あかね雲 〜生きる意味〜
不思議な世界行ったり来たり???
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もうひとつの神話 1
山々が連なる、更なる山の奥深く、凛と澄み切った空気の中、
ひとつの雄々しい魂が誕生しました。
深い山の懐に抱かれて、男の子はすくすくと育ちます。
自然を友とし、山に教えられ、川に学び、風と遊びながら
真っ直ぐに育っていきました。
鳥や動物たちの温かさに触れ、花や木の優しさに触れ、大地や太陽や月からの
大きな愛を受け取り、たくさんの見えない手によって、子供の心身は
育まれていきました。

太陽を「父」と呼び、大地を「母」と呼びます。
太陽も大地も、それに応えます。

鳥や動物や魚たちは少年の兄弟となり、姉妹となり、遊び相手となって
日々を過ごしています。
少年はいつでも温かく迎えられ、真剣に教えられ、厳しく鍛えられて、
心と身体に必要なものを全て身につけていきます。
少年は自分が愛され、大切にされていることを肌で感じており、
心で確かめています。

少年に向かう全てのものが、それに応えています。

どれほどの年月が経ったのか・・・。
いつしか幼子は少年となり、今は逞しい若者となっています。

ある日、山が『旅に出よ』と伝えます。
川も『旅するときが来た』と言います。
花や木は『旅をしておいで』とささやきます。
風は『一緒に行こう、案内するよ』と誘います。

木はたくさんの木の実を、持たせてくれました。
花は薬となる葉を、持たせてくれました。
川はいつでも、魚が捕れるようにしてくれました。
山は弱った動物を、傍に寄せてくれました。

初めての旅に向けて目を輝かせている若者は、山や川の言葉を聞き、
風に誘われ案内をされるままにどんどん歩を進めて行きます。
険しい山もなだらかな草原も、若者を温かく迎えてくれます。
夜には草がしとねとなり、月が心地よい眠りを守ります。

幾夜も幾夜も旅を重ね、若者は懐かしい山から遠ざかって行きました。
時折思い出すと、風が山の頼りや声を運んでくれます。

『どこに居てもお前と一緒だ』

胸に響いている声や温かさが、若者の足を前に前にと進めます。

やがて目の前に、大きく広がる海が現れました。
『これが海だよ』
風が教えます。



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~あかね雲よりみなさんへ~
5月30日より6月5日まで留守にしています。
コメントへの返信、および霊視相談、メールへの返信は
帰宅後になりますので、よろしくお願いします。


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迷子の女の子
ある日、気が付くとテーブルの左隣に、小坊主さんが座っている。
私と目が合うと、ニーッコリ笑う。

「いらっしゃい。ひとりなの?」
『ひとりです。仲間も来ていたけれど先に帰りました。
 オレは姉さんに聞いてほしい話があって、残りました。』

「そうなんだ、気付くのが遅くなってごめんね。」
『いいんです。姉さんの仕事が終わるのを待っていただけだから・・・。
 急がなくても良いかな・・・って。だから声をかけずに待っていました。』

いつから待っていたのかは言わない小坊主さん、申し訳なくてお菓子を勧める。
小坊主さんは嬉しそうに笑うと、和菓子の方に手を伸ばした。
それは京都であかね雲のブースに来てくれた、Sさんがお土産に下さったもの。

「知っていたの?」
『みんなで食べたいなって言っていた。
 男の人が持ってきたのも知っていたからな、これ、美味しいんだ!』

それは、京銘菓の「あじゃり餅」。
おかげさまで、私だけではなくお客様も神仏も妖怪たちまでも好物だったようで、
美味しくいただいた。

「ところで、話って何なの?」
『実はね、迷子の女の子をひとり預かっているんだ。
 長とも相談をして今はオレたちの所にいるんだけど、どうにも居心地が悪そう
 なんだ。自分の居るところではないと思っているみたい。
 実際にそうかもしれないし、西の長にも問い合わせてみたんだけど、心当たりが
 ないって言うんだ。天狗も知らないと言うし、姉さんなら何か知っているかと
 思って、聞いてみようと言うことになったんだ。』

迷子の女の子って、どんな子なのかな・・・私が何となくそう思っていると、
女の子のビジョンが届いた。
髪を真ん中から分けて、両方の耳の後ろあたりで団子のような形にしている。
ちょっと裾長の衣に、下はズボンのようなものをはいている。
卵型の顔でちんまりした鼻に細い目、ちいさめの口元が可愛い。
この子、もしかして中国から来たのかも・・・。

「言葉・・・人間のような言葉ではないかもしれないけれど、何か違うと思わなかった?」
『そうそう、思ったよ。もちろん何を言っているのかは分かるし、通じるよ。
 でも、なんと言うのかな・・・何かが違うんだ。微妙なんだけど違うんだよ。』

「ねぇ、あなたたち妖怪の世界では、他の国の妖怪たちとの付き合いはないの?」
『他の国の妖怪? 姉さんの言いたいことは分かるけど、ちょっと違うよ。』

妖怪や精霊や妖精は、その土地に根付いているものと言う。
人間の知らないところで自然を守り、人の心を察知する。
神仏の世界とも関わりを持ちながら、与えられた自分の住む土地と空気と水と緑を
しっかりと守り抜く。

それぞれの妖怪たちが住む土地のエネルギーが、そもそもの妖怪たちのエネルギーだと言う。
そうなんだ、だから妖怪たちは自分たちの目的がはっきりしているし、目的を果たすための
力や能力を備えているんだと知った。
自分たちが住む所の人間に似せた姿で視せることが、共存の第一条件だったのかもしれない。
妖怪が様々な形でいるのも、それぞれの能力や力に合わせた姿でいる方が楽だし、持っている
もの備わっているものを発揮しやすい。
だから、様々な形で視せてくれるんだと、私は納得がいった。

私は、なぜ妖怪たちが様々な姿をしているのか、どんな形であれ妖怪たちはお互いに何も
違和感を持っていないのかを知ることができた。

『姉さん、それで迷子の女の子はどうしたらいい?』
「あぁ、そうだったね。」

どうしよう、誰に聞いたらいいのかな・・・ふと顔が浮かんだ。

「金龍、お願いがあるんだけど・・・」
『ワシの出番かな。話は聞いておった。
 ワシなら中国の龍とも交流がある。まず聞いてみよう。』

私に届いたビジョンは金龍も視ていたようで、詳しい話は何も無くても内容は通じていた。
やがて金龍が帰ってきた。

『姉よ、分かったぞ。
 ワシがその子を連れて行こう。中国まで送っていく。
 東の長とも話を通じてきた。任せておけ。』

はーい、何だかわからないけれど、もう話がそこまで進んでいるんだ、早い!

「ねぇねぇ、その子が迷子になった理由が知りたい!」
『姉の興味か?』

ごめんね、ただの興味でしかないんだけど、ほとんど交流のない中国の妖怪の女の子が
日本で迷子になった。どんな理由か知りたいじゃない。教えてよ!

『分かった、では女の子を送り届けてから、改めて姉に話すとしよう。』

お願い、話を聞くのが楽しみ♪ 私はワクワクしてきた。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

5月30日から6月5日まで、留守にします。

あかね雲は友人に頼んで、毎日お届けするように用意しています。

コメントの返信は、私が帰宅してからにさせてください。

霊視相談やメールも、私が帰宅してからにお願いします。

あかね雲を楽しんでいただけますように、どうぞ、よろしくお願いします。


行ってきます(^^)


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見えない世界のキツネ
見えない世界にもキツネがいる。

神界に住み人間の手伝いをする「お使いキツネ」と、
神社にいて人間と神界の橋渡しをする「稲荷キツネ」だ。

それぞれの違いは、瞳の違いとして私に教えてくる。

神界のお使いキツネは黒く丸い瞳で、私を視る。
稲荷キツネは、人間が好んで作り神社に置物としてある目の細いキツネの姿で視せる。

稲荷キツネは、一様に白く輝く姿で私に視せる。
お使いキツネは白い毛並みもあるが、他にも茶色や金茶や黒い毛並みで視せることがある。
それぞれに性格も違い、優しい子、ヤンチャな子、いたずらっ子やワンパクなのも居る。
でも、どれもが仕事には熱心で真剣に手伝ってくれる。

お使いキツネのひとりに、パオがいる。
今世ある能力を持って生まれてきたAさんの役目を手伝うために出会い、そこで名前を
つけてもらっている。その名前は『パオ』だ。

パオは時折、我が家に訪ねてきて私に姿を視せる。

以前に私がヒーリングをしていた時、クライアントさんに着せていた毛布が、いきなり
有り得ない動きをした。しかし、クライアントさんは気持ちよく寝息をたてている。
私の目の端を白い光がかすめ、パオが身をすり寄せて来るのが分かった。

パオは温かく心地良い。
しなやかに身体を丸めると。私にピタリとくっついてきた。
1時間後、私はパオと話していた。

「さっきいきなり毛布を動かしたのは、パオでしょう?」
『そうよ。でも人間には触らなかったんだけど、悪かったかな?』

「ううん、大丈夫よ。起こすまでグッスリ眠っていたから、パオには気付かなかったようね。」
『あぁ、良かった。起こしては申し訳ないものね。』

「今日パオが来たのには、何か訳があるのでしょう?」

パオは黙って私の方を視る。だんだんと首が下がり、ションボリした姿になる。

「どうしたの?」
『お姉さんは変わらないのね。』

「変わらないって、私の何が変わらないのかな?」
『お姉さんは神仏や私たちの誰が来ても、どんなに手伝っても、何も変わらないの。
 だから、皆が喜んで手伝うし、一緒に仕事ができることを楽しんでいる。』

だってそれは・・・皆さんがいろんなことを手伝ってくれるのが私はとても嬉しいし、
手伝ってもらえる私でありたいと願い、望み、感謝をしているからだと思う。
パオも、人間が持って生まれた能力を発揮できるように、Aさんの側に居て手伝っている。

「何かあったの?」
『人間って、どうして勘違いをしたがるのかしらね。』

パオの言うことによると、仕事を手伝うために居るお使いキツネの存在を、自分で勝手に使える
キツネだと思い込んだり、勘違いをするということだ。
態度や言葉が願いや祈るのではなく、命令になってしまうという。
感謝するどころではなく、勝手な言い分を押し付けることになってしまうと言う。

お使いキツネが自分に付いていることを自慢したり、キツネ本来の仕事ではないようなもの
さえも、やらせようとするようでもある。
いつしか自分が高慢になったり、傲慢になっていることに気付かない。
お使いキツネが付いていることが当たり前になっており、自分の能力を過大評価するように
もなっているようだ。

お使いキツネが付いているからこそ、より謙虚になり感謝をすることなのに・・・。
お使いキツネが付くということは、それだけ役目が重く大きいということでもある。
それだけ大きく成長しようと、自ら決めているからでもある。

パオはAさんに気付いてほしくて、メッセージを送り続けている。
しかし、高慢になったり傲慢になっているAさんには届かない。
メッセージが届いても自分勝手な解釈をしてしまい、本来の意味からは外れてしまうことになる。

私はパオの話から、人間の高慢さや傲慢さの持つ恐ろしさを、改めて知ることができた。
私の中にも高慢や傲慢がある、だからこそ気をつけたいと、パオとの話は尽きなかった。




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心を綺麗に生きる
心を綺麗に持つ、綺麗な心で生きる・・・。
それはどのように生きることだろうか。

人それぞれの思いもあるだろうが、それはとてもシンプルなことだ。

人間にはプラスとマイナスの、様々なあらゆる感情が備わっている。
プラスもマイナスも、知る必要があり、経験をする必要があるから備わっている。
マイナスはプラスを知る為にあり、プラスはマイナスを知る為にある。
両方を経験することが、とても大切なことだ。

人間に備わっている様々な感情、どのような感情であっても、わき上がってくる感情を
素直にそのままに感じ取ることが大切だ。

「憎しみ」「嫉妬」「悲しみ」「恨み」「怒り」「妬み」「寂しさ」
「喜び」「楽しみ」「嬉しさ」「幸せ」「愛」

感情の起伏を、そのままに感じていくと良い。

自分にとって
「その感情を知る為に本当に必要な時間」
だけ、感情の中に浸ることだ。

何かのきっかけで、その感情から抜け出すことができるようになったら、それで終わりにする。
たとえどれだけ酷いマイナスの感情であっても、そこから抜け出して終わりにしてしまえば、
心の中に「汚れ」としては残らない。

マイナスの感情に、必要以上に長く浸り続け、溺れ続け、引きずられ続けることが汚れになる。
汚れは、やがて自分を苦しめることにもなる。
「汚れ」として残らなければ、やがて心は軽くなり、心を綺麗に保てることになる。


様々なマイナスのことを
「思ってはいけない」
「考えてはいけない」
「感じてはいけない」
この思いや考えこそが、自分の思いや感情を否定することになり、返って心の中に押し込めたり
奥底に沈めたりしてしまう。これが「心の汚れ」となっていく。

どんな感情でも、自分の中にしっかり感じて知ることにより、大切な経験ができる。
感情のひとつひとつを知ること、それも成長へと繋がっていく。


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前世が関わっていたこと。
電話で相談を受けてから
「1日も早く会いたくて・・・」
と1週間後には我が家を訪れたHさん。
今はヒーラーとなり、自分の仕事としているアロマと合わせて活躍をしている。

Hさんの前世は、アトランティスの最後の時。
高度な霊的能力を持っていたHさんは、神殿に仕える巫女だった。

その時代、神殿の様々なことに反対する勢力があった。
反対派は己の勢力を強める為に、高度な能力を欲しがっていた。
彼らはその為に神殿に仕える巫女や神官を、自分の勢力に引き込もうとしていた。

最高神官として神殿に居た私は、そのような勢力のあることや、彼らに誘われ離れて
いく弟子のあることに、苦渋の思いでいた。

ある日のこと、私の部屋へ一人の巫女が慌てて駆け込んできて、前世のHさんの
行方不明を継げた。異変を感じた私はおおよその場所を霊視して、神殿の衛兵たちを
救出のためにそこへと向かわせた。

そこでは反対派の人達が、Hさんに向かって仲間へ入るように説得をしている。
しかし、どのように誘われても、Hさんは頑として首を振らない。
言うことを聞かせる手段として、拷問に近いことさえ行っている。

痛みに耐えながらもHさんは、屈しなかった。
そこにHさんを救うため、衛兵たちがなだれ込んだ。

それを知ったHさんは、そこに居る誰かに向かって叫んだ。
「早く逃げて! 早く逃げて!」
衣の裾が翻り、逃げ去る女性の姿が視えた。

その事を伝える私の言葉に、思いあたることのあったHさんは、
「もしかしたら・・・もしかしたら・・・それはMさんでは?」
前世も同じ時代に生き、今世、親しくしている人の名前を告げる。

「きっとそうでしょうね。
 その人の誘いでないと、貴方はきっと神殿を出て行かなかったでしょう。」
話を聞いているHさんから溜息がもれた。

救い出され神殿に帰ってきたHさんは、私の前に来たが詳しいことを話そうとしない。
全ては自分の過失として、ひたすら謝るばかりだ。
反対勢力はHさんのことを諦めずに、拉致を繰り返すおそれがある。
問いただす私に、Hさんは苦悶の表情を浮かべ、頭を垂れるばかりだ。
守りきれないと知った私はHさんの了承のもと、能力を惜しみながらも封印した。
反対派に、Hさんの能力を利用させてはならなかったからだ。

能力を封印され、実家に戻ったHさんを迎えた母の嘆きは、相当なもだった。
持って生まれた能力を認められ神殿に仕える娘は、母親にとっては誇らしく自慢だった。
その時の母親が、今世のHさんの母となっている。

「そうだったのですか。
 母はヒーリングや見えない世界の事を口にする私を、とても心配しています。
 どうして分かってもらえないのか、どうして心配ばかりするのか、そう思って
 いたのですが、前世で私自身が母に心配をかけ、落胆させていたのですね。
 母の思いはそこにあったのですね。」

そう語るHさんの声には、涙がこもっていた。

「前世のこのことを知ったら、二つも三つも絡まっていたことが、
 スルスルスル・・・とほどけるように、分かってきました。
 これからは母とのことも、きっとうまく行くと思います。」

Hさんから明るい声で返事が返ってきた。




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距離の差
数年前のある日、私が北海道に行った時のこと、ニポから連絡があった。

『お姉さん、今は北海道に居るんでしょう。』
「そうよ、札幌にいるんだけど何か用事なの?」

『北海道まで行っているんだから、ついでに行ってほしい所があるんだけど。』
「いいよ、近い所だったら大丈夫だけど・・・。」

『アラ、すぐそこよ。近いわよ。』
「近くだったら誰かに連れて行ってもらうこともできるから、大丈夫だと思う。」

『うん、連れて行ってくれる人はいるわ。
 すぐ近くだから大丈夫。頼んでみてくれる?』
「話してみるね、場所はどこなの? 教えてくれる?」

『うん、今 送るわね、ここよ!』

ニポは私に北海道の地図と、行って欲しい場所をビジョンで送ってきた。
北海道の地図は鮮明で、行って欲しい所は点として光っている。

エッ・・・ここなの?
ニポ、行く場所って、ここなの?
ニポのビジョンは笑顔で頷いている。

「ニポ、行ってほしい所って、網走じゃない!」
『そうねぇ、たしか人間はそんな名前を言っていたわ。』

「ニポ、私の居る所は札幌よ!
 網走なんて遠くて、とてもすぐに行ける場所ではないよ!」
『アラ、すぐよ。ちょっと移動するだけじゃない。』

ニポ~~~!

ニポにとっては、確かにすぐ近くだ。
ニポが行きたい場所を決めてただ振り返れば、もうその場所に居ることになる。

「ニポ、私は人間よ。人間が移動するには、身体を実際に動かさなければならない。
 ニポのように瞬間で移動することはできないの。
 だから・・・また改めて行くことにするから、今回は勘弁して・・・。」
『アラ、そうなの~。
 分かったわ、じゃぁ、次に北海道に行く時にそこを訪れるようにしてね。』

ニポは何でもないように言って、連絡を終わった。
網走って・・・ツアーでも参加するかな・・・。



タルちゃんに連絡したいことがある。

「タルちゃん、ちょっと聞きたいことがあるんだけど・・・」
『たった今まで姉さんの所にいたんだよ。
 分かった、今すぐ行くから・・・。』
(気付かなかった・・・)

『何の用事?』
そこにはタルちゃんの笑顔がある。


タルちゃんやニポにとっては距離は関係がない。
どこに居ても、瞬間に移動をする。
同時に二箇所に居ることはできないが、瞬きをする時間で移動をする。

タルちゃんに呼びかけて

『ちょっと待っててね。』

と言われる時には、移動するのに時間がかかるのではなく、何か仕事をしていて時間がかかる。
だからこそ、私と一緒に飛行機に乗ったり、新幹線に乗ったりすることを面白がる。

人間は不便だからこそ、いろいろと便利に向けて考えたり発明をしたりするのだろう。
しかし、便利さがいつしか地球を汚染することに繋がったのだろうか、考えてしまう。




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時間の差
タルちゃんやニポと話をしていて、時間に関しての考え方がまるで違うことを知った。

『姉さん、もうすぐだよ。』

『姉さん、もう少しだよ。』

『姉さん、ちょっと先だね。』

皆さんの中では、この言葉にどれだけの日数や月数、あるいは年数を思い浮かべるだろう。
私にも私なりに感じた数字があり、自分勝手に感じたままの日数や月数を思い浮かべていた。


ある話しの中で、タルちゃんに質問をしたことがある。
「それが実現するのは、いつ頃になるの?」
『うん、もうすぐだよ。』

ありがとう・・・もうすぐなんだ・・・私はもうすぐの時間帯を自分勝手に2~3週間かな、
と思い描いて楽しみに待っていた。ところが3週間を過ぎても、いっこうに実現しない。

「タルちゃん、まだ実現しないんだけど・・・」
『うん、もうすぐだから・・・。』

うん、分かった・・・じゃぁ、あと2ヶ月ほどかな・・・そう自分勝手に思い込んだ。
ところがまだ実現しない。

「タルちゃん、もうすぐ・・・もうすぐって言うけど、まだ全然なのよね。」
『うん、だって、もうすぐなんだから・・・』

「あのね、タルちゃんの言う もうすぐ と、私の考える もうすぐ との間に差があるよう
 に感じるんだけど、タルちゃんの言う もうすぐ は、時間で言うとどのくらいになるの?」

この時、初めて時間について話をした。
そして、見えない世界と人間界での時間の差を、私は知ることができた。
悠久の時の中に居るタルちゃんたち神々、限られた時間の中で肉体を持ち、人間として存在
をする私たち。タルちゃんたちにしてみれば、人間の一生という時間は、ほんの僅かな時間
でしかない。タルちゃんたちの時間は、宇宙の時間となる。

タルちゃんは時間を私に合わせて考えてくれたが、それでも、まだまだ大きな差があった。
タルちゃんの言う『もうすぐ』は、人間界の時間で言うと、2~3年先ということだ。

『もうちょっと・・・』には5年ほどかかる。
『ちょっと先・・・』だと10年ほどになる。

ため息が出た・・・もうすぐが2~3年先、私にとっては決して「もうすぐ」と言える時間
ではない。もっと先に感じてしまう時間だ。
それと知ってからタルちゃんやニポは、私に合わせた時間を言ってくれるようになった。

人間の成長を見守る・・・それは私たちにとっては長い時間であっても、タルちゃんたちに
とっては決して長くは感じない時間だ。だからこそ待つことも本当に見守ることもできる。

『だからこそ、真剣に生きて欲しい、1度の人生、限られた時間を大切に生きて欲しいんだ。』

私は、タルちゃんの言葉に重みを感じた。
そして、言葉に込められる愛を感じた。



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あかね雲を応援してくれている友人が、mixiにコミュニティを作りました。

mixiに参加している方で、一緒に楽しもうと思う方は、ぜひ参加してください。
私も皆さんと一緒に、いろいろな話を楽しみたいと思います。


◎みえない世界を楽しもう!◎

http://mixi.jp/view_community.pl?id=2206026


よろしくお願いします。



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希望を叶える
その人にとって最良のその時に 人は自らの希望を招き入れる
最良のその時を作るのは その人自らの力であり 経験の積み重ねでもある
経験の積み重ねとは、希望を叶える為の準備でもある

準備なくしては 如何なることも叶うことはない
それが時には奇跡と写るかも知れないが
 その奇跡さえ
本人が招き入れることだ

様々な苦悩 失敗 挫折 それさえも時には準備の中に入っている
それらを経験してもなおその先に光を視れば それは希望へとつながるものだ

その先に光が視えなければ 別の道を探すが良い
己の目標を探し 探ししているうちに 必ずやそれに辿り着くであろう
途中で放棄しないことだ 
自分の目標を探すことを 放棄しないことだ

目標はひとつではない
幾つも自分で決めて来ている
その希望を探し そこに光を当てよ
光を当てれば なおそこに光は集まり ことさらに準備を進めて行くであろう

準備の中には出会いがある
人との出会い 物との出会い 土地との出会い 
それも全て 自分の中で探す答えとなるものだ

答えは己の中に問え

己の中に問うていれば それは形を変えてでも応える

時には己が応えよう 
時には人が応えよう 
時には文字として応えもしよう

答えは素直に受け取ればよい
見逃すことなく その時に受け取ればよい
答えは喜びを持って そこにあることを知ればよい




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子供を守るために。
『姉さん、オレたち妖怪のことを、魔物だと思っている人間がいるな。』
「そうね、妖怪と魔物を混同している人たちもいるし、残念ながらそのように書いている
 本もあるからね。自分に分からないことだと、本に書いてあれば信じる人もいる。」

『姉さん、オレたちのことを人間に知らせてくれよ。』
「もちろんよ! そのためにもこうして話を聞いているんだもの。
 皆のことを、あかね雲に書くからね!」

『オレたちのことが見えなくてもいいから、本当のことを知ってほしいな。』
「皆のこと、妖怪のことを知りたいと思っている人たちも、きっとたくさん居ると思う。
 だから私が伝えていくね! 私も皆から話を聞きたい!」


我が家を訪れる妖怪たちは、花壇の手入れのあと私に話をしてくれる。



昔のこと・・・村里から離れた山の中に、満々と水をたたえた深い沼があった。
沼のあることは村人全員が知っていたが、お祖父さんのお祖父さんの曾祖父さんの頃から
「沼には近付くな、怖ろしいことがおこる」
という言い伝えがあり、それを守って沼に近付く村人はいなかった。

川の水が細るほどの猛暑の夏、暑さに耐え兼ねた子供たちは、水が少なくなり遊べなく
なった川から、沼に遊びに行こうと相談を始めた。

大人たちから沼に行くことは禁じられていたが、水遊びをしたい子供たちの気持ちが勝った。
明日行こうと相談がまとまった。
一緒に遊んでいて相談を聞いていたワラシは心配になり、子供たちと別れたあとで長に話した。

人間たちは気付いていないが沼には魔物が住んでいる。
魔物は迷い込んだ人間を水に誘い込み、溺れさせては魂を喰らっていた。

長は皆と相談を重ねた。
妖怪と遊ぶ子供はいるし声を聞ける大人もいるけれど、妖怪たちが自ら姿をみせなければ
わからないものたちが多い。大人たちの夢に働きかけて、子供が沼に行くことを止めさせ
ようとの意見も出た。夢によって気付き、沼に行かないように言い聞かせる親がいれば
良いのだが、はたしてうまくいくかどうか・・・。
相談を重ねた結果、沼の近くで子供を脅かすのが1番効果があるとの結論に達した。

さて・・・誰が脅かす役目をするのか・・・。

『誰がどうやって脅かすのが良いのか。
 誰かやろうとするものはいないのか?』

長の言葉に、皆は黙り込んでしまった。

妖怪たちは、人間が好きだ。
ワラシたちはなおさらのこと、人間の子供と遊ぶのを楽しみにしている。
心優しい妖怪は、脅かすことさえ思いつかない。
臆病なものは、話しだけで震えている。

妖怪として、誰なら人間が恐がるのだろう。
誰も考えたくなかった、恐がられたくなかった。
でも、でも・・・子供を沼に近づけてはならなかった。

沼だよな・・・水だよな・・・水なら・・・水なら・・・。
集まっている皆の目が、ひとりのところで止まっている。

『オラか? オラ・・やだ! いやだ!!!』

彼の悲痛な叫びに、ひとりひとりとその場を立ち去っていく。

『オラなのか? オラも人間と遊びたい。
 人間を脅かすのなんて嫌だ! オラも人間が好きだ! 恐いと思われたくない!』

長は静かに言った。

『無理にとは言わぬよ。
 人間のことだ、ワシらがそこまでしなくても良いかもしれん。』


翌日の昼過ぎ、暑いさかりに子供たちはとうとう沼に近付いてきた。
コワイと思いながらもそれがいつしか好奇心になっている。
中にはまるで肝試しのように言う子供もいる。
ワイワイと騒ぎ立てながら、沼に向かって走り出した。

その時・・・緑色の大きなものが奇妙な声をあげながら、子供たちに向かってきた。

「ギャー! で・で・出たー!!!」
「カ・カッパだぞー! 逃げろーーー!」
「喰われるぞー!、早くにげろー!」

子供たちは我先に山道を駆け下りた。

カッパは、沼の側で涙を流しながら座り込んでいた。
それ以後、このカッパは村の川に近付くこともなく、子供たちと遊ぶこともなかった。
仏は、そんなカッパをそっと包んでいた。


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京都にて
20日の京都スピコンに出展するために、19日から京都の駅前にあるホテルに泊まった。
一緒にスピコンに参加する仲間たちと、賑やかに夜を過ごしていた。

すると強いエネルギーが一瞬のうちに広がり、大天狗が姿を現した。

『姉よ、1年ぶりかな。
 いろいろと世話になっているな。』
「子天狗は長のところで、元気にしているようですね。」

私の言葉に、大天狗は顔をほころばせる。

『長のところであれこれとヤンチャをしたり、いろいろと教わったりしているようだ。
 長の所にいるものたちとも、すっかり打ち解けたようだ。
 飲み込みが早く、他のものたちの注目を集めるのが得意だと言われた。
 いつのまにか、先頭に立って動いているようだ。良いことも悪いこともな。』

大天狗は、良いことも悪いことも・・・のところで、面白そうに笑っている。
子天狗は、東の妖怪の長のところでしっかりと成長しているようだ。
大天狗と長の間では、日々の情報交換がなされているようだ。

『ところで姉は明日のために来たと聞いた。
 ワシらに手伝えることがありそうだな。』
「そうね、手伝ってほしいことはあるけれど・・・。」

『分かった。それでは、明日。』

大天狗はそう言うと、帰っていった。
視ると、ひとりの天狗が残っている。私と目が合うと、軽く頷いてくれた。
アァ・・・警備のための天狗さんね、ありがとう。
おかげで私は、グッスリと眠ることができた。

翌日、平安神宮の近くにある会場のみやこメッセに行くと、もう天狗たちが来ている。
4~5人はいるようで、会場のあちこちを巡っている。
代表のひとりが私の側に来た。

『大天狗から言われてきました。
 我らは何をしたら良いのだろうか?』
「そうね。私の所とタマラヒーリングの所に、お客様を案内してほしい。
 ひとりでも多くの人に、体験して欲しいから・・・。」

『分かった。では、姉の所に人を集めてくれ。』

天狗に言われて私は仲間たちを呼び集め、それぞれの手のひらを上に向けてもらった。
視ると、天狗はひとりひとりの手の平に自分の手のひらを乗せている。

「何をしているの?」
『ひとりひとりは違うもの、それに合った人間が来た方が良かろう。』

な~るほど・・・その方が間違いないものね。

10時半開場となる。
あかね雲のブースに、早速予約で来てくれる人がいる。
どうやら決めてきた人はわかるようで、その人たちには天狗が後ろに付き添っている。
決めていなかった人は、天狗が先に立って案内をしている。
人々はそれと気付かないままに案内されて、ヒーリングを体験してくれている。

あかね雲の相談に来てくれて、ブログを読んでいると聞くと私の胸は躍る!
本当に嬉しい!!!
あぁ、お役に立ちたいな!
何か掴んでくれると良いな!
笑顔で帰ってほしいな!
来てくれて、本当にありがとうございます!!!

タマラヒーラーの皆さんも、頑張ってヒーリングをしている。
あとで聞くと
「何だかとってもスムースに、体験を受けてくれました。
 声をかけると、そのまま入ってきてくれて・・・。」
と笑顔で話してくれる。

天狗たちのおかげで、なんと49人もの人たちが体験してくれて、これまでで最高の
体験者の人数となった。

私も、おかげさまで15人と話すことができ、心に残る出会いもあった。
見えない世界との係わりがあるおかげで、前世を視たり霊的な影響を与えているものをも、
必要に応じて視ることもできる。
それにより誰かの悩みの一端が解消できれば、その人にとっても楽になることであったりする。
何よりも手ごたえを感じられる私が嬉しい。

大阪と神戸、また札幌とスピコンがあり出かける予定だ。
そこでの出会いがあるように、今から祈ります。




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大杉物語 Ⅱ
やがて天馬は、雲の上にそびえる山の一カ所に降り立ちました。
そこは柔らかな土の上で、あちこちに草花が群れて咲いており、
心地よい風が吹いています。

天馬から降りた少年が、杉の枝を持ったまま、周囲を見回しています。
やがて目標が定まったのでしょう、しっかりした足取りで歩き出しました。
しばらく歩いた少年が立ち止まったのは、少し小高くなっており、
土がむき出しになっている場所です。

少年は持っていた杉の枝に両手を添え、空に向かって高く掲げ、
また大声で何事かを告げました。
3度それを繰り返したあと、少年は杉の枝を地面に突き刺しました。
丁寧に周囲の土を均し、枝がしっかりと地面に立っているのを見届けると、
少年は満足の笑みを浮かべました。
花の香りをかいでいたような天馬に近付くと、その背に飛び乗り瞬く間に
駆けて行ってしまいました。

少年を見送った私は、土に植えられた杉の枝の方へ向かいました。
杉の枝は水分を十分に含んだように、いきいきとその葉を繁らせています。
そっとその葉に触った私は、不思議な感覚を覚えました。
この杉を知っているような、そんな気がしたのです。
こんな場所に来たのは初めてだし、この杉の枝は今植えられたばかりです。
私はその感覚が何なのか、思いだしたくてしきりに記憶を探りました。

触れる私の手に感応するように、杉の枝がサワサワと動いています。
気が付くと触れるたびに、少しずつ杉の枝が伸びているようです。
私の手は、その枝の1番下の部分に当てられています。
杉のエネルギーと私のエネルギーが、一体化するように大きく回ります。
冷たく心地よい風と、きらめくようなエネルギーのほとばしりを感じ、
私はその動きに全身を委ねていました。

やがてしだいに、風や動きが治まってきました。
そこに大きくそびえているものを知って、私は思わず声をあげました。

「あの大杉の樹だったの! 『大杉のおじいちゃん』のいる大杉だった!」

私はある言葉を思い出しました。
以前、ちょっとご縁のあった霊能者に
『貴方の身体の中には大杉の祝詞がある』、
と言われたことがあります。

でもその意味が分からず、後で聞いたら『私はそんな事を言った覚えはない。』
と言われてしまい、それ以来、意味は分からないままにも、
何かあるのだろうとは思ってきました。
私が持つエネルギーと、この大杉のエネルギーは同じものです。
霊能者の言った『祝詞』と言うのは、このエネルギーのことだったのですね。

実際の大杉は、ある神社にあります。
そして私がビジョンとして視た大杉は、神界にある霊的な樹の方です。
神社にある大杉と、神界にある大杉が、実は同じエネルギーでつながっている
こと、私がそれを知ったのはとても嬉しいことでした。


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大杉物語 1

ある日、私が瞑想をしている時に受け取ったビジョンがあります。
今日は それをそのままに書いて、お伝えすることにいたしましょう。


瞑想の最中、私は馥郁とした香に包まれました。

私の居る場所は低木の生い茂った崖の上で、岩の突端まで歩くと、
下には雲海が広がって見えます。
それははるか遠くまで、どこまでも どこまでも広がっており、それ以外は
何も見えませんでした。

見上げるとまぶしい光の中に、青空が広がっています。
雲が不思議な動きをしているのが、私の心に残りました。
ただの雲ではない、何か意識を持って動いているようです。
私の目には雲としか見えませんが、雲を隠れ蓑として何かが動いているのかも
しれません。

私が立っている崖の上に、一人の少年が姿を現しました。
その少年は、まるで弥生時代のような服装をしています。
意思の強い目をしており、岩の所まで来ると、下を向いてしきりに何かを
探し始めました。

やがて何かを探し当てたのか、喜びの声を発してそれを手に取りました。
それは1本の杉の木の枝です。
少年は手に取り確かめていましたが、その枝が自分の探していたものだと
確信したのでしょう、大きく頷きました。

少年は枝を持ったまま、岩の突端まで歩いて行きます。
岩の端に立つと、しっかりと足を踏ん張り、左手に持った杉の枝を高く掲げて、
どこまでも広がる雲海に向かって、大きな声で何事かを告げました。

その言葉は聞き取れましたが、私には耳慣れない意味の分からない言葉です。

少年は左手の枝を掲げたまま、遠くを見て何かを待っている様子です。

「何を待っているのかしら?」

そう思った私は、少年が見ている方向へと注意を向けました。
雲海の先に小さいけれど強い光が、ひとつあるのが見えます。
その光はどんどん近付いてきます。
すると光と思っていたのが、だんだんと形になってきます。
やがて少年の前に来て立ち止まったそれは、白い光を発して翼を大きく広げた
一頭の天馬でした。

光を収めて少年を見た天馬は、少年が左手に持っている杉の枝に顔を近づけると
確かめるように香りをかぎ、柔らかい鼻面を杉の枝にくっつけます。

天馬は満足をしたのでしょう。

蹄をかくように前足を動かし、少年に乗るように催促をしています。
頷いた少年は、ひらりとその背に飛び乗りました。
少年を乗せた天馬は、行き先が分かっているとでも言うように、
大きく羽ばたくと力強く空を駆けて行きました。

続きは明日に・・・。



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通信装置
見えない世界と私の交流が始まって、私の背中には幾つもの通信装置?が付けられた。

タルちゃんによれば

『姉さんの背中には、幾つもの細いパイプが付いているようなものだよ。
 ボクと結ぶパイプもあるし、ニポのパイプもあるし、おじ様たちのパイプもあるよ。
 それに仏さんもいつの間にか真似て付けているし、大杉のおじいちゃんも作っている。
 誰が使うのか他にもついているよ。うーん、あんまり見栄えは良くないけど・・・。
 姉さんには見えないから・・・まぁ、良いか。』

良くないよ~、私に黙っていつの間に付けたのよ~。

「痛い! なにこれ~?」
『痛い? そうかもね。
 人間にとっては痛みが一番分かりやすいから。
 通信をキャッチするのが、姉さんには痛みになったんだ。』

パイプの付いている所に通信があると、背中の一箇所に チクン! とした痛みが走る。
それはまさしく、ピンポイントの痛みだ。
痛みのある箇所で、誰からの通信なのかが分かるようになっている。

通信の内容や重要さによって

「イテッ」「痛い!」「痛いってば!!!」

私の感じる痛みが違う。

「痛い! えっとこの場所は・・・タルちゃんご用は何なの?」

と私から問いかけることができる。

ある日のこと、タルちゃんの箇所に痛みが走った。
それもなぜか、何度もしつこく痛みが走る。

「痛いから・・・痛いってば・・・分かったから、タルちゃん何のご用なの?」
『エッ? ボクじゃないよ。ボクは用事はないもの、通信してない。』

「だって・・・これはタルちゃんの所よ。」
『え~、おかしいなぁ、ボクじゃないのに・・・待ってて。』

しばらくしてタルちゃんから通信があった。

「誰だかわかったの?」
『うん、分かった。
 ボクに黙ってボクの通信パイプを使ったのは、外国の方だったよ。』

外国の方が? それもありなのねぇ。
はい、お話をうかがいますよ!

それから頻繁にタルちゃんの箇所に通信があり、その都度私はタルちゃんに問いかけては
『違うよ、それ、ボクじゃないから!』
と言われていた。

私がタルちゃんとの通信に慣れているから、どうやら海外の方には一番使いやすいらしい。

見えない世界の方々は、いきなり私の目の前に姿を現すこともあれば、通信をよこしてから、
おもむろに姿を視せる方もいる。通信はノックのような役目もするし、私が他に気を取られ
ている時などには、確実に話ができる状態にもっていくことができる。

誰も姿を視せずに手紙だけの場合などは、通信が確実に役に立つ。
私がちゃんと手紙や巻物や品物を、間違いなく受け取ることが出来るから。
通信の箇所によって、仏さんだったり大きな方だったりが分かることになる。

見えない世界の方たちと私を結ぶパイプ、瞬間の痛みはあっても通信を楽しむことにしている。



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新茶の季節
今年の新生茶が届いたとき、もう知っていたようでさっそく観音さんが来宅した。
ゆっくりいれたお茶を、観音さんは楽しんでいる。
今年は観音さんだけではなく、いろいろな仏さんもご同行、あるいは遅れて訪ねてくる。
皆さん新茶をご所望だ。

今年は、より美味しいお茶が届くことになった。
皆さんのご所望だものね、買いましたよ~

お茶を飲むと、皆さん顔が緩やかになる。
観音さんの明るい笑顔、薬師さんの楽しそうな顔、如来さんは上品な笑顔、厳つい顔は
もちろん仁王さんやお不動さんたち。

お茶が一休みのときなのは、神仏も人間も同じなのかしら。

仏さんはお茶が好き・・・と思っていたら、神々も来た。
今年は新生茶をたくさん使うことになった、1年もつのかな・・・。

このところやたらにお菓子のいただきものが多いのは、我が家に来る皆さんがどこかで
「お菓子!」
のメッセージを受け取っているのかしら

洋菓子から和菓子まで、なかにはお団子までも用意されている。
あんこの好きな方がいるのだろう、草もちも大好物のようでわざわざ早起きして買って
きた人もいる、本当に感謝です

神仏に代わって私がお礼を言う、だって私もしっかりといただくから♪

しかし、その結果は私の体重となってはねかえる

ひととおりお茶のお好きな方がきたのだろう、近頃は私ひとりでお茶を飲むようになった。
気楽なような寂しいような・・・。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


5月20日(日)京都で行われるスピコンに参加します。

「あかね雲」と「タマラ・ヒーリング」のブースです。
私はあかね雲のブースにいます。
お疲れの方や、ちょっと一休みをしたい方は、心地良いヒーリングを受けて心身を癒し、
明日への希望を受け取ってください。

会場に来て下さると、嬉しいです
皆さんとの出会いを、心からお待ちしています!

京都すぴこんのHPです。

http://kyoto.spicon.org/index.htm




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気になる石
ある日、Hさんから電話がかかってきた。
感覚も鋭敏で繊細なHさんは、電話の向こうで何やら戸惑った様子だ。

「近頃ね、石に興味を持つようになりました。
 それで友人に紹介されたお店に、行ってきました。
 そこで、とても気になる石を見付けたのです。
 お店に入ったら、一直線にその石の側に行っていました。
 持ってみるとあまり良い感じがしなくて、その場所に戻しました。
 それに思ったより高価で、買うにはちょっと・・・と思いました。
 お店の中をグルッと回って、他にも素敵な石をいくつか見付けて、
 購入するようにしました。
 何か呼ばれたような気がしてふと顔を上げたら、目に入ったのが先ほど
 元に戻した石でした。
 それでまた持ってみると、やっぱり嫌な気持ちになって目眩がしそうになり、
 長く持っていられなくてまた置きました。
 頭では、買い物は済んだし、もう帰ろう・・・と考えているのに、
 気持ちはなぜかその石から離れなくて・・・。
 見ていると、やっぱり呼ばれているような気がする・・・。
 気になって気になって・・・高かったけれど、とうとう買ってきました。
 でもね、やっぱり持つのは嫌なのです。
 あまり効果はないと思うのですが、ビニール袋に入れて隅に置いています。
 どうしたら良いでしょうか?」

石そのものを視ないと、何とも言えないので、私の方へ送ってもらうことにした。

厳重に包装されて郵便で届いた石は、ペンダントヘッドになっているシトリンだ。
取り出して手の中に入れると、クラクラしたひどい目眩に襲われる。
手から離すと目眩は治まるが、やはり嫌な感覚がある。
もうこれは石だけではない、何かによるエネルギーを感じているのだと分かり、
それが何なのかを、私は」探ることにした。

私はクラクラする目眩を抑えて、心を鎮め、石の中を霊視した。
そこに在ったのは、中年のような顔立ちをした男性の姿だ。
半裸の状態で足には足かせが付けられ、石の中に閉じこめられている。

『出してくれ! 出してくれ!』

私が霊視しているのを知ったのだろう。
彼は私の目を視て、ドンドンと叩きながら真剣に訴えてくる。
そこで彼が私に視せてくれるビジョンは、ムーの時代のものだ。
それが闇によって、石に閉じこめられているようだ。

「分かりました。
 封印を解きます。だから待っていて下さい。」

石を包んでいる闇のエネルギーを消滅させ、封印を解き、中に閉じこめられて
いる男性の姿をしたものを解放した。

話を聞いてみると、閉じこめられていたのは、やはりムーの時代の方だった。
この文明なら、天使の仲間のひとりと言っても良いだろう。

それは背中に羽があり、逞しい中年男性の姿をしている。
今の時代で天使として知られている美しい姿とは、いささかかけ離れている。
彼の話ではムーの時代に闇と闘って破れ、石に封じ込められていたとのことだ。
Hさんはやはりムーの時代に能力者として存在し、Hさん自身は思いだしては
いないが、その時代に関わりのあった者だったとのことだ。

彼はあのお店でHさんを見付け、Hさんはそれと知らないまま彼の呼び声に応え、
石の側に辿り着き、それと知らないままに彼のメッセージを受け買ってきたようだ。 
 
ムー大陸の無くなっている現代。

『どこへ行けば良いのか?』

戸惑ったように問いかける彼に、私は見付けてくれたHさんの元へ行くように伝えた。
やがて話を聞いたHさんは我が家を訪れ、喜んで石を持ち、姿の見えない彼と一緒に
自宅へと帰ることになった。

「お役に立てて、本当に良かったです!」

笑顔で言うHさんの側で、彼も嬉しそうに笑っている。
ペンダントヘッドになるような小さな石だが、封じていた闇の力は強く、その中に
居たのはとても大きな方だった。
エネルギーとはそういうものだということを、また教えてもらった出来事だった。 



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たんぼとヨメナ
『姉さん、花ガラをとっておいて・・・』
「は~い!」

『姉さん、草が伸びてきた。』
「は~い。」

『姉さん、水が足りないよ。』
「はい!」

妖怪たちが花を植えるのを手伝ってくれた花壇、私が花壇の横を通りかかると声がかかる。
おかげで花はキレイに咲いている。可愛い花を付けているのもあり、妖怪たちは満足
しているようだ。私は短い時間に花ガラを取り、草をむしり水をやる。

妖怪たちの話が聞こえてくる。

「皆だけで話してないで、私にも話を聞かせてよ。」
『姉さんも話を聞きたいのか?』

「聞きたいわよ~、興味津々だもの。」
『じゃぁ、姉さんお菓子はあるか?』

うんうん、と私はお菓子を用意する。

『姉さんは、ヨメナを知っているか?』
「ヨメナ? 知らない、ごめんね、聞いたことのない名前よ。ヨメナの話なの?」

『うん、ヨメナは田圃を守っている女の子なんだ。
 土地神さんの手伝いをして、人間が田起こしで耕すところから稲を収穫するところまで
 人間たちを助けて、田圃を守る役目の女の子なんだ。』
「ヨメナも妖怪のひとりなの?」

『うん、オレたちの仲間だよ。優しいけど強い子なんだ!』
「そう、何だかとてもステキな女の子ね、それでヨメナがどうしたの?」

ちょうど田植えの季節だったらしい。
雨があがった田圃には水が満々と張っており、植えたばかりの早苗が元気に伸びていた。
若い夫婦は自分たちの田圃の田植えを終え、知り合いの田圃の田植えを手伝っている。
若い夫婦には生まれて2ヶ月ほどの女の赤ちゃんがいる。
初めての子供で、夫婦はとても大切に可愛がっている。

赤ん坊はいつもは家に居る姑が面倒を見ているのだが、その日は腰を痛めた姑を気遣って
夫婦は赤ん坊を田圃に連れてきている。籐で編み、藁を敷き詰めた籠の中に赤ん坊を寝か
せて、あぜ道に置いている。

赤ん坊は健康で、スヤスヤと気持よさそうに眠っている。
あぜ道は少し傾斜しており、傾斜の部分には草が茂っている。
籐の籠は傾斜した草の上に置かれており、籠は赤ん坊の重みで少しずつ田んぼに向かって
落ちていく。だが、誰も籠が落ちていくことに気付かない。

籠が動いていることに気付いたのは、ヨメナだった。
ヨメナは籠を押し戻そうとしたが、ヨメナの力では籠は動かない。
ヨメナは若い夫婦の所へ飛んで行き、必死に二人に声をかけた。
しかし、田植えに一生懸命の二人には、ヨメナの声は聞こえない。

寛いで楽にしている時には彼らにも聞こえるヨメナの声が、田植えに気を取られている
二人には風の音くらいにしか聞こえないものだ。
ヨメナは必死に考えて、あることを思いついた。

植えたばかりの早苗を、次々に引っこ抜いていったのだ。
田圃の水の上に早苗が散らばる。
若夫婦は何が起こったかもわからないままに、抜かれた早苗を拾って動き始めた。

そして、ヨメナの目論見通り、とうとう籠の傍まで来た。
籠を見て母親が悲鳴をあげた。父親は慌てて籠に駆け寄っていく。
籠はほとんど滑り落ちており、籠の下の方が水に浸かっている状態になっている。

慌てて抱き上げられて、赤ん坊は泣き出した。
元気な声を響かせて泣いている。
幸いなことに、赤ん坊は水に浸かってはいなかった。
浸かる寸前に、父親が籠ごと拾い上げていた。

若夫婦は、なぜ早苗が引っこ抜かれたかを知り、大声で感謝の言葉を繰り返している。
母親は泣きながらお礼を言っている。父親も手を合わせている。
ヨメナはそっと赤ん坊のほっぺをつついてみた。
赤ん坊は小さい手を振り回し、ヨメナを視て笑っている。

「アレ~、この子は笑ってるよ~。
 きっと田圃の神様が、この子を助けてくれたんだ。ありがたいなぁ~!!!」

ヨメナは
『私、神様じゃないんだけど・・・』
と言いながらも、とても嬉しそうに赤ん坊をあやしていた。



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三バカトリオの手伝い
私の役目のひとつに、封じられているものを解放するということがある。
私が解放できるのは、見えない世界の闇によって封じられたものだ。

人間の霊能者によって封じられたものは、人間の霊能者がそこにかけられた呪文を
解いたり、編みこまれた陰のエネルギーをほどくことによって封印を解く。
人間がかけた封印は、陰の力を強く持つ人間の霊能者の力によって解くことになる。

数年前のある日、タルちゃんから言われた。

『姉さん、もうひとつの役目をする時期が来たよ。
 もう姉さんに準備ができたから、明日、それをやるよ!
 そのために、ケロッパに手伝ってもらうからね。』

薄々感じてはいたものの、タルちゃんから言われると、やはり私は腰が引けた。
しかし、タルちゃんが『やるよ!』と言ったら、絶対にやるのだ。猶予は無い。
明日のために、私は自分自身に問いかけたみた。
自分でやると決めてきた役目なら、きっと私の中に答えはあるはずだから・・・。

何時間かかっただろう・・・突然やりかたが視えた。
私は視えたままに両手を動かした。
両手は一通りスムースな動きをして、静かに止まった。
これで大丈夫・・・私は何となく胸が軽くなり、明日へと備えた。

翌日私はタルちゃんと一緒に、木や草の茂っている場所に出掛けた。
歩いている途中で、私はふたつの黒く視える場所があることに気付いた。

『姉さん、実はケロッパがコワイ目にあっているんだよ。
 ケロッパはとっても嫌がって、逃げようとしたところを拉致されたんだ。
 ケロッパは本当に泣き叫んでいたよ。でも、皆が容赦なく封じ込めたんだ。』
「ケロッパがそんなに嫌がるところなの?」

『うん、ある意味では闇の中だからね。
 今ケロッパは闇の中に封じ込められている。
 姉さんがケロッパを見つけて封印を解いて、外に出すまでそのままなんだ。』

ギョッ! ケロッパが私の手伝いをすると言ったのは、そんなに恐いことだったんだ。

「じゃぁ早くやらないと、ケロッパには嫌な時間が長引くだけね。」
『そうだよ。ケロッパの為にも早くしてあげて!』

「分かった・・・」

私は頷くと先ほど黒く視えた場所のひとつに、近寄っていく。
ここにケロッパが居る・・・私は確信した。
タルちゃんはしゃがみこんで、私をじっと視ている。

「やっていい?」
『いいよ!』

私は昨夜のやりかたを思い浮かべると、両手を動かしてみた。
その場に固まり封をしている闇を取り除いて浄化する。
闇が封じていた穴に手を入れると、ケロッパがすごい勢いで私の胸に飛び込んできた!

『恐かったよ~!』
「ごめんね、そして、ありがとうね!」

私はケロッパを抱きしめたあと、そっと下に降ろした。
そして穴の開いていた空間を閉じた。

「もうひとつあるでしょう?」
『うん、あるよ。次はチビドラゴンとモジャが入っている。』

私は残っている所に行くと霊視した、すると目が6つある。
「ねぇ、チビドラゴンとモジャでしょう?
 もうひとり居るんだけど・・・」

タルちゃんは大笑いをしている。

『じつはね~、もうひとりはケロッパなんだ!
 あんなに嫌がっていたのに、姉さんに抱かれたのがあまりに心地良くって、自分から
 モジャたちの穴に入ったんだ! 3人とも抱いてほしくてウズウズしているんだ。』

私は嬉しくなって3人を解放して抱いたあと、下に降ろした。

『姉さん、早かったね。視つけるのも解放するのも、ボクたちが思っていたより早かった。
 もう大丈夫だよ。これでもうひとつの役目ができるよ。』

タルちゃんの言葉と、私の周りを飛んだり跳ねたりする3人の姿が、とても嬉しかった!



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視るということ。
以前のことになるが、私が自分の役目を知り、霊視相談を始める前は悩んでいた。
原因は私の思うように「視えない」ということだった。
私は見えない世界のことを私の思うように全てを見なければ、相談にのれないと思っていた。

タルちゃんたちには
『必要なことは、全て視えているよ。
 姉さんには分かっているんだから、何も心配をすることはないんだよ。』

いつもそう言われていた。

でも・・・でも・・・視えないのに、視えないと霊視相談にはならないでしょう。
私はいつもそう思っていた。

タルちゃんやニポが
『視ることはできているから。
 姉さんはその人が必要とすることは、全て視ることができるんだから・・・。
 視えないことは、まだその人が知る時ではないことや、知る必要がないことだよ。
 ただの興味でしかないものは、視る必要さえないんだから・・・。』

そう言われても、私は納得がいかなかった。
興味でも応えなければならないでしょう! 
その人が望むのなら、応えるのが相談というものでしょう!
腹立ち紛れに言ったこともある。

私は視えないんだから、ほんの少ししか視えないんだから、相談なんてできない・・・。
頑固に言い張ったこともある。

『姉さんは占い師ではないんだよ。
 占い師は単なる興味でしかないことも、カードや統計で応える。
 でも姉さんが視るのは、その人の魂の情報なんだ。
 だから、その人自身のことは分かるし伝えられる。
 その人が知る必要のあることは、その人自身のことだ。
 だから、その人の魂の情報を視るだけで充分なんだ。』

同じようなやりとりが続いたある日のことだ。
私はタルちゃんと話していて、タルちゃんと私の間に見えない壁があることに気付いた。

「ねぇ、何だか・・・見えないんだけど壁のようなものを感じるの。
 私の気のせいかな?」
『違うよ、本当に姉さんとボクたちの間に壁を作ったんだ。』

「エェ? なぜ壁を? 私との間に壁を作るなんてイヤよ!」
『ボクたちは、姉さんの希望に応えようとしているだけだよ。』

「なぜ壁が私の希望なの?」
『姉さんは視えないと悩んでいるよね。
 ボクたちがいくら必要なことは視えると言っても、自分のことを信じないだろう。
 だから姉さんが視えるようにするんだ。それなら良いでしょう。』

「私が視えるようにするって・・・どういうことなの?」
『全てを視る能力と言うのは、陰の力なんだ。
 姉さんは陽の存在だから、視ることは必要なことに限られる。
 でも、それでは足りないと言う姉さんの希望を叶えるには、陰の力を付けるしかない。
 ボクたちは陽の存在だから、陰の力を付ける姉さんとの間には、壁が必要なんだ。
 ボクたちにとって陰の力は異質なものだからね。』

私は愕然とした。
そして考える間もなく、言葉が出ていた。

「いやよ、そんなの!
 陰の力なんて私はいらない! タルちゃんたちとの間に壁をつくらなければならない、
 そんな陰の力はいらない! もういいから壁を取ってよ!」

見かねたのか、大きな方が来て私に言った。

『せっかくタルたちが力を尽くしたのだ。
 一度、陰の力を使って視るがよい。』

私は視た、そしてゾッとした。私が視ることを望んだのは、こんな世界だったのか・・・。

『姉よ。自分にある力を信じて使えば良い。
 タルやニポがあれだけ視えると言っているではないか。
 自分の力を信じよ。必要なことが視えれば良い。分かることを伝えれば良い。
 それでは足りないと言う者は、他に行けば良いことだ。選択はその者に任せよ。』

私は頷いた、心から頷いた。

『しかし、姉の言葉は早かったな。
 陰の力を使うことを嫌がるだろうとは思ったが、力を使う前に嫌がるとはな・・・』

大きな方は苦笑まじりに私に言う。
私は、タルちゃんやニポとの間に、決して壁は作りたくなかった。
視る能力よりも、私にはタルちゃんやニポの方が何倍も大切だから・・・。

大きな方は、分かっていると言うように頷くと壁はなくなっていた。




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人にある光と闇
ある日、1本の電話から私はとても大切なことを、ビジョンで視て知ることができた。
今まで思ってもいなかったこと、いえ、反対にさえ思いこんでいたことを知ることができた。

Tさんと話していて、話題になったことがある。

「人はどうして闇に影響をされてしまうのかな?」

その時Tさんの体に、黒い丸い2センチほどの穴のあるのが視えた。
同じように、白い丸い5センチほどの穴もあることが、分かった。
そして、その穴のある意味、私にはとても大切なことを知ることができた。

肉体を持ち人間として生まれることは、魂にとっては成長する為の修行の場、
いろいろな経験をする、体験をする場でもある。
魂そのものは光の存在だけれど、人間としての肉体を持った時には、その身のうちに
光と闇の両方を備え持っている。

光とは夢や希望や成長や前向きな思いや感情などのことであり、闇とは悲しみや苦しみや
嫉妬や恨みや寂しさなどの負の思いや感情のことである。

光と闇の両方を持って初めて、苦悩も悲しみも喜びも楽しみも、全ての感情を知ること
ができ、様々な感情を伴う経験を活かすことが成長へと結びつく。

人間は感情を知るために、心に光と闇のエネルギーを持っている。
では、それがどのようにして動くのか? 動かすのか?
そこを知らなかったことに、初めて気付いた。
自分の心の動きゆえ「知ったつもり」になっていたのだ。

人間に備わっている、目には見えない白い穴と黒い穴の存在。
じっと視ていると、白い穴も黒い穴も、時々にその大きさを変える。
白い穴が大きく開くと、黒い穴は小さく縮んでいく。
黒い穴がグンと広がると、白い穴はスッと小さくなってしまう。 

白い穴が広がるとそこに中からの力が働き、周囲にある光をどんどん取り入れる。
光を取り入れると、穴はますます輝き広がっていく。
中からの光が溢れて、白い穴が広がることもある。
中からの光は周囲へも広がり、光が光を呼び輝きを増していく。

黒い穴が広がり始めると、やはりそこにも中からの力が働き、周囲にある闇の
エネルギーを取り入れ始める。
取り入れるばかりになると、黒い穴に向けて闇のエネルギーがどんどん集まる。
集まった闇のエネルギーは、その人の周囲へも影響を及ぼしていくことになる。

光はその人自身の中からも発することができ、外の光も取り入れることができる。

闇は人が自らその穴を広げて、広げることにより闇のエネルギーを呼び込んでしまう。

闇は外から影響を与えるものと思っていたが、実際にはその人自身が黒い穴を広げる
ことにより、自ら闇のエネルギーを呼び込むことでもあった。

昔から「自分で闇のモノを呼ぶ」と言われているが、まさにその通りだった。
人間が自分の中の闇を大きくして発するようにしなければ、外にある闇はただ、
そこにあるだけのことが多いようだ。

人間が自らの闇の感情を深め、汚し、溜め込むことにより黒い穴を広げる。
穴を広げ自分の中にある闇を大きくすることにより、外の闇を呼んでしまう。

「闇の影響を受ける」

このことは、自らが黒い穴を広げて、闇を呼び込んでいることにもなる。
闇はただ外から影響を与えている訳ではなく、その人の中から知らず出てくる呼びかけ
に応えて、そこに集まることも多いようだ。
闇に呼びかけるも呼びかけないも、全てはその人自身の中にあることだと知った。



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長い時をへだてて・・・
ブログあかね雲を読んで、メールをくれたSさん。

お互いにどうしても会う方が良いと思い、来宅することとなった。

車に迎えた時に、なぜ会う必要があったのかが分かった。

我が家に落ち着くと、さくらアンパンのお土産を出してくれる。
ヌシがさっそく姿を視せる。
さくらアンパンをお皿に乗せて、湯飲みに新生茶を注ごうとすると

『観音に出した湯飲みではないのか?』

と言われて、思わず苦笑してしまった。
観音に出した湯飲みは、一番下に置いている。
上の出しやすい所にあった湯飲み、これではよろしくなかったらしい。

「はーい。」
と改めてご所望の白い湯飲みに注ぎ、前に出した湯飲みを探すと・・・ない!
白い湯飲みの傍に置いたままだったのに・・・ない!
「ヌシ~、白い湯飲みにしたから、前の湯飲みを返してね。」
私は苦笑するしかなかった。


改めてSさんが訪れた理由などを話す。
するとヌシが言う。

『何も悩みなどはないではないか。
 自分の思うままに進めば良いだけのこと。
 今日はそのことよりも、姉の話を聞く必要があって来ることとなった。
 姉の話を聞いて、自分の道を決めよ。』

Sさんはすっかり恐縮している。
さくらアンパンのお礼ですよ~(^^)

前世のSさんは私と同じ時代に生きており、ムーの最後に立ち会ったひとりだった。
国中から赤ん坊を集めて、ひとりひとりにムーのエネルギーを封じ込めて飛ばしたひとりだ。
Sさんが赤ん坊の母親を説得している、涙ながらに母親が自ら赤ん坊を差し出す。
Sさんは赤ん坊を腕に抱き取ると、そのまま家を去っている。
母親の嘆きはSさんの心に深く残る・・・でも成し遂げなければならない。
ムーのエネルギーを残すために、赤ん坊の未来のために・・・。

赤ん坊をベッドに置き、Sさんは自分の持っている力をその子の中に封じ込めている。
泣いたりぐずったりしている赤ちゃん。
力を封じ込めると、Sさんはそっと赤ちゃんを抱き上げる。
両腕に優しく温かく抱かれた赤ちゃんは、やがて安心したように眠りにつく。

眠ったままの赤ちゃんを、飛ばすために造られた特別なカプセルの中に寝かせる。
赤ちゃんを無事に届けるために必要な酸素などは、カプセルの中にすでに用意してある。
カプセルの蓋をしっかりと閉めると、それは繭玉の形になる。

私は他の力ある者たちと共に、カプセルを光に包んで目的の土地へと飛ばしている。
Sさんも祈りながら、その光景を見ている。

Sさんの力を封じ込めたひとりに、女の子がいた。
この子は無事に拾われて、すくすくと育ち平穏な人生を送っている。
この子の血筋は脈々と受け継がれ、大陸を渡りどのような経過を辿ったのか、日本に住まう
ところまでになっている。

そして驚いたことに、この子が残した血筋は、母親を通して今のSさんに受け継がれている。

Sさんは自分が封じ込めたエネルギーを、この人生において、改めて自分が受け取っている。
長い時をへだてて、なお成し遂げようとするSさんの魂に、私は感じ入ってしまった。

Sさんが話してくれた。

「もしも、家の前に赤ちゃんが捨てられていたら、私は絶対に自分が育てると思っていました。
 なぜか、ずっとこの思いはありました。赤ちゃんに係わりたかったから保育士になりました。」

前世のことは何も覚えてはいないSさんだが、前世での赤ちゃんへの思いは今世での自分の
思いとなっている。

Sさんが自ら残した力はDNAの中にしっかりと残り、今のSさんへと受け継がれている。
この力をこれから発揮するかどうかは、今世のSさんの選択となる。
もちろん甘い考えで使える力ではない。
覚悟も決心も必要となる。

「今日初めて聞いたこと。
 焦らずゆっくり考えてください。」

私の言葉にSさんは、しっかりと頷いてくれた。

あかね雲を通してこのような出会いがある、私には本当に嬉しいことだった。



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感想をいただいて。
「死後の世界」について書いたあと、Rさんからメッセージをいただいた。
Rさんの許可と私の喜びがあり、掲載させてもらうことにする。


あかね雲様。

Yさんのつながりで、時々おじゃまさせていただいております。
あかね雲、楽しく拝見させていただいています。

今回、閻魔大王さまの話があったので、 ちょっと一方的で申し訳ないのですが、
私の体験した話を、あかね雲さんに聞いてもらいたくてメッセージを書いています。
突然のメッセージ、本当にすみません。

祖母は、平成12年12月12日に亡くなりました。
残された祖父がとにかく落胆して、「わしも死ぬ。」と言いつづけていました。

周りが何を言っても、なかなか以前の元気さを取り戻せなかった祖父。
そんなある日、祖母が祖父のもとへ来たそうです。
祖父は閻魔様とか霊界とか、そういうのは全然話すようなタイプではありませんでした。

孫である私はこの話を直接、祖父から聞けたのでなんだかとても有難い経験ができた、
と感じています。

祖父が言うには、毎日、後を追って死にたいと考えていたそうです。
ある夜、枕もとに祖母が立っていたそうです。

祖父が、
「おお、来てくれたんか。わしもそっちに行く!」

と言ったところ、 祖母は、
「もう、毎日まいにち悲しがって、あんたが元気がないけん、閻魔様にお願いして、
こっちに来させてもらった。死にたいとか言うけど、あんたはまだその時期じゃない。
今、こっちに来ても私とは会えんよ。
私も、今から勉強せんといけんことがあるから、すぐには会えん。
あんたは、あんたで、そっちでせんといけんことを頑張りよ。
私もこっちで頑張るけん。そのうち、会える日がくるけん。ちゃんと家を守ってな。」
と、言ったそうです。

祖父は、
「じゃ、わしが閻魔様に頼んで、お前をこっちの世界におれるように頼んでやるっ!」
と言ったら、 祖母は
「馬鹿な事をいいなさんな(笑)そんなことできんよ。」
と 言ったそうです。

その日を境に、祖父はめきめきと精力を取り戻し、
持病であった肺気腫が治り、在宅酸素療法の機械も病院に返すほど心身共に健康になりました。
はげていた髪の毛もふさふさと生えはじめて。

毎日、庭を剪定し、草取りをし、仏壇を守り、3年前に亡くなりました。

「もう、やりたいことは全部やった。もういいんじゃ。」
と、言って亡くなりました。
このことばは、私達家族にとって、とても救われることばとなりました。

何で、これをタルコさんにお話したかったのかは、わかりませんが。
この話を祖父から聞いたときに、ああ、あっちの世界というのが存在するのだな、と。
私自身は、何も見ることはできませんが、強く存在を感じたのです。

それで、あかね雲に閻魔様の話が書いてあったので、とっさにメッセージを書いている次第です。

40歳になったら、見えないものが見えるようになるよ、と言われた事があります。

私自身まだ覚悟がないし、甘い部分もありますし、弱い汚い部分と葛藤しながら、過ごしていますが。

起きている事は全て偶然ではなく、必然であると思って。
良い事も悪い事も、私自身の学びとして、頑張っていきたいと思います。

長々と書いてしまいましたが、読んで頂いてありがとうございます。
読んで欲しいという一方的な想いで、あかね雲さんにメッセージをしてしまいましたが、
本当にすみません。
ありがとうございます。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

私からの返信。


こんにちは。

とても良いお話を聞かせてくださり、ありがとうございました。
あかね雲を書いたいるおかげで、Rさんからの心温まるお話を聞くことができました。
私には本当に嬉しいことであり、これからの励みになります。

お祖父さんお祖母さんがいかにお互いを想いあっていたのか、 どんなに素晴らしい
人生を共に過ごしてきたのかを知り、私も見習いたいと思います。

霊界からは滅多に出られないのですが、お祖父さんお祖母さんのお二人の思いに、
閻魔様も笑顔で許可されたのでしょう。

お祖母さんの言葉には、とても大切なことが含まれていますね。
霊界のあり方などを、私も改めて再確認させていただいた気持です。

お祖母さんも霊界で勉強をする時期・・・その通りなのですね。

Rさんの今後をどのように選択し、どのように進んでいくのか・・・。

素晴らしい愛を見ながら、知りながら育ったRさんです。
きっと必要な時期を過ごし、必要な出会いを得て、ご自分を確立されていくと思います。

いつか会える日がくるかもしれませんね(^^)

どうぞ、素晴らしき日々となりますように・・・。

メッセージをありがとうございました。
ご縁をつないでくださったYさんに、感謝です。



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感覚について Ⅱ
今の時代、霊感や霊視というかたちで、本来人間が持っていた能力の一端を取り戻そうと、
DNAの中に受け継がれている霊的な能力の優れた家系を選んで、生まれてきている人達が
とても多く存在している。

それは霊感体質や霊媒体質として、霊的な感覚としても知られるようになっている。

見えないモノを視るようになったり、見えないモノと交信したりもする。

体質としてマイナスのエネルギーをより感じやすくなっている人達は、霊的な存在や魔の
モノによるマイナス波動の影響を受けやすく、精神的にも肉体的にも苦しい日々を送る
ことにもなる。

人込みの中やある場所にいると理由もなく頭痛がしたり、いきなり吐き気をもようしたり、
腹痛を起こしたり下痢をしたり、イライラしたり気持が沈んだりする。

自分が霊感体質であったり、霊媒体質であることを知らず、体調の悪さとして受け取り
長年に渡って体の不調を訴え続けたり、精神的に苦しんだりしている人達も、数え切れ
ないほど存在している。

人間としては苦しいだけの感覚になってしまうが、魂の知るところでは、人間として
本来あるべき感覚を体験しよう、またそこからの成長をはかろうとしている。

「心からニコニコしていれば、闇は逃げるよ」

私が闇からのマイナス波動を受け、苦しんでいたときに届いたメッセージだ。

心からニコニコすること、それは光に他ならない。
心も気持も考え方も生き方も、苦しみ悩むことから脱しようと、本気で考え行動する
ことにより、光が生まれ心を明るく保とうとする。

そして、それは自然な笑顔となる。

笑顔となる自分も、笑顔を向けられた人も、そこに温かいものを感じて光を生み、
次第に周囲にも広がって行くことになる。

霊感体質の人、霊媒体質の人、それは本来あった感覚を体験しようと、その人自身が
自らの人生設計を立てる時に、霊界で決めてきたことだ。

その為に霊的なものを含む血筋の家系を選び、生まれてきている。

不快な思いをするためや、苦しむ為だけに血筋を選んで生まれているのではない。

より成長をしようと決めてきた、自分の魂の思いを大切にしてほしい。
より光を目指そうと決めてきた、自分の目標を今一度考えてほしい。



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死後の世界
天国と地獄・・・人間の思い描く死後の世界の絵図。

死んだら天国に行くんだ、天国は素晴らしい所だから、死ぬのはちっとも恐くないよ。

天国とはとても美しい所、病気も無く安穏に暮らせて幸せな所・・・そう思っていた子供時代。
天国には美しい花が咲き、欲しいものは何でも手に入る素晴らしい所・・・そう思っていた。

良い人間だったら、良いことをしていたら天国にいけるんだ。
でも、悪いことをしたら地獄に行くんだ・・・地獄は恐い所だよ。
地獄には行きたくないでしょう、だったら良いことをしよう!

ただそう思っていた、でもやはり死ぬのは恐かった。
自分が死ぬよりも、身内が家族が死ぬことが恐かった。

何十年も、そう考えていた。
でも、見えない世界と関わるようになった今は、それぞれに知ることができた。




「死後の世界のあれこれは、古くからの様々な巻物にも描かれているし、
 仏教の教えの中にも書かれている。
 死ぬことが怖いと思っていた人間たちに、天国の素晴らしさを描いて教えて、
 人間の死の恐怖を軽減しようとしていたのだと思う。
 でも、本当の天国、つまり霊界は違うでしょう?」
『うん、違う。
 人間がそう思いたかったり、教えたりする気持は分かるけれど、やはり違う。
 霊界が本当に人間の描くような天国だったら、人間の魂は決して転生しようと思わない。
 だって、居心地の良い所にいたいのは、誰でも同じだろう。』

『魂は成長するために創られているんだし、成長をする為には摩擦が必要なんだ。
 霊界は思考するだけの場なので摩擦が無い。
 霊界には摩擦に必要な闇が無い。闇がないから感情の経験ができない。
 だから霊界では魂の成長が成されないんだ。』
「じゃぁ、霊界にあるのは何なの?」

『光だ。光と魂を統率するというか、そのようなエネルギーだよ。
 それと霊界にいる魂の世話をする係りの神だ。』

「そうなんだ。
 魂は光の存在だと聞いたけど、魂そのものだけでなく、魂のある場所も光なのね。
 霊界が思考の場所なら、魂はいろいろなことを空想していれば居心地も良いのでは?
 空想なら何でも叶うし、綺麗な場所ともできるでしょう。」
『姉さん、空想は人間となった時のものだ。
 魂だけでは空想の楽しみは無い。
 空想も感情を伴うからこそ、悲しかったり楽しかったりするだろう。』

あぁ、本当にそうだ。空想には必ず感情が伴うものね。

「地獄と言うのは?」
『地獄も霊界のひとつだ。
 天国と違うのは、地獄に居ては次の転生がないと言うことだ。
 転生さえできない、大いなる反省の場所だ。』

「絵に描かれているような恐い場所ではないのね。」
『絵は知っているけれど、もちろん違う。
 地獄もただエネルギーがある場所、反省をする場所だ。』

「浄玻璃の鏡のところで、霊界での反省を書いていたでしょう。」
『それとはまた違う。
 霊界の扉(門)を入ったときに、魂は次の転生ができる場所と出来ない場所に
 分けて連れて行かれる。転生ができない場所が地獄と言うこともできる。』

『もちろん、魂をどちらに入れるかを決める役目の神が居る。』
「人間界では、その神様を 閻魔大王 と言うのよ。」

『知っている。
 あんな顔や姿かたちではないけれど・・・』

その方はおかしそうに笑う。

『気付けない、反省できない魂の集まりが地獄だ。
 自ら本当に気付き反省ができるようになれば、すぐに転生ができる場所に行ける。
 だけど地獄では誰も導かず、何も教えない。自ら気付かなければならない。
 だからいつまでも気付かず反省もできずとどまる。
 魂にとって成長に必要な転生ができない、だから地獄だ。』

霊界(天国)は人間として生まれたときに、成長するための様々な経験や体験を考え、
その時の人生設計をプログラムする場所・・・。
そのことについては・・・詳しくは後日に!



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不動明王
不動明王はお不動さんとも呼ばれ、人間の間では人気者の仏様だ。
厳つい怖い容貌の仏様だが、闇に落ちそうになる人間を救う仏様だとして、
各地に様々な不動明王の仏像を見ることがある。

お不動さんは滅多に我が家に来る事は無いが、闇の動きが大きいときには、
チラリと姿を視せてくれることがある。

ある時、何気なく
「お不動さ~ん!」
と呼んだことがある。

『ほ~い!』

エッ? その返事なの?

『姉はこれと言った用事があって、ワシを呼んだのではなかろう。
 他の人間と同じように、ただ興味で呼びかけただけであろう。
 だから、それなりの返事をした。いつもは返事もしないぞ。』

と笑われた(^^;  うーん、確かに・・・。

視ると不動明王の両手には、何も持っていない。

「お不動さんの手には、たしか右手に降魔の三鈷剣(魔を退散させたり人々の煩悩を断ち切る剣)、
 左手に羂索(けんじゃく=悪を縛り、煩悩から抜け出せない人々を救い上げるための投げ縄)
 を持っているのではないですか?」
『必要となれば両手に持つ。
 しかし、今この時には必要ではなかろう。姉の興味の呼びかけに応えただけだ。』

「ごめんなさい。お不動さんに一度会いたかったから・・・」
『それはワシも同じだ。だから呼びかけに応じて来た。』

ありがとう(^^)

「お不動さんも人間を救う役目があるのでしょう?」

『人間がそのように望み、視ているからな。
 神にも仏にもそれぞれの役割がある。ワシも自分の役割を果たしているだけだ。
 人間は心の中に光と闇を持っている。
 光を目指しているときには、ワシには用は無い。
 そのままに道を進むように、ただ見守っているだけだ。
 しかし、どうしようもない苦しみや恨みがある時には、人間は心の闇に囚われてしまう
 ことがある。意識をして自ら闇に向かう人間もいるし、無意識のうちに闇に囚われて、
 どんどん深みにはまることがある。
 ワシはそれらの人間を、それ以上の闇に囚われることのないように、救う役目がある。』

「救うのに、怖い顔・・・」

『そうだ。闇に囚われたり自ら闇に向かおうとする人間は、なかなか言うことを聞かない。
 言葉さえ聞こうとはしない。耳で聞かない人間には、恐い姿を見せるのが一番だ。
 恐いと思えば、それ以上先に進もうとはしないだろう。』

「たしかにね・・・恐い存在が自分の前に居ると思えば、そこから引き返したくなる。
 恐い存在を無視しても前に行こうとは、思わないでしょうね。
 だって、剣を突きつけられたら、やはりビビるもの。」

『それだけで良い。
 それ以上の闇に進まず、人として返れば光を見つけられる。
 人本来の目標へと向かうことができる。』

「人間が闇に囚われたり、闇に落ちこんだりすると大変ね。」

『そうだ、闇が深くなればなるほど、人間の本来望む姿からは遠ざかるのだ。
 闇を闇だと知るために必要であり、囚われたり落ちるためではない。』

お不動さんは人間の負の部分と関わり、人間に光を見出させるためにも存在している。
お不動さんは人間が心の闇に落ちないようにする、最後の砦でもある。
それこそが、仏の深い慈悲だろう。

お不動さんが両手を広げて私の前に立つことが無いように、私も気をつけよう。


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地球と人間
セピア色のミツロウソクを灯し、少し揺らぐ炎をじっと見つめていた。
溶けてプールになるロウ、そこにも映る炎は優しい。
炎で柔らかくなったロウを少しずつ指で押さえて、プールの周りを整える。
かすかなミツロウの香りが漂う、私の好きな時間・・・。

誰かが私と同じように、ミツロウソクの炎を視ているのに気付いた。

『人間が誕生したときから、炎と人間の関わりは続いている。
 火は人間を生かす為であり、守る為であり、学ぶ為にもたらされたものだ。
 人間は日々の生活の中で、火を自分のものとしていった。』

この方は、私に何を伝えたいのだろう・・・私は黙って聞いていた。

『姉よ、人間は自分にどれだけの力があると思っているのだろう。』
「どういうことですか?」

『人間は自分たちがこの地球に生かされていることを、知っているのだろうか。』
「知っていると思いますが・・・。」

『では、なぜ自分たちが生かされているこの地球を大切にしないのだ。』
「人間が科学の発達を進めた陰で、地球が汚染されたことを重大なこととして考え、
 自然を元に戻そうと考えたり行動したりしています。」

『地球のあり方を憂える人間が、少しずつではあるが増えているのは知っている。
 自分たちが住んでいる地球ゆえ、当然のことだ。困るのは人間そのものだからな。』

私はこの方が言おうとしていることが、ただ地球のこととは違うのではないかと感じた。

ソファにゆったりと座っている大きな方は、私の思いを知ったのだろう軽く頷いた。

『我は、人間の思い違いや勘違いを言いたいのだ。』

大きな方は、淡々と話を続ける。

『地球は、地球上にある全てのものを生かしている。
 地球の持つあらゆる力を使って、動物や植物や魚や人間や、地球上にある
 全ての存在を生かしている。
 その力は人間には計り知れないものだ。人間ごときが分かるような力ではない。
 地球の力は、宇宙の中にあるひとつの力だ。惑星とはそのようなものだ。』

大きな方は、地球と直接の関わりがある方なのだろう・・・。

『人間は見える世界に存在をしている。
 地球も見える世界に存在をしている。だからこそ、地球は人間を生かし得るのだ。
 人間が地球のためにできるのは、あくまでも見える世界に存在する者としてだけだ。』

「人間が地球のために出来ることは、人間としての知恵や力を使って現実に取り組む
 ことだと言うのですか?」

『そうだ。人間が自ら汚染してしまった地球にできることは、人間が知恵を絞り心を
 働かせ、汚染した空気や水や海水を浄化したり、無くしてしまった緑を取り戻すこと。
 それらを行って初めて、人間は地球を守ることができる。子孫に残すことができる。』

「それに懸命に取り組んだり、真剣に考えている人間がいます。
 それと勘違いや思い違いとは、どこが異なるのでしょうか?」

『人間に霊体があるのと同じように、地球にもエネルギー体がある。
 そのエネルギー体に向けて、何かができると思っている人間がいると言う事だ。
 人間のエネルギーによって地球を癒そうとしたり、自分にあると思い込んでいる
 エネルギーや力を使って、地球のエネルギー体に働きかけようとしていることだ。』

そういう話は聞いたことがある。

『なんとおこがましいことよ。そうは思わないのか。
 人間は地球によって生かされており、癒されているのに、それを忘れているのか、
 何も考えていないのか。
 自分の力で地球のエネルギー体に、影響を与えることができると思う人間がいる。
 地球によって生かされているという感謝と謙虚さがあれば、決して思うことも考える
 こともないであろうに・・・。
 思い違いや勘違いや、考え違いも甚だしいことだ。』

気が付くと、ミツロウソクの炎は強く大きく上に上に伸びている。
大きな方が伝えようとするほど、ミツロウソクは輝きを増している。

人間は地球によって生かされ、地球によって癒されている。
人間の持つエネルギーで出来ることは、人間に向けてのことだと知らされた。
自分勝手な思い込み、思い違いや考え違い、勘違いのないようにしようと改めて思った。


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私の人生の転機。
2000年5月5日、この日が私の人生にとって最大の転機となった。

それまで思いもせず考えもしなかった事が次々と起こり、それからの日々は
私にとっての激流となり、急流となっていった。

SFや神話は大好きだったが、霊的なことや実際の見えない世界にはほとんど興味がなく、
私には大いに戸惑い面食らう日々でもあった。
もしも私が霊的なことや見えない世界に興味津々だったら、それらと関わることになった
自分を特別だと思い込み、私は得意満面になったり傲慢になっていたかもしれない。

『興味がなかった、それが良かった・・・』

と見えない世界の方々から言われた。

ある人から「あなたは選ばれたのですね」と言われたことがある。
しかし、私は選ばれたのではなく、自らがこの役目をやると決めて生まれてきた。

『我らは誰をも選ばない、何も命令はしない、試練も与えない。
 全ては人間が魂の時に霊界において決めることだ。
 自分の人生の目標や役目や成長の為の試練や苦労などを決める。
 自分で決めるから、必要なサポートや答えの全てを自分で用意できる。
 努力を重ねて成長をする道も、避けたり逃げたりする道も用意する。
 我らは、ただ人間が自ら決めたことを尊重するだけだ。』

目標を決めた責任も、やり遂げる責任も、そこから逃げたり避けたりする自由も、
全ては自分の中に答えと共に用意する。


私が自分の目標を知り、あまりのことに抵抗を繰り返し反発を繰り返した時に言われた。


『全ては姉が自分で決めてきたことだ。
 誰も強制はしない、強要もしない。
 この人生において選択をするのは、姉自身だ。』


この言葉が、私の覚悟を促した。


私のどのような前世が見えない世界と関わり、どのような約束が成されたのか・・・。
誰も教えてはくれない、ただ笑っているだけだ。

『良いんだよ、今の人生が何より大切なんだから!
 この人生のための約束だし、今は約束を守っているんだから良いんだよ!』

タルちゃんもニポもハヤヒも、そう言って笑う。
前世のことはもう過ぎたこと、今の人生こそ大切だと口を揃えて言われる。

笑って言われると、私も笑い返すしかない。



2007年5月6日、また今日から新たに頑張ろう!!!



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ケロッパとの出会い
友人のAさんがバリに行った時のこと、いろいろと不思議な楽しい経験をしたとのことで
電話がかかり、長話しを楽しんだ。
その時、Aさんはバリからひとり連れて来ていた。

それはカエルの姿をして視せている、バリ島の神の使いでもある。

『姉よ~、懐かしいなぁ。覚えているか?』

私の記憶の中には覚えがないのに、なぜか私は

「ケロッパね、久しぶり♪」

と答えていた・・・我ながらオドロキ。(私、知っているんだ?!)

『久しぶりだな、会えて嬉しいぞ。
 そうだ、姉の好きだった歌をまた歌ってやろう!』

そう言うと、ケロッパは何やら歌い始めた。

『ケ~ロケロケロロ~~~、ケケ~ロ、ケロケ~~ロロ・・・』

耳には聞き覚えはないが、私の深いところではこの歌を知っており、懐かしさを覚えていた。
何とも不思議な感覚だった。

「ケロッパ、なぜ来たの?」
『何を言う、当然のこと、姉の手伝いをする為ではないか。
 約束しただろう? 姉がこの世に生まれてきた時には手伝うとな。』

そうなんだ・・・でも、その時の私は何をしていて、ケロッパとはどんな関わりがあって、
なぜ約束をしたのかは、全く覚えていないし、何も浮かんでこない。

「ごめんなさい。
 本当は何も覚えていないし、約束をしたことなどまるっきり・・・。」

ケロッパは分かっているというように頷くと、

『それでも良い、オラが覚えているし、約束を守るために来たのだからな。
 姉は何かしてほしいことがあれば、オラに言えば良い。役に立つぞ。』
「ありがとう!」

私はケロッパの言葉が嬉しく、喜んで返事をした。


私がバリ島に行ったときケロッパは一緒に行って、私が行く必要のある所や挨拶をする
べき所に案内をしてくれた。バリ島でのケロッパは、本当にイキイキとしており、
いつも楽しそうに歌っている。

「ケロッパ、バリ島に居たいんじゃないの?」

何だか申し訳ないような気がして、私はケロッパに聞いてみた。

『バリは好きだ。
 でも、姉との約束は別だ。姉の手伝いができるのは嬉しいことだ。
 いつもは人間と関わることは少ないが、今度はもっと人間を見ていることができる。』

ケロッパは楽しそうに言ってくれた。



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感覚について Ⅰ
昔々・・・大昔・・・人類が初めてこの地球に誕生した頃、肉体を持った人間は
五感とともに、自然の息吹やそこにある、人間とは異なるエネルギー体を感じ取り、
宇宙からのメッセージも受け取れる、まことに素直なしなやかな感覚と心を持っていた。

妖怪も妖精も時には魔界のモノ闇のモノも、自然にそこに存在をしている。
妖怪や妖精は、人間と同じプラスのエネルギー体。
魔界のモノ闇のモノは、マイナスのエネルギー体。

人間は妖怪や妖精たちから自然に付いての知識を学び、時には人間にはない
エネルギー体ゆえの力を借りながら、共存して暮らしていた。
プラスのエネルギーを、お互いに活かしあっていた。

闇のモノや魔界のモノは、マイナスのエネルギー体だ。
人間に本来備わっている鋭い感覚で、心地よいプラスのエネルギーとは異なる、
不快なマイナスのエネルギーの存在を感じ取り、そこから遠ざかることにより、
人間は我が身を守ってきた。

闇のモノや魔界のモノにとって、プラスのエネルギーである人間の魂は、餌食と
なりうるものであることを、知っていたからだ。

それゆえに人間は自分の感覚を、とても大切にしていた。
創始の頃は、肉体と感覚のバランスがとれていた。

しかし、人間の心が様々な苦しみや懊悩を繰り返すことにより、そこから発せられる
人間としての言葉や行動から、次第に黒いドロドロとした闇を作り出すことになった。 


人間の作り出した闇は本来あった闇に取り込まれ、闇はどんどん大きくなり広がった。
闇の放つマイナスエネルギーの波動は、人間にとって痛みや不快感を伴う、苦しく辛いものだ。
それを感じ取り我が身を守る為の感覚であったものを、人間は次第に厭うようになっていった。

魂が何度も転生を繰り返すうちに、肉体はその感覚を閉じてしまうようになってしまった。
感覚を閉じてしまうことは、マイナスエネルギーの存在を感じにくくすると同時に、
そこにあるプラスのエネルギー体の存在をも、感じなくなる。
妖怪や妖精が、おとぎ話や伝説の中だけの存在になってしまった。

プラスのエネルギー体である光の存在は、闇の衣をまとうことはできない。
しかし、マイナスのエネルギー体である闇の存在は光の衣をまとい、光の存在の真似をする
ことができる。

今のこの時代、光の衣をまとった闇の存在や、その発する言葉により、惑わされる人間が
多くなってもいる。闇のモノの行動や言葉を、光のものと錯覚させれら信じ込まされる。



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神仏の愛。
私が見えない世界と交流できるようになって、心の底から感じたことがある。

神も仏も天使も、本当の愛を人間に注ぎ続けているということだ。
タルちゃんも、ニポも、仁王さんも、いつも私に変わらぬ愛を注いでくれる。
愛を感じるとき、私は心の底から喜びがわきあがる。

それをタルちゃんに伝えたことがある。

『そうだよ、神仏が人間に与えうる一番のものが 愛 なんだ。
 それは人間が誕生してからずっと、変わることなく与え続けている。
 神仏は人間が愛を感じても感じなくても、神の愛を知っていても知らなくても
 変わりなく与え続けることができるんだ。神仏とはそういう存在なんだ。
 姉さんと同じように、神仏は人間全てに愛を与えているんだ。』
「私も他の人たちも、等しく愛を受け取っているということね。」

『そうだよ。
 人間が気付いても気付かなくても、神に愛されていない人間はいない。
 全ての人間が神々に愛されているんだ。
 だから、人間は誰でも決して一人ぼっちではないんだよ。
 でも、それに気付かず孤独に陥るのも人間なんだ。』
「孤独も愛を知るための、ひとつの感情でしょう?」

『そこで人間が求めるのは、愛と言うよりも愛情なんだよ。』
「神仏が与えるものって、愛 なんでしょう?
 愛情とは違うということなの?」

『愛 なんだよ。愛情とは違うんだ。
 愛とは与える相手に、ただ与え続ける、注ぎ続けられるのが愛なんだ。
 見返りも何も求めない。成長を望みはするけれども、成長しないからと言って
 愛を与えるのを止めることはない。その人の生涯に渡って愛を与え続けるんだ。
 何も求めないから、本当に見守り続けることができるんだ。
 その人がどのような選択をしても、ただ愛を与えて見守り続けることが出来るんだ。』
「孤独な人間は、自分への愛を求めたり、愛する誰かを求めたりするのね。」


愛情というものには、相手にたいする要求や欲求が含まれる。
愛しているから愛して欲しい・・・愛しているから私が望む姿になってほしい・・・
愛しているから私の方を見てほしい・・・愛しているから応えてほしい・・・
言葉をかけてほしい・・・認めて欲しい・・・一緒に居てほしい・・・。

「愛に他の感情が入ると、愛情になるのね。」
『愛情でも良いんだよ。
 相手に求めるだけ、自分も頑張ろうとする・・・それがとても大切なんだ。
 姉さんの言うように、愛情とは愛に感情が含まれること、だから人間は愛情を持つんだ。
 愛情は努力をも必要とする。それも、とても大切なことなんだよ。』

愛情によって知る様々な感情や、経験や体験。
それが人間の成長には欠かせないものであり、人として暮らす上でとても大切なものであることも、タルちゃんたちは教えてくれた。



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天使
私がやっと見えない世界と、交流を始めた頃のことだった。

朝から頭痛が続き、私はソファに横になった。
頭に手を当てて、早く治らないかなぁ・・・と思っていた。
ふと天使の姿が思い浮かんできた。

天使って・・・本当にいるのかなぁ・・・見たこともないし、本にはずいぶんと書かれて
いるから読んでいるし、絵にもたくさん描かれているから、きっと居るんだろうなぁ・・・。
そんなことを、何となく考えていた。

頭痛はまったく治まらず、そうかと言って薬を飲む気にもならず、私は横になったままでいた。
気持が沈むままに、ふと声に出して言った。

「天使がいるのなら、私の頭痛を治してくれない? 朝から痛くてたまらない。」

スーッと何かが頭に触るのを感じた。
優しく何かに撫でられるような感じだ。

アレッと思っていると、痛みが消えた。
あるで何もなかったように、痛みが消えてしまった。
頭に手を当てていると、腕にも何かが触るのを感じた。
すると数日前から腱鞘炎の痛みがあったのに、それも消えてしまった。

私は飛び起きると、改めてソファに座りなおした。

「天使・・・来ているの?」
『来ています。
 これまでも時々きていたけれど、姉は何も呼びかけてくれなかった。』

「気付かなかった、ごめんなさい。
 まさか・・・今朝からの頭痛は、私が天使に気付くためのものだったの?」
『それはない、そんなイジワルはしないよ。』

苦笑されてしまった。

「本当にいるんですね。」
『本当にいます。
 でも、人間が思うほど多数いるわけではないし、人間が望むようなあり方でもない。
 人間が望むようなあり方では、人間の成長を阻んでしまうことになる。
 私たちは人間の成長の手助けをすることはあるけれど、決して人間を甘えさせはしない。』

『人間が勝手に天使の存在を作り上げ、都合の良いような役割を思い描いているけれど、
 天使も神界に属するもの、人間の成長を見守るものだ。』

「あなたの守護天使は・・・などと聞くことがあるけれど、あれは?」
『天使が人間ひとりひとりの守護に付く事はない。
 人間には先祖がなる守護霊が付いている。それで充分なのだ。』

「天使の役割って・・・なに?」
『言うならば・・・仏と同じような役割だ。
 宗教によって仏を視るところには仏となり、仏を視ないところでは天使となる。』

そうなんだ・・・。

『人間の身勝手な勘違いや思い違いをしないように、それを伝えて欲しい。』

座っていたときには視えなかった天使の羽、立ち上がると白い羽はたしかにあった。
姿は優しいというよりも、凛として視えた。

「ありがとう、痛みを消してくれてありがとう!」

私の言葉に頷きながら

『今日は特別です。いつもは私たちが勝手に痛みを消すことは無い。
 今日は私たちの存在を知ってもらう必要があったから、それを示しただけのこと。』

言葉を返すと、羽が動いたように視えた瞬間にいなくなっていた。



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あかね雲

Author:あかね雲
私が触れた不思議な世界と、ご縁のあった出来事などを気の向くままに書いていきます。

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