あかね雲 〜生きる意味〜
不思議な世界行ったり来たり???
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人生の試練
人生は良いことばかりが続くようには、設計されていない。
そして、悪いことばかりが続くようにも、設計されていない。
人生の設計図には、山も谷も用意されている。

人間として成長するための試練が用意されている。

「大杉のおじいちゃん、人間の試練は神が与えるものと言われていることがあるけど、
 それに関してはどういうことなのか・・・教えてください。」

『神々が人間に試練を与えることはない。
 試練は霊界において人生設計を立てる時に、自分で決めることだ。』

「生まれる前、魂の時に自分で決めてくるということね。」

『そうだ、自分で試練を決めるから、試練を乗り越える力も出会いも自分で用意できる
 もしも神々が試練を与えるものならば、我らがずっと人間の面倒を見なければならない。
 我らが面倒を見ているようでは、人間が自ら成長しようとする努力をなくさせるだけ
 ではないか。人間の人生はあくまでも人間自身のものだ。
 人間が試練を乗り越えることを、我らは見守るだけだ。』

「そう言うことね・・・。
 でも、神が試練を与えていると思っている人たちは、世界中にたくさん居ると思う。
 宗教でも、そう教えていることがあるから・・・。」

『神が試練を与えていると思う方が、楽な気持でいられることもあるのだろう。
 自分で決めていないから、試練から逃げる言い訳にもなる。
 また、神が与えたのは自分に乗り越える力があるからだと、努力をすることもある。
 与えられた試練を乗り越えれば、神が乗り越えた努力を認めると言う様なこともな。
 試練を乗り越えれば、その喜びを感謝の言葉で神に伝えることもある。
 我らは見守ることと、目的や目標や希望を叶えるための手配をする。
 試練が目標や目的の達成や、手配をしたことに繋がるならば、我らも感謝を受けよう。』

「試練は苦しみかしらね。」
『試練をただ苦しみととるのか、自分の成長のための学びや努力ととるのか・・・。
 その時々の受け取り方や考え方で、感じるものが変わるだろう。』

「試練を決める元になるものは、やはりあるのでしょう?」
『それはあるな。
 前の人生において、やると決めていたのにやってこなかったこと。
 乗り越えると決めていたのに、逃げてしまったこと。
 前の人生においての ツケ とも言えるだろう。
 全ては自分のやってきたこと、やってこなかったことの結果だよ。』

ツケ・・・ふーん、神々もこの言葉を使うんだ・・・私がそう思ったのが分かったのだろう。
大杉のおじいちゃんは ニヤリ と笑っていた。




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人間の持つ闇と作る闇
私の心の中にある闇、自分が不機嫌になったり怒ったり妬んだり、怠惰になったときに
あることを感じてしまう闇。

闇について考えていた時に、教えてもらったことがある。

「大杉のおじいちゃん、私の心の中にも闇があるでしょう。
 闇がなければ、もっと楽に生きられるかもしれないと思うことがあるんだけど・・・。」

『人間の心の中にある闇は、本来は負の感情を表す透明な闇だ。
 悲しみや怒りや恨み、妬みや嫉み辛さや寂しさなど、マイナスのエネルギーを持つ透明な闇だ。
 人間の感情には、決して欠かすことが出来ないものだ。』

「そうなんだ・・・。
 喜びや楽しみや愛などのプラスの感情、それで生きていければ楽だし幸せなんじゃないか
 なと思うんだけど、そうはいかないということね。」

『喜びや楽しみを知るには、反対のマイナスの感情が必要だよ。
 マイナスの感情があるから、プラスの感情をより知ろうとするし、より感じることができる。』

うんうん、そうだよね、マイナスの感情で落ち込むから、そこから這い上がろうとして努力を
する、それがプラスになるというものね。努力はプラスの行動であり感情なんだ・・・。

「おじいちゃん、これまでにも神話などで人間の創る闇が溜まってしまう・・・という話を
 聞いたことがあるんだけど、それは透明な闇とは違うの?」

『あぁ、まったく違うものでもあるよ。
 人間の感情として表す闇は透明な闇であり、マイナスのエネルギーではあるが、その時の
 感情として発散してしまえば、透明な闇のエネルギーのままなので地球が浄化できる。』

人間の感情はなくてはならないもの。
人間が人間である所以でもある。

幼い頃には気持と考えと感情が同じであり、感じるままに気持のままに素直に表現している。
しかし、長じるにつれてマイナスの感情を隠したり、無いものとしたり、蓋をしたり、
時には忘れようとすることさえある。

心の奥底に溜め込んだり閉じ込めたりする、本来は透明な闇のエネルギー。
良い子や良い人でいようとする、嫌われたくない気持、気持をごまかして自分にさえ
分からなくしてしまう。

そのようなことが長く続くと、透明な闇であったものがドロドロと濁ったエネルギーに
変化をして、心の奥底にヘドロとして溜まってしまう。

心の奥底に溜めたものは、知らず言葉や行動に乗って出てくることがある。
本来は外に出そうとする力が働くので、汚れた闇が外に出てしまうのだ。

ヘドロのように汚れた闇は、空気中にあるエネルギーでは浄化できなくなる。
人間の心の奥底に溜まったマイナスエネルギーが塊となったとき、外に出た闇の
エネルギーは浄化されないまま溜まり続け、やがては大きな闇の塊となってしまう。

「闇のエネルギーが塊になると、何か人間に悪影響を及ぼすこともあるの?」

『それはあるぞ、それが大きいのだ。
 知っても知らなくても闇のエネルギーに触れたり取り込んだりしていると、生き方や
 考え方がネガティブとなり、成長が止まってしまうのだ。』

成長が止まるなんて、人間として怖いものがある。
生きている間はどのような事があろうとも、最後まで成長を続けるのが生まれた目的だ。

『どのような感情も自分の感情だ。だからこそ大切にするべきだ。
 感情を感じて知って認めていれば、心の闇はずっと透明なままであり、汚すことはない。』


心の闇を透明なままに保つのも、沈めて押し込んで閉じ込めて汚すのも、全ては自分次第
自分自身なのだと知った。




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心をこめて
23日に福岡で、私の友人taeさんの主催するパーティに出席してきた。
パーティのドレスコードは、ピンク 青 海 を感じさせるもの。

めったにパーティに出席することのない私と仲間たち。
洋服を用意するときから、ワクワクしていた。

当日は普段のパンツをスカートやドレスや着物に替え、メイクもちょっと華やかにして
迎えのタクシーに乗る。

お互いに女らしく変身?した姿を誉めあう(^^)
うーん、なかなか良いものです!

前日のこと、タルちゃんにパーティに行くことを話していた。

『パーティ? いいね!
 ボクたちも行って良いのかな?』
「もちろん(taeさんごめん)、だって私と一緒に行くんでしょう。
 一緒に行って楽しもうよ!」

『そうだね、美味しいものもあるようだし・・・』

と言うことで、当日は目には見えないけれどタルちゃんたちも一緒に来ている。

タルちゃんや他の方たちも、ワインがすっかりお気に召したようだ。

人間が美味しいと感じるものは、タルちゃんたちも美味しいと言う。
特に料理や手作りのお菓子に関しては、料理をしたり作ったりする人の心がこもる。
それは素敵なエネルギーとなり、美味しいエネルギーとなる。

タルちゃんたちが何人もいるので、taeさんの料理と共に、パーティの場はすっかり
高いエネルギーに満たされ、多くの人たちが満足そうな笑顔、幸せそうな笑顔になっている。

タルちゃんたちもtaeさんたちの作る美味しい料理に、すっかり満足したようだ。


パーティが終わり、taeさんたちはホテルに私を訪ねてきてくれた。

話をしている間、タルちゃんたちはtaeさんの料理を誉めて輝き続けていた。


何かを作る、話しをする、心がこもれば一生懸命になれば、そこに素晴らしいエネルギーが
生じることを、改めて思うひとときだった。



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真と偽
ひとつの言葉として 知らせる

やがて 世の中が騒然としてこよう

善と悪が入り乱れ 光と闇の闘いが 様々なところに影響を及ぼす

その中で翻弄されないように 自分自身をしっかりと保て

様々な情報が増える

その中から 真偽を見極めることが必要となる

真偽を知るには 自分の本心を知ることが必要だ

真の言葉を聞く者 多し

偽の言葉を言う者も また多し

偽の言葉に惑わされること なかれ 

人の魂は そもそも真偽を知るものだ

自分の感じるままに 自分の感情のままに 受け止めよ

人の言葉に 操られること なかれ

真偽を見極めるには 思考に頼るより心に感じるものとせよ 




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守護霊について
夜も遅くなって帰宅する息子、ふと息子に語りかけた。

「仕事は忙しいの? 人間関係はどう? 来年は彼女との夏を楽しめると良いね!」
と伝えると、彼女いない歴更新中の息子はただ笑っている。

私は思わず息子の守護霊さんに
「この子の、パートナーとの出会いをお願いします!」
と頼んでいた。


守護霊さんは魂が人として転生してくる時に、生まれると同時に付いてくれる。

現世とは、魂だけでは経験ができない、肉体を持った人間としてでなければできない、
様々な経験や体験をして成長をする、修行の場となっている。

魂は人として転生する前、霊界に居る時に長い時間をかけて、その時々の岐路において、
幾つもの選択肢を用意した人生設計を立てる。
誰を両親として、誰を兄弟として生まれ、どのような目的を持って、どのような人生を
送るのか、男性なのか女性なのか、全てにおいて様々な計画を立てる。
目的に合った血筋を選び、目標に向かいやすい環境を整えることも含まれている。

それまでの前世で過ごして来た人生を振り返り、やり残したことを宿題(カルマ)として、
まず人生の中に繰り込む。前世においての宿題が多ければ、それをこなすだけの人間関係を
設定したり、苦労を設定して乗り越えることにより人間としての成長をはかる。

転生をする人生に於いて、「何をやりたいか!」その目標を決める。
様々な仕事であったり、生き方であったり、芸術やスポーツや活動であったりもする。
中には「愛を知る為」というような事もある。

それまでの人生で、本当の愛を知り得なかったり、裏切られたりしたことのある人が、
自分の幸せを、ただ愛を知ることに、愛を求め愛を与えることに決めることもある。

人生設計が決まると、自分の生まれる両親の血筋から、その先祖であった人達に出会う。
そこで、大勢のご先祖の中から、自分の性格に似ている人、また自分の人生の目標や、
生き方に力を貸してくれる人、同じ様な生き方をしてきた人などを探す。

守護霊となるのは、霊界でそれなりの時間を過ごして、自分の人生の反省などを済ませ、
アドバイスをする力をつけた魂だ。反省を済ませていない魂は、まだ守護霊となる力がない。
したがって、数百年以上前の遠いご先祖が、守護霊となる。

身近に居て可愛がってくれた、亡くなったおじいさんおばあさんなどが、守護霊として
付くことはない。その方たちは霊界から見守っている。

目的にあったひとり、協力をしてくれるご先祖さんに出会ったら、そこで自分の「守護霊」
として、付いてくれるように頼みに行く。
話し合いの結果お互いに納得をしたら、そこで守護霊としての約束ができる。

守護霊さんは、その人が生まれた時から亡くなるまで、終生離れることなく、ずっと付いて
いてくれる。途中で入れ替わったりすることはない。
守護霊さんとは、霊界において厳然とした魂同士の約束をかわしてる。
この世に居る人間が勝手に替えたり、付けたり離したりすることはできない。

その人の人生設計や目的を知っている守護霊さんは、ただ見守っていることも多いのだが、
生き方や考え方、選択の仕方などについて、必要な時には様々な導きや注意などの、
メッセージを送ってくる。
送られた人は、それを第六感や直感や、閃きなどとして知ったり感じたり受け取ったりする。

あなたの第六感、直感や閃き、湧き上がる感情などを、ぜひ素直にそのまま受け取ってほしい。
とんでもないことや、考えられないようなこととして思っても、まずはその事を受け取り、
それから意味すること、その中に含まれていることを考えると良い。

守護霊さんの存在を知ったら、感謝したい。
何も言わずとも、守護霊さんはその役目を果たしてくれるが、そこに感謝をする心があれば、
きっと喜んでくれる。通じ合うことも多くなるかもしれない。




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おばあさんと小坊主
近頃は留守がちで、私は花壇の手入れを怠っている。
時間のできた私はやっと、伸びほうだいだった草を抜き始めた。

『姉さん、その花はもう終わりだよ。
 根っこも一緒に抜いてあげて。たくさん咲いてくれたからね。』

私が留守で花壇の手入れができなくても、妖怪たちは交代で様子を見に来てくれていた。
どの花がどのように咲いていたのかを、彼らはずっと見守っていた。

「私が見られない花もあったけど、良く咲いてくれたのね。」
『そうだよ。
 どの花も一生懸命に咲いていたよ。』

『そうだ、姉さん。
お寺で修行をしている小坊主の話しって、知っている?』
「ううん、知らないなぁ。
 小坊主って、妖怪の仲間の小坊主のこと?
 うんうん、その話を聞きたい! チョコレートがあるけど・・・」

妖怪たちは話したいのとチョコレートを目当てに、わさわさと家の中に入ってきた。
ハワイで買ってきたチョコレートに、妖怪たちの手が伸びる。

「ねぇ、小坊主って、やはり白い着物に黒い衣なの?」
『そうだよ、人間と同じ格好をしているんだ。
 小坊主はそれを楽しんでいるよ。』

ひとりがニヤニヤしながら、内緒話しのように顔を寄せてくる。

『それがな、時々和尚さんの金襴の衣を真似するんだ。
 和尚さんが留守の時に、まったく同じような金襴の袈裟を着て本堂に座ったりするんだ。』
「アハハ・・・やっぱり金襴の袈裟を着てみたいのね。
 でも、人間には見えないんだから良いんじゃないの?」

それが、そうでもなかったらしい・・・。

ある日、和尚さんが村人に頼まれて法事で出掛けた時のことだという。
村で一番の年寄りのおばあさんがお寺を訪ねて来た。
おばあさんは耳も遠く、目も少々かすんでいるようだ。
しかし、生活に不自由するわけではなく、生まれて育った所だから何がどこにあり、
どこを歩けば良いのかなどは熟知している。

おばあさんは、ぼちぼちと杖をつきながら歩いて本堂に上がってくる。

小坊主は和尚さんの留守を良いことに、金襴の袈裟を身につけていつしか覚えたお経を唱えている。
小坊主の気分はすっかり和尚さん、声を張り上げていい気持でお経を唱え、鈴を鳴らしている。
小坊主は、おばあさんが本堂に上がってきたのを知らなかった。
覚えていたお経を唱え終わり、鈴を鳴らしてお数珠をもんで、頭を下げてお経を終わりにした。

「なんまんだぶつ・・・」

思いがけないおばあさんの声を聞いて、小坊主はギョッとして振り返った。
そこにはおばあさんが目を閉じて、合掌して小声で繰り返している。
小坊主は動くに動けず、おばあさんに声もかけられず、冷や汗をかきながらじっと座っているしかなかった。

「和尚さん、今日は何だか声が若いように聞こえますなぁ・・・」
『あ・・あぁ、そうじゃな。今日は天気が良い。
 風が爽やかじゃ。それで声が通るのじゃろう。』

おばあさんはニコニコしながら頷いている。

「和尚さん、今日は金襴の袈裟を付けとるが、何かありますのか。」
『あ、あぁ、今日は風が吹くから袈裟も風に当てようと思ってな、着てみたんじゃ。』

「和尚さん、今日は何だかいつもよりちいっと和尚さんが小さく見えるようじゃが・・・」
『そ、そうかな・・・そう言えば今日は座布団を敷いていないからかな。』

「座布団をどうしましたか。」
『いや、天気も良いし風も吹く。外に干してある。』

「あれ、替えの座布団はありませんのか。」
『勿体ない、替えの座布団などはいりませんよ。』

「それはいけません。
 和尚さんはお寺にや村人にとっては大切なお人です。
 私が座布団を縫いましょう。年はとってもまだまだ縫えますからな。」
『いやいや、ご心配にはおよびませんよ。
 私はこのままで平気です。』

小坊主はおばあさんの親切心に、すっかり困ってしまった。

おばあさんは和尚さんと話せて良かったと言いながら、笑顔で帰っていった。

元の姿に戻った小坊主は、いなくなったおばあさんに向かって何度も何度も頭を下げている。


後日、おばあさんの孫の若者によって、ふかふかの大座布団がお寺に届けられた。

「うちのばあさんが和尚さんとゆっくり話せたと、喜んでいました。
 約束した座布団ができたので、持ってきました。
 どうぞ、使ってください。ばあさんが丹精込めて縫った座布団です。」

身に覚えのない和尚さんは面食らったが、せっかくのおばあさんの心遣い。
ふわふわの大座布団を、ありがたく頂戴することにした。

「はて? 誰かがわしの代わりにおばあさんと話したのかな? 誰じゃ?」

和尚さんには見えないのに何となく隠れていた小坊主は、思わず首をすくめていた。


小坊主は、おばあさんの家にすっ飛んで行った。
見るとおばあさんは陽のあたる敷石に腰掛けて、ウツラウツラしている。
小坊主はおばあさんに近付くと、耳元でそっと囁いた。

『おばあさん、ふわふわの大座布団をしっかりいただきましたよ。
 どうもありがとう! 使わせてもらいます。』

おばあさんはハッと目を覚ますと、近くにいた孫に言った。

「今、ここに和尚さんが来たか?」
「いいや、誰も来ないよ。ばあさん、夢でも見たか?」

孫の明るい笑い声におばあさんも微笑んでいる。

「何かお礼を言われた気がしたが・・・夢だったかな。」
「ばあさんの作った座布団を届けたから、和尚さんのお礼の気持が届いたかもな。」

「あぁ、それだったらありがたいこと・・・なんまんだぶつ・・・」

おばあさんは手を合わせると頭を下げている。
それを見ていた小坊主も、両手を合わせるとおばあさんに向かって頭を下げていた。




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第三の目
チャクラ・・・人間の霊体にあるエネルギーの取り入れ場所。
取り入れるエネルギーは、人間の肉体と感情にも作用する。

『昔は視える人たちが多くいたからね。
 でも、その人に視えるところしか伝えられなかったんだ。
 実際はもっと複雑だし、人間の言う意味だけではないけれど、まぁ、良いかな。
 それで知られているからね。』

『人間って、第三の目と呼ばれているチャクラに、関心を持っている人が多いね。
 精神世界や見えない世界に興味のある人は、額にあるチャクラを開けたいと願うでしょう。
 能力のある人や、エネルギーワークをやっている人の中には、第三の目を開ける・・・と
 宣伝している人もいるよね。本当にできると思っているのかなぁ。』

「自分には出来る・・・と思っているんでしょう。
 だから、そのように言うんじゃないの?」
『でも、それって開けると言っている人の思い込みでしかないよ。』

「じゃぁ、第三の目を他の人が開けることはできないの?」
『それは持って生まれた能力と関わりがあるからね。
 能力のない人の第三の目は、いくらエネルギーを使っても本当に開けることはできない。
 エネルギーを使うと一瞬は開くよ。でも。その人の能力に見合わないと閉じてしまう。』

「開けても閉じてしまうの? 自分で閉じるということ?」
『そうだよ、自然に閉じてしまう。自分を守るためにね。』

第三の目は見えないモノを視る能力。
光を視るだけなら良いが、第三の目はマイナスのモノや闇の世界を視る能力に応じている。
マイナスのモノや闇のモノは、人間には見えなくても良いものだ。
人間自身を守るためにも、第三の目を開くことは他からの影響を受けにくくなっている。

視る能力を持って生まれているものならば、いつしか時が至れば視る能力が高じるにつれて
第三の目が自然と開いていく。視る能力を持っていなければ、そのままで一生を過ごす。

見えないモノを視たい欲求を持つ人もいる。
見えないからこそ、視たいと思うのだろう。

視る能力も第三の目の開き方によって様々だ。
煙のように視えたり目の端をかすめたり、能力が高いほどはっきりと視える。
見えない世界に対応する能力がないのに、ただ視える人がいる。
視ることによって苦しむ人もいる。

視えることによって自分の存在を知らせ、それによって見えない世界にいるモノたちが
近寄ってくることがあるからだ。

第三の目、それは能力に応じることだと知ってほしい。





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霊感
霊感の強い人がいる。

霊感とひとことで言うが、霊視能力者と霊感者がいる。
霊視能力者は見えない世界を視ることができ、霊の存在や時には悪魔や魔物さえ
視ることがある。

霊感者とは、霊的なモノの存在を感覚で知ることのできる人だ。

視ることはその人の能力により、ぼんやりした視え方をする人から、はっきりとそのモノの形や
表情までをも視ることができる人もいる。
霊視能力者は陰のエネルギーを使って視る。
陰のエネルギーが強いほど、その人は見えない世界をはっきりと視ることができる。

自分で選び持って生まれた能力だが、マイナスは美しいものではなく恐怖を覚えたり、
付きまとわれたりすることがあり、時には本人にとって辛さをより強く感じることもある。

「もう視たくない!」「視えなくていい!」と言う人もいるくらいだ。

霊感者の場合は、視る能力よりも感覚でそれと知ることが多い。
幽霊や悪魔や魔物などマイナスのエネルギーを持つものに近付いたり、触れたりした場合は
吐き気や頭痛や胸苦しさや眩暈として感じることがある。

闇の波動を感じ続けることは、日常の生活にも多大な影響を及ぼすようになる。

人込みを嫌ったり、頭痛持ちだと思っている人の中には、それと気付いてはいなくても
少々霊的な感覚の鋭さを持っている人たちが居る。
本来はマイナスのエネルギーを知り、それを回避する能力として活かせることだ。

霊感とは少々異なるが、いろいろなエネルギーに対して敏感な人たちが居る。
直感や閃きや人間の体調や、様々な感情のエネルギーに対して敏感な人たちだ。
この感覚を磨くことにより、人に対してのアドバイスができたり、ヒーラーとしての
活躍をする人たちも多い。

自分の感覚を過大評価したり、過小評価することなく、何と説明ができなくても理屈では
言えなくても、ただそこに在るそれを感じる能力は、ぜひ自分から磨いて欲しい。

どのように感じようとも、それは自分自身の感覚だ。
自分の感覚は自分のものとして掴むと良い。
それがいつか自然に分類され、自分にとっての必要な情報源となる。

自分にある能力、大切に磨いていくことだ。



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6月23日から27日まで、留守にします。
ブログはアップしますが、コメントへのレスは27日以降になります。
メールへの返信も、帰宅する27日以降になります。
どうぞ、ご了承ください。

あかね雲を、楽しんでいただけますように・・・。


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完璧な人間
ある日、タルちゃんと話していた。

雑談のような話の中で「完璧な人間になるには・・・」との言葉が私の口から出た。

『姉さん、人間の言う完璧な人間と、ぼくたちの言う完璧な人間とは、まるで違っているようだよ』

私の中にある完璧な人間のイメージとしては、仕事や物事をミスなく手早く進め、いろいろなことに
知識があり、何でもできて、平常心でいつも穏やかな表情で、愛情豊かで公平な人・・・etc。
何となくそんなイメージを持っている。

『それは何でも完璧にやろう、完璧にこなそうとする人間の目指すところでしょう。
 完璧の意味が違うんだよ。』

完璧の意味が違う? では、何が完璧なの?

『神は完璧な人間を作ったんだ。
 でも、長い転生の間に、人間が完璧でなくしていったんだよ。』

完璧な人間だから、目指す成長を成し遂げるようにできていたのだという。
それが長い転生の間に、どのように変わってきたのか。
どのように変わったから、なかなか成長できなくなったのか。

完璧な人間とは、とてもシンプルなものだという。

善いものは善い。
悪いものは悪い。

好きなものは好き。
嫌いなものは嫌い。

嬉しいことは嬉しい。
悲しいことは悲しい。

楽しいことは楽しい。
妬ましいことは妬ましい。

怒りを感じたら怒る。
笑いたいときは笑う。

寂しいときは寂しいと知る。
怠けたい心もそのままに認める。

ありとあらゆる全ての感情を身内に持っているのが、人間だ。
自分の中に湧き上がる感情は、そのままの感情として知り認めることこそ、大切なことだ。
自分の感情を何ひとつ誤魔化さず、そのままに感じて、押し殺したり閉じ込めたり、
ないものとして蓋をしたりはしない。

ネガティブとポジティブを知り、落ち込めばやがては立ち直る。
目標や目的に向かって自ら努力をしたり、頑張ることを続ける。
日々に自分を省みて学び、成長へ向けて実行する。
生きていること、生かされていることを喜び感謝をする。

日毎に成長の歩みを続ける、それが完璧な人間だという。

私のやってきたことは・・・。

取り繕い・・・良い子を演じ・・・怒りや妬みや寂しさを誤魔化し、嫌われたくないと願い、
様々な「ふり」や「つもり」を重ねてきたこともある。

完璧な人間には、ほど遠いなぁ・・・。
タルちゃんに苦笑されてしまった(^^;




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ベラさんとの出会い。
私が始めてカナダのエドモントンに行ったのは、2004年のことだった。

エドモントンで初めて会ったノーマさんは、以前にロサンゼルスのランチョクカモンガで
タマラ・ヒーリングを受け、気に入っていただいた方だ。
ふくよかな明るい笑顔に、テキパキと動きながら、私と通訳のTさんを自宅へと案内してくれた。

「友達と姉と兄が来てくれます。」

ノーマさんの自宅は、明るく可愛い雰囲気の素敵な空間になっている。
二人のお姉さんたちを紹介され、すぐ上のお姉さんのベラさんを見たときに、私は目を見張った。
初対面ながら、懐かしさが胸にこみ上げてくる。
私は電子辞書を取り出し、ひとつの単語を打ち込み、英訳にされた単語をベラさんに見せた。
単語を読んだベラさんは大きく頷くと、私に笑いかける。

ノーマさんが私たちに説明をしてくれた。

「姉のベラには、今日のことは何も言っていませんでした。
 それが急に来て『誰か来るの?私はその人に会わなければならない。
 私のガイドが、行きなさい、そしてエネルギーを変えなさい、と言っている』
 そう言って訪ねて来ました。」

「そうです。私は以前にこのことを予知していました。
 私のエネルギーが変わること、その為には誰かに会わなければならない。
 私のガイドは、今日だ!と教えてくれました。
 そして私はあなたに会っている。この場面は以前に予知していたものです!」

ベラさんは私の顔を見ながら、真剣に話しを進める。
私がベラさんに見せた英訳の単語は『予知』だった。
前世のベラさんはムーの時代に神殿に居て、予知能力者として活躍をしていた。

「私は今までに何度も、様々なことを予知してきました。
 それを特に他の人に告げたりすることは無かったけれど、何かの役に立てれば
 と思い続けていました。でも、私のエネルギーでは、思うようにできない。
 私のエネルギーを変えてくれる人と出会うこと、それが予知できていたので、
 楽しみにしていました。ノーマの所に誰か来る、それによって私は変わると知って
 いました。あなたのことです!」

「ハグして良いですか?」

喜びで一杯になった私の問いかけに、ベラさんは笑顔でハグに応じてくれた。

どうしたらエネルギーを変えられるのか?とのベラさんの問いに、私はタマラ・ヒーリング
の伝授をすることだと説明をした。
タマラ・ヒーリングのエネルギーは、その人が本来持っている能力や才能を開花させたり、
向上する為のサポートをする。
話を聞いたベラさんは、何の躊躇もなく伝授を受けた。

「ベラさんの魂は、もっと予知をすることを望んでいます。どうしますか?」

「私も望んでいます!できるのなら能力を上げて下さい!」

私はベラさんの望みに応えるべく、もうひとつのエネルギーを送り込んだ。

「予知していた通りになった!望んだ通りになりました!」

ベラさんはそう言いながら、私をしっかりとハグしてくれた。


それから毎年会う度にベラさんは、予知の力を伸ばしていることを私に話してくれた。
ベラさんは予知能力とヒーリングを活かして、多くの人たちにアドバイスを与えたり、
悩みに答えたり癒しのサポートをしている。

そして今回ベラさんに会った私は、ベラさんの中に新しいひとつの扉を視た。
ベラさんに話すと、どうやらベラさんも感じていたらしく、扉を開きたいと言う。
私はベラさんの希望に応じるべく、新たなエネルギーを送り込んだ。

「すごい! 白い光が入ってきて、それが金色になり上までずっと伸びていきました!
 これは初めての光であり感覚です。自分の力を感じます!」

ベラさんの方を見ながら、ノーマさんが話してくれた。

「最初の時のベラの興奮はすごかったけど、今回もすごいことになりそうね。
 どうなるのか、私も楽しみ!」

預言者としての新たな力を発揮し始めたベラさん。
自分の能力や才能を伸ばすことほど嬉しいことはなく、能力や才能を活かせることは
本当の喜びとなる。私はベラさんの役に立てたことが嬉しかった。


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            お知らせ

6月24日(日)。タマラ・ヒーリング福岡ワークショップを開催します。
新しい出会いやワクワクする体験をしてみませんか?
タマラヒーリングをもっと極めたい方!
ヒーリングにご興味のある方、お気軽に、ご参加ください。


     《 福岡ワークショップ 》

【日時】  6月24日(日) 10:00~17:00
【会場】  警固神社
【定員】  40名
【参加費】 一般 5,000円
      会員 4,000円

【申込】  ITHA 行事予定の 国内ワークショップ参加規程 の
      申込みメールフォーム よりお申込み下さい。
      http://www.itha.jp/schedule.html

●『ヒーラー資格取得講座(エネルギー伝授)』、『魂の浄化』も受け付けます。
      事前のお申込みは、上記メールフォームよりお申込み下さい。

 
● お子様をお連れの方は、お子様の人数を必ずご連絡下さい。
      保護者の方は、責任を持ってお子様の面倒を看ていただけますよう
      お願い致します。

【当日の受付】
 9時30分より受付を行います。
 10時に講座が開始できますようご協力をお願い致します。

【お茶・お菓子・昼食】
 各自でご用意下さい。ゴミは各自でお持ち帰り下さい。
  近くに、コンビニなどがあります。

【交通】
○西鉄電車大牟田線・天神駅・南出口・徒歩4分
(最寄停留所・バス)
○警固神社停留所 ・徒歩1分
地図 URL:
http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E130.24.5.165N33.35.2.847&ZM=11

たくさんの方々のご参加をお待ちしております。



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エドモントンのワークショップ
成田からバンクーバーへ、バンクーバーからエドモントンへ。
カナダは今回で4回目の旅となった。
今回は仲間たち5人の旅となっている。

飛行機がエドモントンの空港へと降下を始めたとき、私は隣に大きな方を感じた。
視ると、見事な羽飾りを付けたインディアンの姿の方がいる。
私にそれと知らせる為に、インディアンの姿で視せてくれたようだ。
私が分かったと知ると

『歓迎する。準備は整っている。』

と精悍な顔に笑顔を浮かべると、スッと去って行った。
準備は整っている・・・わざわざ知らせてくれた言葉に、私は胸が熱くなっていた。

空港で満面の笑顔で迎えてくれたノーマさんとシェリさん!
再会を喜び、初対面の人との挨拶を交わし、お互いにタマラヒーラー同士ということもあり、
たちまち親しくなっている姿を見るのは、本当に嬉しいことだ。

体験会とワークショップを行った二日間。
もうすでに他のワークでヒーラーとなっている人たちが多く、本来の敏感さでエネルギーの違い
や自分の経験からの話をしながら、皆さんがタマラヒーリングの体験をとても楽しんでいた。

通訳のDさんとKさんがお互いに補いながら、私の話をとても的確な言葉で伝えてくれた。
Kさんが後で話してくれたことだ。

「まだ日本語で話しているとき通訳もしていないのに、頷いている人たちが多くいました。
 私が通訳をすると、同じところで頷いている。とても不思議な光景でした。
 言葉は分からなくても、きっと皆さんが何かを感じて、それと気付かず頷いていたと思います。
 本気の思いや言葉は、本当に通じるものだと思いました!」

体験会に飛び入りで参加した人がいる。

「私の娘がここで働いています。
 私は娘に用事で会いに来ただけなんだけど、この場が急に気になって参加して・・・。
 ここに来て良く分かったわ。私はあなたに会いに来たのね!」

サインのプロファイラーだと言うナンシー。
私のエネルギーを感じたのか、サインを書いてくれと言う。
サインを紙に書いて渡すと

「何てこと! こんなサインは初めて見たわ!」

感嘆の声をあげてナンシーは私にサインの説明をしながら、私に会うために来たのだと喜んでくれる。
ナンシーは自分のガイドに導かれたのだと、嬉しそうに話してくれた。

カナダの夜は明るい。
皆で楽しい話に夢中になっていると、ついつい時間を忘れてしまう。
それも午後11時頃までは太陽が出ていて、昼間と同じ明るさだ。

「ワァ、明るさにだまされた~。もう寝なくては(^^)」

心に温かいものを感じながら、過ごした夜だった。



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ふるいにかかる
一緒にやっていた人が、考え方の違いから離れることになった。
様々な不満や考え方の違いが、いつしか溜まってもいたらしい。
せっかく一緒に頑張ってきたのに・・・そう思うのは私の身勝手さだ。
どの道を選ぶのかは、その人自身の選択になるのだから、私はその人の考えを尊重しよう。

そう思いながらも、ついタルちゃんにグチってしまった。

「一緒にやっていけると思っていたんだけど、私の身勝手な思いだったのよね。」
『姉さんの気持はそのままに分かるよ。
 でもね、言わば、その人は自分で ふるいにかかり に行ったんだよ。』

「エッ、ふるいって本当にあるの?」
『あるよ。人間が考えるような ふるい とは少し違うけどね。』

「どう違うの?」
『人間は神や仏が ふるい を用意していると思っているでしょう。
 神や仏がその人を ふるいにかける と思っているよね。』

「うん、そう教えられてきたこともあると思う。
 神や仏がふるいにかけて、残す人間を選ぶんだって・・・。」
『そこが違うんだよ。』

『神や仏がふるいにかけて人を選ぶのではなく、自らがふるいにかかりに来るんだよ。
 しかも、このふるいは残る ふるい ではなく、落ちる ふるい なんだ。』

私は仰天した! ふるいにかかるのは残るためではなく、落ちるため!

人間は自分の目標や使命や役目や約束を、生まれる時に決めてきている。
それらをやり遂げるためには、それぞれの時々に自ら試練となる出来事も用意している。
試練を乗り越え、努力を重ねて到達する、達成する喜びと満足を知る。

しかし、試練を前にしたり、それまでの生き方や考え方により、
自分で決めてきたことから離れようとしたり、止めようとすることがある。

離れるのか止めるのか、それともやり遂げるのか・・・
それを決めるのが ふるい にかかると言うことなのだと教えてくれた。

自分で決めたことや約束をしてきたことをやり遂げるのが、その人にとっての本道となっている。
本道から外れようとすること、
道を変えようと考えることが ふるい にかかりに行くことになる。

散々考えて、逡巡して、やはり決めたままにやっていこう、約束をしたようにやり遂げていこう。
そう決めたときには、ふるいは消える。ふるいにかかる必要がなくなったからだ。

否定的に考えたりマイナスの感情の赴くままに進めると、
気付かぬうちに自ら ふるい にかかり落ちてしまったりする。
ふるいに在る本道は、タルちゃんたちから言うと、とても細いものだと言う。
落ちる空間が大きくなっている。
落ちようとする人を受け止めるのが ふるい ではなく、
道はありながらも自ら落ちていくのが ふるい だと言う。

『ふるいから落ちても良いんだよ。
 それもその人の選択だし、自由なんだから・・・』
「でも、自分で決めてきたことから外れたり、逃げたりすることになるんでしょう。
 それって、とても残念だと思うけれど・・・。」

『どの道を選ぶのも、本当にその人の自由なんだよ。』
「それは分かっている、わかってはいるんだけどね。」

『その人は自分から ふるいにかかっている こと自体を知らないんだよ。
 知るのは魂となって霊界に帰ってからだね。』

そうなんだ・・・霊界に帰れば全て分かることだものね。

タルちゃんの次の一言に私は笑いながらも ズシッ と響いた。


『残念!!!』



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もうひとつの神話 ビーナス3
女性は話を続けます。

「これまで私の家系に、女が絶えることはありませんでした。
 必ず一人の女が生まれ、長ずるにつれ祈りの力を発揮してきました。
 これは遥かな昔から連綿と続いてきたことであり、神々との約束によって成さ
 れてきたことと伝え聞いております。
 私も娘をひとり産みました。この娘も祈りの力を持っております。
 そして娘も子供を二人産みましたが、いづれも男の子です。
 やがては女の子を授かるものと思っておりましたが、先月三人目の子を流産し
 てしまい、もう子供の産めない体となってしまいました。
 なぜ女の子が生まれる前にそうなってしまったのか、なぜ神々との約束が守ら
 れないようになったのか、娘も私も苦しんでいます。
 どう考えても答えが見つからず、このような状態でこれからこの土地を統治し
 ていくことができるのか、そこにも迷いが出ております。
 私どもに教えていただけるようでしたら、ぜひ教えて下さい。
 私どもにできることでしたら、なんでもいたします。
 この通りです。心よりお願いいたします。」

話し終えて、なお深く平伏する女性の心に嘘や偽りはなく、我欲もなく、ただひたすらに
人々の安寧を祈り、統治する無事を祈るものだけが発せられていることを知り、
ビーナスの美しい顔には微笑みが広がっています。

『分かりました。あなたが望んでいる答えを教えましょう。』

ビーナスの言葉を聞いた女性の顔に、喜びと不安が同時に浮かびます。

『あなたの娘は、最初に男の子、次に女の子を産む予定でした。
 三人目の子供は、最初から産まれる約束はなされていませんでした。
 三人目の子供の魂は、あなたの娘には用意されていなかったのです。
 生まれない子供ゆえに、あなたの娘は身籠もっても流産するしかなく、
 それ以後は子供を産めない体となりました。
 女の子で生まれるはずだった魂は、本来は大きな力を内側に持っています。
 その力ゆえに、生まれる前に居た世界で、あなたの娘から
 『私の娘となって生まれてほしい』
 と懇願されました。
 一度は承知したものの、実はその子の魂は、今度生まれる時には女よりも
 男の人生を送りたいと願っており、とうとう男として生まれてしまいました。
 神々もそのことは承知しており、今回はたとえ男の子であっても祈りの力を使い、
 統治する者の援助となるべき道を用意しています。
 私があなたの祈りに応えてここに来たのは、男の子として生まれたゆえに、
 まだ閉ざされている二人目の子供の力を解くためです。
 そして男の子ゆえに置いてこなければならなかった、女としての知恵を新たに
 授ける為でもあります。
 女としての知恵があってこそ、陰から統治を援助することができるのです。
 二人の子供を、私の前に連れて来なさい。』
 
ビーナスの話に目を見はり、驚きながら聞き入っていた女性は、深く頭を下げると
急いで外へと飛び出して行きました。
やがて、娘と幼い二人の子供を連れて、急ぎ足で家に入ってきました。

うながされて挨拶をする、二人の子供を見るビーナスの瞳はこの上なく優しく、
温かい光を宿しています。
一人の男の子はいかにも逞しく、きかん気の強さがしっかりした顔に表れています。 
もう一人の男の子はとても可愛い顔で、華奢な体つきですが、芯はとても強そうです。
見るからに二人の違いが、表れています。 
 
ビーナスは下の子供を呼ぶと、子供の頭と胸に、そっと手を置きました。
見たこともない綺麗な女性に何をされるのかと、兄の方は気遣わしげな目で弟の
方を見やっています。兄弟の仲の良さが伺えます。

やがて母の膝元へ返った子供の両目を見て、二人の女性は驚きの声を上げました。
薄い茶色だった子供の両目は漆黒の色へと変わり、深い英知を秘めていることが
伺えたのです。

ビーナスは兄へ向かって言いました。

『弟の祈りの力を借りなさい。』

兄は大きく大きく頷きます。
ビーナスは弟へ向けて言いました。

『祈りの力と知恵で、兄を陰から助けなさい。それがあなたの役目です。』
「はい!」

弟は元気良く大きな声で応えました。

ビーナスは朗らかな笑い声を響かせながら、幼い二人を抱きしめて祝福を与えました。




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もうひとつの神話 ビーナス2
貝の中の女性は差し出された手を取るとゆっくり起きあがり、導かれるままに貝の外へと
足を踏み出しました。明るい日差しの中に佇む女性は、波打つように流れる長い金髪を、
風になびかせるままにしています。

海よりも濃い青い瞳は、まるで人の心を吸い込むように深い色をたたえています。
透き通るような白い肌は、日差しの中にほんのり淡いピンク色になり、艶やかにしっとりと輝きます。
いくつものため息がもれてきました。

まるで心を奪われたかのように見取れていた人たちは、年かさの女性から促され、慌てて薄い布を
女性にかけました。美しい女性に触れるのを畏れるように、緑の髪飾りが置かれ、貝の首飾りが
かけられました。
女性は渡された花束の中から数本の花を手に取ると、残りの花は足下に散り敷かれました。

年かさの女性が、ひざまずいて声をかけます。

「ようこそ、おいで下さいました。」
『私は招かれてきました。』

「はい。祈り願ったのは、私でございます。
 ビーナス様を我がもとへと・・・。」
『私をビーナスと呼びますか?』

「はい。この上なく光り輝く美しい方と・・・。」

大きな白い貝に運ばれ、ビーナスは浜辺に降り立ちました。

年かさの女性の手に導かれ、地上に降り立ったビーナス。
美しい煌めきと知性を表す両目に魅入られ、迎えに出た多くの人々は、ビーナスが一足運ぶごとに跪いていきました。

小高く編んだヤシの葉の家、そこにビーナスは案内されました。
大きく開けられた窓からは、涼しげな海風が吹き込みます。
ビーナスの前に置かれた大きな葉には、様々な果実が盛られています。
採ったばかりのヤシの実が切られ、溢れんばかりの果汁をたたえています。

ビーナスは小さく微笑むと、自分の前に平伏をしている女性に声をかけました。

『皆で私を温かく迎えてくれました。
 私は、あなたの祈りに応えるべく来ました。
 私を迎えるために祈った意味を、聞かせて下さい。』

ビーナスの爽やかな声に励まされたように、年かさの女性が話し始めました。

「私の家系は、代々この辺りを統治する役目を担っています。
 私の祈りの力も、統治する為に必要な力として、代々受け継がれています。
 統治は男によってなされますが、陰に添うようにして祈りの力を持つ女がおり、
 必要な援助をしています。」

真剣な面もちで話し伝える女性の声を、ビーナスは静かに聞き受け止めています。
その姿は、もうすでに何もかもを知っている様子です。
知っていながらも女性に話をさせるビーナスは、そこに込められ伝えられる人の真剣な
気持ちを尊んでいるのでした。

女神であるビーナスは、人に出会った瞬間に全てを知ることができます。
祈りを聞き届け、我が身を人の前に現す時には、全てを知った上で行います。
それでもビーナスが人の話を聞くのは、人が話すことによってそこに思いが込められ、
望んだことを自ら達成しようとする力が湧くからです。



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もうひとつの神話 ビーナス1
青く透き通った海の底から、小さな空気の粒をまといつかせながら、白い大きな貝が
ゆっくりと浮上してきます。見たこともないような、大きな大きな真っ白い貝です。

海上に浮き出ると、白い貝は陽の光を受けて虹色に輝きます。
すると、まるで貝が浮き上がるのを待っていたかのように、穏やかだった海にゆったり
とした波がおこり、貝を運び始めました。

貝は波の動きのままに、ゆったりゆっくり運ばれて行きます。
貝の中からは何も聞こえず、貝はピタリと閉じ合わされたまま波に乗っています。
白い貝は昼は陽の光で虹色に輝き、夜は月の光を受けて不思議な銀色に輝きます。

貝の光に惹かれるのか、時折クジラやイルカが近くに寄ってきて、しばらく周囲を泳ぎ
回ります。時には守るように、時には親しむように、貝の周りを泳ぎ続けます。
やがて彼らは名残惜しそうに大きくジャンプをすると、自分の海へと帰って行きます。

貝は周囲のことを何も知らないように、ただ波に任せて流れて行きます。

どのくらい波に運ばれたのか、やがて陸地が見えてきました。
明るい日差しに照らされた、とても居心地の良さそうな浜辺です。

白い砂浜が続き、その向こうには緑におい茂る林が見えます。
まるで目的地に着いたというように、海は一段と大きな波を作ると、貝を波に乗せて
ゆっくりと砂浜に押し出しました。

波が大きく引いたあとには、白い貝が砂浜に残されています。
貝を運んだ波は役目が済んだかのように、遠く遠く引いて行きました。

するとそれを待っていたかのように、林の中から数人の女性たちが、浜辺へ向かって走り寄りました。
ひとりの手には、透き通るような薄ものの白い布があります。
ひとりは瑞々しい緑の葉で編んだばかりの、髪飾りを持っています。
ひとりは摘んだばかりの花を大きな束にして、抱えています。
ひとりは美しい貝殻をいくつも通して作った、輝くような首飾りを持っています。

女性たちは大きな貝の周りに集まると、ひざまずき両手を合わせました。
中で一番年かさの女性が前に出ると、貝に両手を当てうやうやしく何事かを唱えます。
唱え終えると目を上げ、周りにいる女性たちに目配せをします。
うなずいた女性たちは、そろって貝に手をかけました。

無言のまま呼吸を合わせて両手に力を入れると、ゆっくりと貝のふたを持ち上げます。
貝のふたが持ち上がるにつれて、明るい陽が貝の中に差し込みます。
ほの暗かった貝の中は、差し込んでくる陽の光を受けると、まるでそれを押し返すように、
中からひときわ強く輝きました。

中からの光のあまりの眩しさに、貝に両手を当てていた女性たちは、思わず手を離して
自分の目をおおってしまいました。

貝のふたはゆっくりと開いていきます。
目をおおっていた両手を離した女性たちが見たのは、貝のなかで半身を起こしている、
素晴らしく美しい女性の姿でした。

年かさの女性の目からは、感激のあまりか、思わず涙が流れ落ちています。
ほかの女性たちからの声もありません。
年かさの女性は、貝の中へ向けて震える手を差し出しました



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人の持つ闇と作る闇
壮大な宇宙が陰と陽でできているように、人間も光と闇で作られています。

しかし、魂が光と闇で作られている訳ではありません。
魂は本来、透明な球体であり、光の存在です。
霊界は光の場です。魂に闇があっては、光だけの場所には居られません。
人間としての肉体を持った時に、初めてそこに闇が存在します。

人間の持っている本来の闇は、悲しみや苦しみであり、人間が様々な感情を持ち、
人生を体験し、成長する為にそこにあります。

悲しみや苦しみを経験し、そこから気付きを得たり、上に行こうと努力をする
ことにより、光が生まれます。

人間は悲しみや苦しみから、恨み 妬み 嫉みなどの感情に落ちることは簡単です。
これは人間が感情のままに任せておくと、自然に落ちて行く穴です。
この穴の中で、人間は汚れた闇を作ります。

その穴の中には、小説の「蜘蛛の糸」のように、努力という糸が垂れています。
勇気を出し努力という糸を手にして、全身を使って乗り越えている時、
そこには光が生まれます。
その糸の行く先には感謝があり、最後には喜びがあります。

上がる努力をするも自分、努力をせず闇の中でどんどん闇を広げるのも自分です。
闇に落ちることを責めるのではありません。

しかし、そこから上がる努力をすることこそ、大切です。
努力をしていれば、自分から光が出ます。
努力をする姿、頑張っている姿を見て、人は感動したり、自分も頑張ろうとします。
それが光になります。

あなたがあなたであるように、幸せであるように、楽しく笑っていられるように、
闇から上がる努力の糸は、いつもあなかの中にあることを、覚えていて下さい。






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焼き塩
日常の生活の中で様々なマイナスの思いや感情により、知らずに身内に邪気が溜まったり、
浮遊霊などのマイナスエネルギーが憑いたりすることがあります。
強い恨みや怒りを持つ人の側にいて、その人の放つマイナスエネルギーを知らず被ったりすることもあります。

理由もなく心が沈んだり、気持が重くなったり落ち込んだり、どんどんマイナスに引きずられたり、
頭や肩が異常に重くなったり痛くなったり、やる気が出てこなくなったり、イライラしたり・・・。

自分でもマイナスと分かるような、いろいろな言動が出てくることがあります。
そのようなときは、一度焼き塩を試してみると良いでしょう。

これは昔からある方法で、塩と炎の相乗効果により空間が浄化されます。
フライパンのない昔は、修行をした僧や行者や修験者が真言を唱えながら護摩を焚き、
そこに塩や香木を投げ込んでいました。

空間が浄化されるので、身内にあるマイナスエネルギーや、知らずに被ってしまった
マイナスエネルギーも浄化されます。
浮遊霊などの浄霊はできませんが、空間が浄化されることにより、浮遊霊などは人に憑いて
いられなくなり離れることになります。

マイナスエネルギーがなくなることによって楽になり、物事を明るい方へ考えることができ、
やる気も出てくるので良い流れになっていきます。

とても簡単で、効果が期待できます。
これまでにも多数の人たちが、焼き塩の効果を経験しています。
何となく気になる人は、ぜひ試してください。





   「 焼き塩 」


部屋や体に邪気が溜まっている時、それを浄化できるのが 焼き塩 です。
簡単で、手早くできます。試して下さい。

* 精製塩ではなく、なるべく自然塩に近い「赤穂の塩」「伯方の塩」などを使います。

* 外に向けての窓やドアは閉めておきます。
  家の中のドアは、開けておいてください。
  これは浄化をする家の中を、確定しておくためです。
  窓やドアを閉めておいても、浮遊霊などは通り抜けるので外へ逃げます。
  邪気などのマイナスエネルギーは、焼き塩をする間に浄化されます。

* フライパンを熱し、塩をひとつかみ入れます。(油は不用です)

* 強火で3分ほど 塩をかき混ぜながら空炒りをします。

* 邪気が何もなければ、3分ほどでサラサラの薄い茶色になります。(明るいオークルの色)
  香ばしい匂いになります。

* 5分以上炒っても色が付かない、黒いものが混じる、塩が跳ねる、嫌な臭いがする、
  固まりができる、灰色や汚い茶色になる、溶けてしまうetc・・・。
  このような時には一度焼き塩を捨て、もう一度やり直して下さい。

* あら熱をとった焼き塩を白いお皿か、白い紙を敷いたお皿に載せ、部屋のどこか気になる
  所に置きます。翌日に、ゴミとして捨てて下さい。

* 霊的な影響を受けそうな場所に行くときなど、白い封筒や袋に入れて、
  持ち歩いてもかまいません。影響を受けにくくなります。

* 他にホワイトセージをたいても良いでしょう。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


いつもあかね雲を読んでくださり、ありがとうございます。

私こと、6月15日から6月19日まで、留守にいたします。

その間も「あかね雲」の更新はいたしますが、コメントは帰宅してからにさせていただきます。

またメールも、帰宅してからにしていただければ、返信をお待たせすることがありません。

まことに勝手ではありますが、どうぞ、よろしくお願いします。





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中国の女の子
友人のコンサートに行こうと電車に乗った。
発車を待って座り何気なく外を見ていると、誰もいないはずの隣に気配を感じる。
見るとニッコリ笑う顔は、見覚えがある。
先日ビジョンで見た、中国から来た迷子の女の子だ。

「あれ?どうしたの?」
『あの時はね、龍のおじさまに私の家に連れて帰ってもらった。
でもね、もう一度日本の皆に会いたくなってまた来た!』

「今度は大丈夫なの?」
『うん、大丈夫。
私ひとりではなくて、大きいおにいちゃんも一緒だから』

そう言われて私は辺りを見回した。
すると動く電車の窓の向こうに、若い男性の姿がある。
私と目が合うと、微笑んで見せる。
なかなか良い感じの若者だ。
え~と、人間ではないし他の人には見えないから、まぁいいかな。


「日本で何かをしたいの?」
『大老がちょっとだけ遊んでも良いと言ってくれて、東の長に連絡をしてくれた。
 長も了解してくれて、小坊主さんにも会ってお礼を言ったの。
 小坊主さんは笑ってくれた。だから大丈夫。
 日本の皆の話を聞いていたら、お姉さんの話が出たの。 
 だからどうしてもお姉さんに会いたくなって、教えてもらってここまで来た。』

名前を聞くと『○△』教えてくれるのだが、何とも聞きとれない。
とうとう『リ―でいいよ』と笑ってくれた。

どうやらこの子は好奇心が旺盛らしい。
大老はリーひとりでは危ないと考えたようで、この際とばかりお共を付けた日本観光となったらしい。
お供が付く? この子の素性は何だろう?

リーは私の考えを察したらしいが、笑うばかりで答えてくれない。
私も好奇心旺盛、いつか誰かに聞いてみようっと(^^)

「ところで、前にリ―が迷子になったのはどうしてなの?」
『うーん、お姉さん、聞きたいの?』

渋い顔をしながらリ―は私を見る。
嫌だったら話さなくても・・・、と思うとリ―は肩をすくめてしかたがないと言うように話し始めた。

リーの住む所は、中国の奥地の山の中らしい。
仲間や龍の子供たちと一緒に、山や空を駆け巡りながら遊んでいた。
そのうち追いかけっこになり、リーはどんどん逃げ回っているうちに、行ってはいけないと禁止され
ている魔界に近付いていた。

魔界の入り口から発せられる闇のエネルギーは、リーの全身を縛るほどの衝撃を与え、魔界の入り口を見たままで、リーは固まってしまった。
動かなくては・・・思いはするのだが身体が言うことを利かない。
まさに金縛り状態になったと言う。

その時に、魔界の入り口から翼のある黒いモノが出てきた。
そこに立ちすくむリーの姿を見ると、ニヤリと笑って近付いてきた。
リーは恐怖に襲われ、黒いモノから目が離せなかった。
見てはいけない、動かなくては・・・と思いながらも、どうすることもできなかった。

『喰われる!』

その瞬間に黒いモノは大きく翼をはためかせ、リー目掛けて翼を打ち下ろした。
全身に強い衝撃を受けたリーは、自分が吹き飛ばされたのを感じたと言う。

そして気が付くと日本の山の中に居て、東の長のところに居る妖怪たちに助けられたとのことだ。

魔界の入り口、魔界のモノ、闇のエネルギー・・・、また聞くことになった異世界のこと。
光があれば闇は必ずある。リーは身をもって知ることになった。
それ以上は私も聞くことができず、強い衝撃を受けながらも元気な姿を見せるリーに、
私は光の強さを感じていた。






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道の途中。
『会いに行くでしょう。』

タルちゃんの言葉から始まった。

「会いに行きたい。
 会う約束をしている人たちがいるもの、だから私が会いに行きたい。」

タルちゃんは頷きながら応える。

『そうだよ、まずは行くことだよ。
 行っても何もないかもしれない。
 約束をしている人は来ないかもしれない。
 来るのは、約束をしていない人たちばかりかもしれないよ。』
「そうね、私と会う約束をしている人たちばかりが来るとは、かぎらないものね。」

『そうだよ、でも行くでしょう。』
「私が行く・・・そのことが必要なのね。」

タルちゃんは、私に何かを気付かせようとしている。
私が自分で気付くように、自分から言い出すように待っている。

「無駄に見えるかもしれないけれど・・・。」
『無駄にはならない。』

私と会う約束をしている人たちに会えたとき、私は本当に嬉しい!
会う約束も果たせるし、その人が自分の役目や使命や、決めてきたことに向かうきっかけと
なることが多いからだ。

「行っても何もないかもしれない。
 出掛けても会えないかもしれない。
 でも、私が行きたいから行く、行けば私が納得をするし、ガッカリしてもどこかで
 これで良かったとも思えるのでしょうね。」

タルちゃんは軽く頷く。

「私が行くこと、出掛けること、会うこと。
 それがすぐに実を結ぶものではなくても、私はタルちゃんたちが作ってくれている
 お手配に向かって歩き続けているのね。
 歩く道の途中にあることだから、決して無駄ではないと言うことね。」

タルちゃんは微笑んでいる。

『そうだよ。
 その時は何もないように思えても、お手配への道を自分で辿っていれば、必ず行き着く。
 お手配への道を、自分で歩き続けることが必要なんだ。』 

もしかしたら、私と会った人から、私と会う約束をしている人たちへ繋がるかもしれない。
ご縁はどこにあり、どのように繋がっているのか、私には分からない。
分からないからこそ、私は求めて歩き続けようと思う。

タルちゃんたち、見えない世界の方たちがお手配を済ませておいてくれるから、私は
自分のやりたいように突き進む。進んだ先に何があるのか、考えないことにした。
考えても分からない。

それよりも何があるのだろう?と楽しみに思い描きながら歩いていきたい。
その方が、きっと楽しくなる! 




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光は届く
宇宙のかなたより届く光を その身に受けるとき

そこに含まれる大きな愛を その心に受け取るが良い

それは愛として また癒しとして そして導きとして

その光と共にいつもあることを 喜ぶが良い 光は消えることなし

もし消えることがあるならば それは心を閉ざし 自らが闇に向いた時のみだ


しかし 心は闇に向いても 光はいつもその身に注ごうとする

闇から目を転じれば そこに光のあることを知るだろう


目から涙がこぼれるなら 心がまた光を求めるなら

その時から また光はその身に心に届くであろう

闇の苦しさから逃れ 光の暖かさを求めるとき 己の人生を新たに真剣に生きよ

道はいつも通じ 扉はいつも開かれて居る 喜びを持って共にあれ


 

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黒いドクロ
Oさんはホームページを覗いたこことから、我が家へと辿り着いた。

Oさんは控えめな人で、静かにソファにかけ、少し心配そうに私の方を見ている。
強い霊媒体質で、長年とても苦しんできたとのことで、少しでもそれが軽くなる
のなら・・・と、言葉少なに語り始める。

すると、白い着物を着た細身の女性が姿を視せ、深く頭を下げてくる。
この方はOさんの守護霊さんだ。
一所懸命にメッセージを送り、何とか我が家へと辿り着けたことを伝えてくる。

「守護霊さんが、随分頑張りましたね。」

と言うと、Oさんは少し笑って頷いている。
でも、Oさんから送られてくるマイナスの波動は、とても強いものだ。

波動を送ってくるモノを視ると、それはOさんの霊体に埋め込まれた黒いドクロだ。
目の穴の所だけが、白く不気味に光っている。
それがマイナスの波動を送りつけ、Oさんの周囲にマイナスエネルギーを付けており、
Oさんの苦しみはマイナスの影響を常に受けていることからのようだ。

これは初めからドクロの形として造られている物で、強いマイナスエネルギー
を発するようになっている。

Oさんはその話しに、驚いた顔をしている。
信じられないのも無理はないが、その先の話はもっと奇想天外なものだった。

Oさんの前世は、アトランティスの時代、皇帝の妃に使える侍女の一人だった。

アトランティスのある地方、高い山の頂き近くに洞窟が視える。
その中には黒いマントと黒い服を着た、老婆のような姿のモノが居る。
そのモノの両手には、黒いドクロが包まれている。

やがてこのモノは洞窟から出ると、若い女性に姿を変え、ドクロを抱えたまま空へ飛び立った。
その行く先に、阻止するようにサラマンダーが姿を現した。
サラマンダーは女性に対して攻撃が繰り返していたが、女性の姿をしたモノの方が俊敏で、
サラマンダーは必死に追いかけたが、逃げられてしまった。

サラマンダーが姿を現し、攻撃をするモノとなれば、それは悪魔に他なりない。
この女性の姿をしたモノの正体は、アトランティスの時代の悪魔だった。



悪魔は人類が誕生したその時に、時を同じくして創られた闇のモノだ。
宇宙は陰陽を、善悪を、光と闇を、同時にこの世界に出現させている。




この女性は、やがて大きな建物に降り立ち、そっと部屋の中へと姿を消した。

Oさんは宮殿の廊下を歩いている。
ある大きな扉の前に立つと中へ声をかけ、恭しく頭を下げると中へ入りる。
そこに居たのは、あの空を飛んだ女性だった。

悪魔は皇帝の妃に姿を変え、アトランティスの政治へと介入を計っていた。
妃の前へ進んだOさんは、やがて催眠術にでもかかったようになってしまう。
妃はそんなOさんの霊体に、黒いドクロをはめ込んでいた。

ドクロをはめ込まれたOさんは、それと意識せず、妃の言うなりに悪魔の手先
として利用され、様々に働かされていた。
人間としてのOさんの肉体は悪魔に使われてしまいたが、幸い魂は悪魔に取られる
ことなく、死した後は自然に霊界へと返り、今回の転生となっている。

しかし、ドクロはOさんの魂が転生する度に魂の波動を追い、またその霊体に憑いて
しまい、強いマイナスエネルギーを発し続けている。

残念ながら、Oさんの何度かの前世はその影響を受け続け、幸せな人生は少ないものだった。
今回の転生は、ドクロを取り除くことが、ひとつの目的でもあった。


やがてドクロを取り除いたOさんは、軽くなったと喜びスッキリした顔で帰って行った。



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赤ちゃん
妊娠が分かった時点で、もうすでに肉体としての命は育まれている。
しかし、まだ魂はその肉体には、入っていない。

魂が肉体に宿るのは、産道を通り生まれ出る間に入るのであり、その時までは
赤ちゃんの魂は霊界で待機している。

妊娠した当初の胎児には、魂が入ってはいない。
まだ魂が入っていないということは、霊がそこにはいない、ということになる。

流産や中絶をしたりするとき、そこには生まれるべき魂が、用意されていないこともある。
その人との間に、或いはその時期に、生まれる子供の約束がなされていない時、そのまま
自然に行けば、流産や中絶になってしまう。
出産までこぎつけたとしても、入るべき魂がなければ、悲しいことだが死産になってしまう。

まだ耳が聞こえず、目も見えない胎児の時、脳は発達 発育をすごいスピードで進める。
その中には遠い先祖にあった能力も、含まれていることがある。
長い歴史の中で衰えてしまい、現代人にはない能力、それもDNAの中に伝えられている。

そのひとつにテレパシーがある。

お腹の赤ちゃんは、自然にテレパシーを使って、まず両親の感情を受信する。
そしてその中に含まれる、プラスの波動 マイナスの波動によって、体の状態が自然に変わる。
明るい愛に満ちた感情なら元気に、マイナスの感情ならじっとすることによって、
赤ちゃんは自分を守る。

両親が明るく、愛に満ちた生活をしている時、赤ちゃんは元気に動いて、育っていく。

次代を担うべく育っているお子さん、これから生まれるであろう魂。

その中には、たくさんの希望を持った「光の子」がいる。
自然や地球を守り、人類の成長を目指す光の子、大切に産み育ててほしい。

感謝と努力と愛の大切さを、生きることの意味を、成長することの大切さを、しっかりと
伝えてほしい。お互いに約束をしてきたから、この人生においてお互いに、両親であり、
子供であり、兄弟となっている。
その絆を尊び、お互いの人生を大切に、思いやりを持って、大切に生きてと願う。



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妖精たちのサポート
ハワイでサポートに付いてくれた妖精たち。
初めて人間と関わったことは、彼らにとっても学びとなっている。

自然の中であるがままに、ありのままに存在をしている彼らにとっては、
人間の感情や心の動きに、直に接することの驚きがあったようだ。

彼らには人間の感情も考えも思いも分かるから、自然にその人のいろいろな
ことを知ることになる。
彼らにとっては人の言葉はテレパシーのようなものとして、伝わる。
思考や思いや感情は、エネルギーの波動として感じる。

初めのうちは、人間たちの言葉と心の思いの異なっていることがあり、
それを感じたときには、妖精たちは戸惑ったようだ。

『姉さん、人間は自分の本当の思いに気付かないことがあるの?』

一人の妖精が私に聞いてきた。

「あるよ。
 自分の思いや気持を無視することもあるし、出してはいけない思ってはいけないと
 自然に感情や思いを押し殺したり、閉じ込めたりすることがあるの。
 それが知らないうちに溜まってきて、だんだん辛くなってくる。」

『そうだろうね。
 だってこんなにドロドロしたものを自分の中に入れておいて、気持良くはないと思うよ。
 溜めすぎたのかな、塊になっているものもあるし、これでは重くて仕方が無いと思う。
 人間たちは、これに気付かないのかな?』

「気付かないと言うよりも、気付きたくないこともあるね。
 塊やドロドロを見ないふりもできるし、知らないふりもできるでしょう。
 見たくない気付きたくないから、閉じ込めてしまうこともあるの。」

妖精は可愛い目を、より見開いて私を見つめる。

『どうして人間は、そういう自分にとって良くないことができるの?』

「そうねぇ、自分にとって良くないとは思わないこともあるかな。
 感情を出してはいけないと思っていることもあるし、他の人に嫌われたくないし、
 良い子で居たいと思うこともあるしね。
 家族や他の人たちに良く思われたいと、知らずに本来の自分とは違う人間のように、
 いつしか作り上げてしまうこともあるでしょう。
 他の人たちの言葉や態度を痛いもの、自分を傷つけるものと感じて鎧を着ける人もいるかな。
 人間は知らず自分を誤魔化すこともできるし、言葉や行動や態度で 他の人を誤魔化したり
 だましたりすることもできる。」

『うん、うん、うん!
 それは視ていれば分かるよ。
 ぼくたちは誤魔化すことや、だますことは必要ないからね』

妖精は同じ空間の中にいる私の仲間たちを見回して、納得をしている。

「だから、マグマのエネルギーを持つあなたたちに、サポートをお願いしたいの。
 この人たちの中にあるドロドロしたものや塊を、自ら噴き出すためのサポートをね。」

『分かったよ、実際にやるのはこの人たちだよね。』

仲間たちにとっては自分のこと、自分がこれまでにやってきたこと、思ってきたこと、
考えてきたこと、閉じ込めて押し込めてきたことだ。
自分の中にあるものは、自分で気付いて出していくことが必要だ。
自分でやるからこそ、本当に出すことができるし、出すことを知る経験となる。
自分で出し方を覚えれば、閉じ込めたり押し殺したりを繰り返さずに済む。

『ぼくたちにも経験は必要だよ、成長するために・・・。』

「人間たちも同じよ、成長するために様々なことを経験していくの。
 経験を積み重ねて、気付きとして学びとして活かしていくのが成長なのよ。」

『分かったよ、やってみるね!』

仲間たちは妖精たちのサポートを受けて、自ら様々に変わっていった。
ワークショップを自ら変わる場所、変わりたいと考えて参加した人たち。
だからこそ、サポートを受け取ることができたのだろう。

自分でやる! だからこそできる!

変わろうとする気持、変わりたいという思い、それこそが一番大切なことだと痛感した。
サポートをしてくれた見えない世界の方々に、ただ感謝するばかりだ。





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伝えられたこと
ハワイ島で見たキラウェア火山や溶岩、それらの凄まじさを目の当たりにして、人間の
小ささを改めて思う。溶岩の上で逞しく育つ木や草を見ると、私たち人間も大きな地球の
上でほんの小さな生物として、生かされていることを思うと謙虚な気持になる。
傲慢な気持や考え、思い上がりなどを恥ずかしく思う。

「地球を汚しているのは、私たち人間なのよね。」

私の言葉に、大きく頷く方が居る。

『人間こそが、自分たちのしたことを知るべきだ。
 我らは全ての命を守り、生かしている。
 それも人間の魂が自ら生まれることを望み、人間が自ら生きようとするから
 こそ生かしている。人間の傲慢さや思い上がりが、自らを滅ぼそうとしている
 ことに気付かぬか。』

神々も精霊たちも、この地球あってこそと真から知っている。

「地球は、まだ大丈夫ですよね。」
私の言葉に、軽く笑う返事が届く。

『地球の力はなんら衰えてはいない。
 地球の力が衰えていれば、もっともっと多くの災害や天災が起こるだろう。
 地球そのものに関して、人間が心配したり思い煩っても何もできることはない。
 人間が考えることは、自分たちで汚したものをいかに取り除くかと言うことだ。
 人間が作り出したゴミや、壊した自然をもとに戻すことを考えるべきだろう。
 それが人間のやることだ。
 自分たちのやったことの後始末をすることだな。』

キラウェアが話しているとき、ハワイ島のほかの所からも同じ言葉が届いていた。


オアフ島に着いたとき、ハワイ島とは違うエネルギーを感じた。
それぞれの土地のエネルギーの違い、それをはっきりと感じることができた。

ワークショップの間は、オアフ島の方からのサポートがあった。
視ていると、スッと通り過ぎるだけの人のところと、しばしとどまりサポートを
している人のところなど、違いがあるのが分かる。

その人がどんなに良いことを言っていても、真剣でなかったり本気でなかったり
すると、スッと通り過ぎてしまう。黙っていたも真剣に考えたり本心で受け取って
いる人のところでは、サポートをしているのが分かる。

見えない世界では人の言葉ではなく、人間の思いや考えが波動として伝わる。
見えない世界の方たちは波動そのものを受け取るのだから、まったく誤魔化す
こともできなければ、だますことも出来ない。

おかげで私は、その人のその時の状態を知ることができた。
そこでふと気付いた・・・視られているのは私も同じなんだよね~・・・(^^;
私が自分の思いや感情を見ないふりや誤魔化すことはできても、見えない世界の方たち
には全く通用しないことを改めて考え、何やら冷や汗が出た。




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ハワイ島の精霊たち
5月30日からハワイに行き、6月5日に帰ってきた。
目的は、タマラヒーリングのワークショップをハワイ島とオアフ島で行うためだ。

ハワイ島の溶岩大地に飛行機が着く前から、誰かが迎えに来ている。
座席に座っているといきなり猛烈な暑さに包まれ、瞬間に「マグマだ!」と知った。

『よく来た。』
私は汗を噴き出しながらも、和やかな思いに満たされていた。

空港に降り立ち、全員で賑やかに期待を持って入国した。
迎えのバスに乗り宿泊先のホテル、ヒルトン ワイロコア ビレッジに向かう。
どこまでもどこまでも広がる溶岩の大地、黒く茶色く時にはうねりながら続いている。
時折茂っている草を見たり、細いけれどしっかりと根付いている木を見ると、そこに
逞しい生命を感じる。

ホテルに着いて23人全員を前にした時に、私はあることに気付き嬉しくなった。
参加者全員の右側に、それぞれの腰の辺りまでの背の高さがある精霊が付いている。
精霊たちを視ていて、私はあることに気付いた。

私は飛行機の中で数人の人たちに、今回の旅行の間にやり遂げる課題を話し始めていた。
課題は全員が示しており、私はそれを伝えることにしている。
精霊たちはそれぞれの課題に合ったエネルギーを持っている。

「情熱」が課題のSさんには、熱い子が付いている。
Sさんに伝えると
「どうりで! 飛行機を降りたとたんに猛烈に暑くなって、ハワイの暑さはすごいと
 思っていたところです。並みの暑さではないですよ。とにかく熱いんですから!」
と汗を拭きながら話してくれる。
私は苦笑あるのみだった。

Sさんはクーラーが効いた部屋でも、ひとり「暑い! 熱い!」と言い続けた。

翌日はキラウェア火山に行く。
今も噴煙を立ち昇らせている活火山のキラウェア!
そこのマグマのエネルギーを分けてもらう。

皆が受け取ったマグマのエネルギーは、その人の中にある感情を沸き立たせ、
感情のエネルギーを発散させたり、マイナスエネルギーを浄化させる。

精霊たちにとっては初めての仕事だ。
それも人間と直接の関わりを持ち、自分たちの力が役に立つと喜んで動き回る。
セカセカと忙しく動き回る子は、一緒にいる人の成長が早くなっている。
まだ何をして良いのか分からない人に付いている子は、ゆったりとしている。
焦っていないのは、やがてその人が成長を始めるからだろう。

その人は気付いてはいないけれど、背中を叩いたり顔を撫でたりしている子もいる。
あともう少し・・・というMさんのそばに居たら
『けっとばしていい?』
と聞いてきた。
「ねぇ、彼がけっとばしていい? と聞いているけれど、どうする?」
「エェ、私をけっとばすんですか?
 ハァ・・・いいですけど・・・。」

私は心中 ニヤリ とした。
どうなっても知らないよ~(^^)

まもなく
「痛い! なにこれ? もしかしてけっとばされた? 私の頭を?」
Mさんが声をあげた。
Mさんに付いている子は、面白そうに楽しそうに笑っている。
やがてMさんは閉じ込めていた感情を噴き出させ、泣き出した。
そして、いつしかスッキリした顔になっている。

精霊たちは夜になってそれぞれの人が眠ると、キラウェアに帰っていく。
そして報告書を書くと言う。
それぞれに付いている人間がどのように成長して、自分がどのように役に立ったかを
報告するのだと言う。精霊たちは自分の役目を熟知しており、ただ人の成長のための
サポートをしている。
精霊たちは、自分が付いている人間を引き上げることはしない。
どこまでもその人が成長するのを見守り、必要なときにだけサポートをする。

キラウェアは女神だと言われているが、今回力を貸してくれたのは男神だった。
精霊たちは、それぞれの人たちの両足がハワイ島の大地を離れた瞬間に離れている。
そして飛行機に乗りオアフ島へと向かう私たちを、手を振りながら見送ってくれた。
私と仲間たちは、喜びと感謝で、ハワイ島をあとにした。



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もうひとつの神話 6
やがて若者は海への道を辿り、波打ち際に立つと海へ向かい声をかけました。

「海よ、応えてくれ。なぜ今年は魚がいないのだ?」
『若者よ、応えよう。
 魚が浜辺近くに集まらないのは、そこに闇があるからだ。』

「浜辺近くに闇があると?」
『そうだ。人間が争いをしたり、恨みや妬みの強い醜い心を持ったまま海に入ると、
 知らず海の中に闇を吐き出してしまう。闇の混じった海は、魚にとっては苦い海となる。
 それで魚が浜辺近くに寄ってこなくなるのだ。』

「なんと!海も山も原因は同じだったのか!
 人間が自ら作り出す闇によって、山を崩し魚を遠ざけていたのか。」
『そうだ。人間たちが自ら作り出した闇で、自分たちの生活ができなくなってきている。
 人間たちが自らしでかしたこと、それに気づかぬとは・・・。』  

「何と愚かなことか・・・。
 全てのことが分かった。我が人間たちに伝えよう。」
『伝えてくれ。山も海も我らが守る。
 しかし、そこに住む人間たちも、山や海を守らねばならないことを知れと。』

「伝えよう、人間たちに、そのことを伝えよう。」

海と約束をした若者は、長の家に向かって歩き出しました。

長は村人たちを全員集めて、若者の話を聞いてくれました。
真剣に話を聞いていた村人たちは、山が崩れ魚がいない原因が自分たちにある
ことを知り、大変に驚きました。

「そんなこと、考えたこともなかったぞ!
 ワシらの思いが闇を作るなどと、考えたこともなかった・・・。
 ワシらは自分で自分の首を絞めていたのか!
 なんと酷い、なんと愚かなことか・・・。
 山にも海にも、申し訳ないことをした・・・。」

集まっていた村人たちは、どうしたら良いのかを真剣に相談しました。
深刻だった村人たちの顔に、笑みが戻ってきました。
自分たちで山や海を守ることを、改めて村人全員で決めたのです。

それからしばらく後、崩れていた山肌に草が生えてきました。
浜辺近くに魚が寄るようになりました。
村人たちの間から、歓声が上がります。
若者に向かって何人もが声をかけます。

「山の幸が戻ってきた、ありがたいことだ!
 山幸彦と呼ぼう!」

「おかげで海の幸が戻ってきた、ありがたいなぁ!
 海幸彦と呼ぼう!」

「山幸彦だ!」
「いや、海幸彦が良い!」

喜びを伝えながら飛び交う村人たちの言葉を、若者は嬉しそうに楽しそうに聞いています。
村は平和になり、豊かになり、村人たちの明るい声が響き、元気に働いています。 



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追伸
実は、私も今日の分を書くまで、主人公がどなたなのか「?」のまま
書き進めていました(^^)
みなさん、すぐにお分かりになりました?




~あかね雲よりみなさんへ~
本日まで留守をしています。
コメントへの返信、および霊視相談、メールも帰宅後になります。
お待たせしていますが、よろしくお願いします。



もうひとつの神話 5
長は姿勢を正し若者に向かうと、真剣な顔で話し始めました。


「しばらく前から、山が崩れ始めました。
 雨が降った後ならば、皆もそれと知りましょう。
 しかし、何の前触れもなく、いきなり山が崩れます。
 幸い山崩れで死んだ者はおりませんが、あやうく怪我をしそうになったり
 家が壊れたりしています。
 村人は、獣や山菜なども取りに、山に行くことができなくなりました。
 いつ崩れるか分からない山は、ワシらにとっては恐ろしいものです。
 山がなぜ崩れるのか? ワシらはどうしたら良いのか、教えて下さい。」

「山が前触れもなく崩れる・・・山の難儀については分かった。
 では海の難儀とは、どういうものなのか?」

「海の難儀とは、いつもなら大漁になる魚が、今年はまったくとれません。
 とれないどころか、魚の影さえみえません。魚がいないのです。
 魚はワシらにとっては、大切な食べ物です。
 なぜ魚がとれなくなったのか? どうしたら良いのか?それを知りたい。
 海と山の両方で、食料が乏しくなりました。
 ここは、それまではとても豊かな村でした。
 海と山にワシらがやらねばならないことを、何かおろそかにしているのか?
 それを知って、解決したいのです。
 また豊かな村になりたいのが、ワシらの願いです。」

じっと聞いていた若者はうなずき、長に向かって言いました。

「分かった。明日の朝になったら、海と山に聞いてみよう。」

その場に居た皆は安堵の声をあげ、期待を込めた言葉を若者に伝えました。

ぐっすり眠り心地よい朝を迎えた若者は、身を清めると山へ入って行きました。
あちらこちらに何箇所も、山肌の崩れているのが見えます。
じっと立ち止まって思案していた若者は、やがてとある場所へと座り込みました。

「山よ、応えてくれ。なぜに自らを崩していくのだ?
 村人たちは難儀している。村人たちにできることはあるのか?」

『若者よ、応えよう。
 自ら山を崩していくのは、そこに闇が溜まるからだ。
 村人たちが争いをしたり、醜い心を持ち続けるとそこに闇ができる。
 村人たちが自分たちで作り出した闇を、言葉に乗せて外に出す。
 人間の作り出した闇が外に出ると黒い塊となり、いつしか山の窪んだ所に
 集まってきて溜まってしまった。
 溜まった闇を潰すには山を崩すしかなかった。』

「なんと!人間が自ら作り出した闇を潰す為に、山を崩したと?」

『そうだ。そうしないと闇が集まり続け、闇が広がり続けてしまうからだ。
 そうなれば人間になお悪い影響を与え、自然も汚れてしまう。
 守る為に自ら山を崩すのは、仕方のないことだった。』

「分かった、人間にそのように伝えよう。」

山と約束をした若者は、海へと足を向けました。



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明日まで留守にしています。
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もうひとつの神話 4
やがて日が暮れ月明かりとなったころ、二人はやっと村に辿り着きました。
おぼろに浮かぶ村の家々、かすかに人の話し声が聞こえます。

イズナは先に立ち、若者を長の家へと案内して歩きます。
村の奥まったところに、一段高くなった家があります。
垂れた布の向こうから、わずかに明かりがにじんでいます。

イズナが中へと声をかけると、布は内側から引き上げられました。
明かりが幾つか灯る中に、数人の男女が座っています。
イズナが若者を家の中へと引き入れると、人々の間からざわめきの声が上がり、
たちまちのうちに若者は長の前に座らされました。

「良くぞ来られた! 
 皆でお待ちしておりました。まずはお疲れを癒して下さい。」

長の呼びかけで、若者の前には魚や果物や野菜が並びます。
空腹を感じていた若者は喜んで、さっそく食事にとりかかると、並べられた
食べ物を全てたいらげようと、魚に手を伸ばしました。

周囲の人々は、好奇心をあらわにしたり、興味津々に若者を見たり話しかけたりします。
若者は周囲の人々の思惑などまったく意に介さないように、満足するまで食事を続けます。
長はそのような若者の姿を、頼もしそうに見ています。 

やがて食事を終えた若者は、長に食事の礼を言いながら、ここまでイズナに
案内された意味を問いかけました。

「海と山の、両方の難儀を解決して下され。
 それが我らの願いじゃ・・・。
 ところで、お名前は何と? 何とお呼びしたら良いか?」

問われた若者は、困惑の色を浮かべました。

「名前は・・・。
 誰からも何とも呼ばれておらぬ。
 山からも川からも『オノコよ』と呼ばれておった。」
「オノコとは、男の子の意味でございますな。
 では、まだ名前はございませんか?
 はて、なんとお呼びしたら良いものか・・・。」

長をはじめ、村の人々も若者の名前をめぐって考え込んでしまいました。

「名前とは、人そのものを指し示す、大切な言葉です。
 はて、なんと呼びましょうなぁ?」 

考えあぐねている人々の間で若者は戸惑いながらも、どこか楽しそうに皆の顔を眺めていました。

若者は様々な人の表情を見ていましたが、長に向かって声をかけました。

「名前はあとでも良いのではないか?
 まずは我をここに呼んだ難儀とやら、それを話してくれぬか?
 海と山の難儀を解決する為に、我をここへと呼んだと言うが・・・。」

真剣に若者の名前を考えていた長は、若者の言葉に顔をあげて頷きました。

「あぁ、そうでした。
 海と山の難儀を解決できるのはあなただ、との土地神様のお言葉でした。
 それゆえにこの村へ来ていただきました。
 まずはお聞き下さい。」

姿勢を正して、長は若者へ向き合いました。


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もうひとつの神話 3
深く頷いたイズナは、若者の目をしっかりと見て、話し始めました。

「私の村は、山と海に囲まれていますが、山と海の両方で難儀なことが起こっています。
 村の皆は散々に悩み心を痛めています。
 先日村の長が、土地の神様にお伺いを立てました。
 何とかこの難儀を解決してほしいと、心から祈りました。
 すると『山の向こうの海に行け、そこに若者がいる。
 この難儀は若者が解決してくれよう。若者を連れて来るが良い』
 とのお言葉をいただきました。
 私の村からは、山の向こうの海には滅多に行きません。
 そこで皆で相談を繰り返した結果、ひとりの男があなたを見にいくことに
 しました。その男は隠れつつ、何日かあなたを見続けました。
 男は村に帰って、たしかにお言葉通りの若者がいることを伝えました。
 そしてもう一度土地の神様にお伺いを立て、迎えの者を誰にするか尋ねました。
 『イズナが行け』とのことで、私があなたをお迎えにまいりました。」

「そうか・・・。見られていたとは、まったく気づかなかったな。
 それで海と山の両方で起こっている難儀なこととは、何事だ?」

「それは私の村までおいでいただき、その上で村の長からお話を聞いて下さい。
 村までは私が案内をいたします。すぐに出かけられますか?」

「すぐに出かけても良いが、村は遠いのか?」
「道のりは、少々あります。」
「分かった、用意をするから少し待て。」

若者は小屋に戻り身支度を整えると、早くも立ち上がった娘の傍へ寄り、
一緒に歩き出しました。

山奥で年月を過ごした若者の足は達者です。
幾つか山を越える道のりも、楽々と歩いて行きます。

ともすれば遅れそうになるイズナは、必死について行こうと頑張ります。
イズナの表情に気づいた若者は足を緩め、イズナに合わせて歩いてくれるよう
になりました。イズナは安堵の息をつき、感謝の言葉をかけました。

「気づかなくて悪かったな。
 我は人と交わる暮らしをしていない。
 何事も自分の思いのまま、気持ちのままに動き暮らしてきた。
 気づかぬことも多いと思う。何かあったら、教えてくれ。」

イズナは若者の素直な心に打たれたように、微笑んで頷きました。



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もうひとつの神話 2
突然、若者の前に大きな波が打ち寄せました。
驚いて飛びずさった若者の目に、大きな龍の姿が見えています。

『良く来た。なおさらに逞しい若者となったな。
 知らせは届いている。我の背に乗るが良い。』

海から出てきた龍の足をつたい、若者は教えられた背に乗りました。
若者がしっかりと背に落ち着いたのを知ると、龍は勢い良く空へと飛び立ちます。

龍は大海原を渡り、幾つもの大地を越え、とある島国へと降り立ちました。

『ここが、これからお前の住む所となる。
 空も海も山も川も大地も、全てがお前を見守っている。
 見えるもの、見えないもの、全てがお前を見守っている。
 お前の心のままに生きよ。心のままに暮らせ。
 いつの日か、また会おう・・・。』

そう告げると、龍は風と共に飛び去って行きました。

見送った若者は、小さく波が打ち寄せる浜辺に立ちました。
周囲を見渡し、まず自分の住む場所をこしらえようと、林の中に入ります。
手ごろな木を見つけ、ツルを見つけ、簡単な小屋を造りました。

どのくらい日を重ねたでしょう、若者はすっかり浜辺の暮らしに馴染んでいます。
山の中で暮らした頃を懐かしく思いながらも、今では海を友とする暮らしを楽しんでいます。
若者は山が授けてくれた知恵が、日々の暮らしの中に生きていることを知りました。
川から学んだことが、いつどのように役立つのかと、若者は胸を膨らませます。
日々の生活が、若者をますます逞しくしていきました。

ある日のことです。
浜辺で貝をとっていた若者は、砂を踏む軽やかな足音を耳にして、顔を上げました。
眩しい陽の光に照らされて、そこにはひとりの若い娘の姿があります。
近づいてきた娘は軽く微笑んでおり、手にした籠を若者に向けて差し出しました。

「私はイズナ・・・。」

娘の声は明るく、透き通っています。
娘の明るいにこやかな笑顔につられて、若者も笑い返します。

「これを差し上げます。
 良かったら食べて下さい。美味しいですよ。」

娘の差し出す籠には、鮮やかな緑の葉を敷いた上に焼いた魚が載っています。

「ありがたい!
 今日は珍しく、まだ何も捕れておらず腹がすいている。
 焼いた魚とは、美味そうだ。」

若者は喜んで籠を受け取り、涼しい木陰に娘と共に座ります。
娘の方を見て、嬉しそうに笑った若者は、さっそく魚にかぶりつきました。
熱心に魚を食べる若者を、娘は微笑んで見ています。

「ご馳走になったな。美味かったぞ!
 ところで、さきほどイズナと名乗ったが、なぜ我のことを知っているのだ?」

若者に問われてイズナは一瞬戸惑いましたが、意を決したように若者の目を見つめます。



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あかね雲

Author:あかね雲
私が触れた不思議な世界と、ご縁のあった出来事などを気の向くままに書いていきます。

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