが分かります。
そういうことなんですよね!

『そう言うことだ。
 たとえ今すぐにはそこに辿り着かなくても、自分が何をしたいのかをはっきり
 分かっていれば、そこに向けて進むための行動ができる。
 人間の思いとは強いものだ、はっきりとすればするほど、実現に向けて動いていく。』

人間の思いですか?

『我らは人間の思いの強さを良く知っている。
 それと知らず、己を自ら見くびっているのも人間だな。』

ワッ、それってイヤです!

『そうだろう。
 ならば己を見くびらず卑下せず否定せず、意識をするように考えることだな。』

はい!




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叱られた ヤ。
カマイタチのヤは、何だかちょっと情けなさそうな顔をしている。

どうしたの? 楽しかったと話していたじゃない。

『そうなんだけど・・・実は長に叱られた。』

長に叱られた? 何をどうして叱られたの?

『いや・・・何もしなかったから・・・』

何もしないで叱られたと言うのは?

『うん、オレの癖が出たんだ。』

ヤは少々引っ込み思案のところがある。
だから、いつの間にか留守番が多くなってしまうのだけど・・・。

『長の所は忙しいから、いろんな仕事があるんだ。
 でも、オレはついつい・・・誰かやるだろう・・・いつかやるだろう
 と思ってしまって、手伝う気持もやろうとする気持もあるんだけど、
 結局は手を出さない、手伝わないで済ませていたんだ。』

ヤは居心地が悪そうに身体を動かしている。

『それで長から、言われなければやらないのは、本当の手伝いにはならない。
 いくら気持があったとしても、行動に移さなければ誰にも何も分からない。
 姉の所でも同じようだったら、お前は役に立たないと言われた・・・。』

そうだったの。私はいつもヤのことを視ているわけではない。
だからヤの行動がどのようなものなのかを、ちゃんと把握しているわけではない。
見えない世界のことは、見えない世界のこととして任せてある。

ヤは他の誰かからも言われたことがあるの?

『実はあるんだ、時々カクも文句を言うことがある。
 オレばかりにやらせるな・・・と言われることがある。』

ヘェ・・・そうなんだ。
カクの方が仕事をしているのかなぁ?

『そこのところは微妙だけど、カクの方が動きが先だから・・・。』

なるほどね、カクの方がせっかちだものね。
それで、ヤはどうしたの?

『言われて反省したよ。
 やっぱり自分から動かなければ分からないって、自分にもわからないし、
 周りの誰も、オレが実はやろうと思っていたなんて分からないってね。
 やってこそ分かるんだと実感したよ。』

それで長には何て言ったの?

『素直に謝ったら、許してくれた。
 それからは自分で何かを見つけて動くことにしたよ。』

そうなんだ、ヤはえらいね!

『いつも、何があるんだ、何ができるんだと考えていたら、案外できることが
 多いと分かったんだ。長に言ったら、いつも考えるようになったから、自分の
 することやできることがわかってきたな・・・と言われた。』

オレ・・・考えてなかったんだ・・・と改めて言うヤの言葉が、私の心に残った。

それは、私にも言えることなんだよね。
いい話ができたよ、ありがとう ヤ!


:::::タマラ・ヒーリング、ワークショップのお知らせ::::::::    

   
 タマラ・ヒーリングは、自ら変わる力を引き出し、なりたい自分に変わっていきます。

 目標を掴み、希望を叶えるサポートの力となります。

 これからの自分の人生を大切に生きたい 楽しみたい 成長をしたい人の力になります。!

2008年は転機の年です。。
チャンスを自分の手にするかしないかは、あなた次第です。
この1年を どう過ごすのか、過ごしたいのか。

自分のために、家族のために、大切な人のために、ただ思っていたり考えたり不安に
なったりするだけではなく、しっかりとサポートできるのが、タマラ・ヒーリングです。

たくさんのタマラヒーラーさんたちは、自分の人生のサポートとして、生活の中の細かな
ことや、大きな目標に向かって、愛と癒しと希望を叶えるタマラのエネルギーを使っています。

ぜひ、タマラ・ヒーリングを体験してください。
タマラヒーラーさんたちと触れ合ってください。
きっとあなたのお役に立つと思います。

【日時】2月17日(日)10時~17時(9:30受付開始)

【場所】クレオ大阪北(阪急「淡路」駅~徒歩10分)

【参加費】一般 5000円/タマラ・ヒーリング会員 4000円

【申込】タマラ・ヒーリング協会へお申込み下さい。
    当日参加もOKです。
 http://www.itha-japan.sakura.ne.jp/schedule.html

【交通】大阪・梅田・新大阪から電車で約10分です。 
   大阪・梅田~:阪急京都線・千里線(堺筋線乗入)
          に乗ってください。
   新大阪~:御堂筋線「西中島南方」駅で
        阪急京都線(北千里行き)乗換です。

≪お願い≫
★昼食 :飲物含め、ご自身でご持参ください。
     ごみは、お持帰りください。

★お子様:同伴人数と年齢を、お知らせ下さい。
     お子様のお世話はご父兄でお願いします。
   


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会話
トトン・・・軽い音がした。

『ただいま~』

おかえり~、楽しかった~?

『うん、楽しかったよ~♪』

いっぱい会ってきた?

『うん、いっぱい会ってきた!
 いっぱい話して、いっぱい見てきたよ!』

良かったね♪ みんな変わりはなかった?

『みんな元気だったよ。
 姉さんに会いたいって、みんな言ってたよ。
 今度、姉さんが行くんだって? みんなすごく楽しみにしているよ!』

そう? 楽しみにしていてくれるんだ!

『そうだよ。
 なかなかここまで来られないものもいるからな。
 ジジやババなんてここまでは来られないだろ。
 でも、姉さんには会いたいって言ってるから、すごく楽しみにしているよ。』

そうなんだ、私を待っていてくれるって嬉しい!
私と会ったものもいるの?

『いるよ、たくさんいるよ。』

うーん、でも私は覚えていないし、申し訳ないよね。

『そんなこと気にしなくて大丈夫だよ。
 オレたち妖怪と人間の違いは、みんな分かっているから大丈夫だよ。
 姉さんが覚えていなくても、オレたちの中にはちゃんと姉さんとの思い出が
 あるから、オレたちで話してあげるよ。それならいいだろ?』

え~、私との思い出を話してくれるの?
ワァ、どんな話があるのかな? すっごく楽しみになってきた!


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配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000257272.html


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平日の祈り
読者の方から、質問が来たんだけど・・・。

『いいよ、何を聞きたいの?』

初詣のことを書いた時に、祈りや願いや決意を書き留める書記のことを書いたでしょう。

『うん、書いたね。』

あのように書き留めるのは、初詣の時だけなのですか?
他の日に祈ったり決意を言うのは、どうなりますか? との質問です。

『他の日でも本物の祈りや決意は、ちゃんと書きとめられるよ。』

やはり、あのようにズラッと並んで書き留めるの?

『いや、そうではないよ。
 正月には初詣で、他の日にはないほど大勢の人たちが来るでしょう。
 言わば儀式のようなものだよ。正月なればこその儀式だね。』

正月だけなんだ・・・。

『正月だけとは言えないよ。
 一度に大勢の人間が神社やお寺に向けて動くとき、こちらでも合わせるんだよ。』

あー、嬉しい! そうなのね!

ところで、見えない世界でのお正月って、何日までを言うのかな?

『うーん、あまり時間とか日にちでは考えないからね。
 おおよそ人間の正月の意味に合わせるよ。』

人間で言えば、松の内・・・と言うところになるのかな。

『うん、それくらいだと考えれば良いと思う。
 でもね、神社やお寺によって違うよ。人が多く詣でるほど書記も多い。』

あぁ、人間の数に合わせているということ?

『そうだね、少なければ土地神さんや受け持ちの方で足りるし、いつもは
 土地神さんたちがやっているのだから、充分に足りるよ。』

大きな神社や有名な神社だと初詣が多いから、それに合わせて見えない世界も
動いてくれるのね。

『そこは、人間の都合に合わせると考えていいよ。』

神社に行かなければ、書き留めてもらえないの?

『そんなことはないよ。
 いつでもどこでも、本物の祈りや決意なら、ちゃんと書きとめて手配をするよ。』

そうなんだ・・・神社やお寺に行かなくてもいいのね。

『海外には、神社やお寺のない国もあるでしょう。』

本当に! その通りよね、神社やお寺に限ったら、とても不公平になるよね。

『そうだよ、人間の本物の祈りや決意は、必ずお手配をするようになっているよ。
 海外でも人種でも宗教でも、まったく関係ないんだ。
 全ての人間のためにやることだよ。ただ本当に活かすかどうかは、その人次第だね。』

祈ったり決意をしたりするのだったら、やはり実行しなくちゃね!
実行してこそのお手配ね!

『そうだよ、祈りや決意に応じて手配をするのだから、活かしてほしいね。』




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幽霊と浄霊
少し前のブログに、幽霊のことを仏さんに教えてもらってを書いたことがある。

幽霊は視える人には、自分を見せたいような姿で視せることもできると・・・。

ワァ・・・似せて視せることができるのですか?

『本物の霊能者なら、どんなに霊がごまかそうとしても見破ってしまう。
 だから、似せて視せてもわかってしまうがな・・・。』

本物でなければ?

『幽霊が視せたいように、視てしまうだろう。』

たとえば・・・

『亡くなった人への思いが強かったり、供養をしたいと思っていたりすると、
 そばにいる浮遊霊が記憶を読み取り、その人に似せて視せることがある。』

わぁ、大切な人が側に居るとなると、何とか成仏してほしいと思いますよ。

『そうだ、人間の心理をつくのだな。
 浮遊霊は冷たく暗い幽界にいるよりも、何とかして成仏させてほしいと願うのだろう。』

かわいそうに・・・苦しいんだろうなぁ。
でもね、その人は自分が視たものは、そのまま信じるしかないですよね。

『そうだ。証拠のあるわけではなし、証明できるものでもない。
 人間には自分の視ることのできるレベルのことを、知ることも認める
 ことも難しいかもしれない。自分の力を過大評価したがるのも人間だ。』

何だか・・・危ない気もするのだけれど・・・。

『その通りだ。』

危ないことを、教えてください。

『一番危ないのは、本人に浄化や浄霊をする力がないのに、自分や周囲の
 思い込みによって、浄化や浄霊をしようとすることだ。』

どう危ないのですか?

『すぐに肉体が損なわれるようであれば、その者も気付くだろうが・・・。
 浄化や浄霊は陰のエネルギーを使う。しかし、本物でなければ浄化できる
 ような陰のエネルギーを持って生まれていない。』

浄化や浄霊をするための陰のエネルギー、それは持って生まれたものですか?

『そうだ。持って生まれたもの、浄化の能力を持って生まれた者でなければ
 浄霊はできない。これはDNAの中に組み込まれている能力でもある。』

その能力がなければ・・・。

『能力がないのに思い込みや勘違いで浄化をすれば、人間の霊体を損なうことになる。』

霊体を損なうのですか? 霊体を損なうことによって、肉体にも影響が出てきますか?

『もちろんだ。霊体は少々損なっても、しっかりとエネルギー補給をしていれば
 やがては回復していくものだ。しかし、損なうところが多くなったり、エネルギー
 補給ができないままだと、肉体的なところで影響が出てしまう。』

それって・・・病気になったりするのですか?





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真実とは・・・
真実とは・・・わかりやすいものだ

真実とは・・・シンプルなものだ

真実とは・・・きらびやかなものではない

真実とは・・・センセーショナルなものではない

真実とは・・・納得できるものだ

真実とは・・・簡単な言葉で伝えられるものだ



しかし、人間は真実を難しいものにしたがる





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気付いてほしい
ある日のこと、ゴン・・・と音がした。

『姉よ、人間は なかなかに気付こうとせぬな~ 』

仏さん、何かあったのですか?

『自分のことなのに、なかなかに気付こうとせぬな~。
 気付きとうないのかもしれんが、気付かぬのは己の不幸だ。』

気付かない人間が多いということですか?

『寺にな、人間が来る。
 祈りに来る。自分の願いを叶えてくれと言ってくる。』

はい、まだまだ神社やお寺で願い事を祈る人は多いです。

『それを悪いとは言わない。
 祈ったことにより、自ら努力をしようとする人間もあるからな。』

やっぱり仏さん、祈る人間の未来をちゃんと視てくれている。

『寺に来る人間が真剣なら、我らは祈りの内容に関して、ヒントやきっかけを
 与えている。ヒントやきっかけがあれば、人間は自ら進めるものだからな。』

仏さんは、縁あってお寺に来る人間の祈りに応えているのですね。

『必要なことに応えるのも、我らの役目だからな。
 ただなぁ、祈っただけ、拝んだだけで満足をしてしまう人間が多い。』

仏さんは苦笑している。

『祈って拝んで満足をして、そこで止めてしまうのだ。
 祈ったから、拝んだから・・・とそこで終わりにして、その後がない。
 人間が自ら動いてこそ、祈りは叶うものだと言うことに、気付かないようだ。』

あぁ、そういうことですね。
私は、残念ながらありがちなことだと思った。

『人間が気付いて自ら動かなければ、我らも力の貸しようがない。
 早く人間が気付けばなぁ・・・人間は動いてこそ、本当の力が出るものだ!』

仏さん、それが言いたかったのですね!
伝えます。



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プロフィール

あかね雲

Author:あかね雲
私が触れた不思議な世界と、ご縁のあった出来事などを気の向くままに書いていきます。

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