あかね雲 〜生きる意味〜
不思議な世界行ったり来たり???
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「邪馬台国のチサとオト」番外編 2
まもなく朝日が昇ろうとする時間、卑弥呼は隣に座っている老人に声をかけた。

「始める。チサと五人集に用意をするようにと・・・。」
「伝えましょう。」
老人は「どれ・・・」と呟くと腰を上げて、部屋の外に出て行った。

まもなく老人は部屋に帰ってきて、卑弥呼に向かい頷いた。
卑弥呼も頷き返して、老人と共に部屋を出て行く。
村の敷地の一角に、五角形の変わった形の建物が在る。
そこに老人と卑弥呼は向かって行った。
五角形のそれぞれの角には、屈強な5人の男性が建物を背にして座り、守りの形を
取っている。入口に近い二つの角のひとつには、チサが遊び相手として心を許している
リキの姿がある。リキは少年ながらも、卑弥呼によって力量と心根を図られて守りとなる。

もうひとつの角には、チサが最も信頼しているアキの静かに微笑む姿が在る。
生まれて間もないチサが、アキの腕に安心して身を委ねたその日から、アキは己の
役目を悟り、自分の能力を磨き、チサとの絆こそ何よりも大切と日々を過ごしてきた。

五角形の部屋は、チサが依り代となり、卑弥呼が神の声を聞く場所となっている。
五角形の角々を守る五人集は、それぞれに卑弥呼から役目を仰せつかっている。
五人集の技量は抜きんでており、チサと卑弥呼を守るために、それぞれの能力を活かし、
互いの絆も確固としたものがあった。

卑弥呼が部屋に入ると部屋の中には卑弥呼の結界が張られ、部屋の外には五人集に
よる互いの力を合わせた結界が張られた。

部屋の中央には目を閉じたチサが横たわり、胸に両手を組んでいる。
チサの左側に座した卑弥呼は、静かに祈りの言葉を唱えている。
部屋の中に、卑弥呼にしか分からない振動が起きた。
ゆっくり目を開けたチサの瞳は人に非ず、低く聞こえるか聞こえないかの声で卑弥呼に
語り掛けている。

『知らない男が来る。その男を迎えよ。
 チサと手を結び合い、互いに想いを交わす間となろう。』
「それが必要なのでしょうか?」
『何よりも必要なことなのだ。だが・・・想い合うのは人間に任せねばならぬ。
 まずは、チサと男を出会わせよ。そこから先は・・・。』

そこで声は途切れ、チサは深い息をゆっくりと繰り返している。
まだチサの知らないチサの運命、声にならない響きで知らされた卑弥呼は、大切な妹を
更に見守っていこうと硬く誓うのだった。


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「邪馬台国のチサとオト」番外編 1
ウック・・・ウック・・・ウック・・・声を出さずに泣きながら、ひとりの少女が走っている。
前を見ないで走っていた少女は、ドスン・・・と誰かにぶつかってしまった。

「チサ、どうした? 何を泣いている?」

丸顔の少女は幼い日のチサ、立っていた少年は自分にぶつかったチサに合わせて
身をかがめてチサの顔を優しく覗き込んだ。
「リキ・・・鳥が死んだ。」
「そうか。チサがかわいがっていた鳥が死んだのか。かわいそうにな。
 それで鳥をどうしたのだ? どこかに置いているのか?」
「うん、どうしたら良いのか分からなくて、ねえさまに聞きにいくところ・・・。」
「そうか、卑弥呼様に聞かなくても、オレが一緒に行って鳥を埋めてやろう。」
「リキがやってくれるの?」
「うん、オレがやってやるよ。だから安心していいよ。」

少年リキの言葉を聞いて、チサは涙をぬぐってほほえんだ。
リキはチサの手を引いて歩き始めた。

「チサ、鳥はいつ死んだのだ?」
「今朝なの、昨日までは元気だったのに、今朝見るとグッタリして動かない。
 温めたけど目を開けないの、体は冷たくなっていくだけで、死んだのが分かった。」
「そうか、悲しいな。だけど、チサは最後まで一生懸命に鳥を温めたんだろう?」
「うん、でも、駄目だった・・・。」
「チサ、オレたちだっていつかは必ず死ぬ。
 いくらチサが可愛がっていたとしても、鳥には死ぬ日だったんじゃないかな。」
「皆、いつかは死ぬの?」
「誰でもだよ、生まれたからには、必ず死ぬ、それが生まれた者の運命なんだ。」

これまでにも村人の死を知らされ、共に弔ったこともあるが、自分の両手の中で死を
迎えた鳥の一部始終は、チサにとっての衝撃でもあっただろう。
リキはそんなチサを思いやり、繋いだ手に優しく力をこめた。
 
チサとリキは、鳥を木の根元に埋めて祈りを捧げた。
丸顔の幼い可愛いチサ、チサを見やりながらリキは先日卑弥呼から聞かされたばかりの、
チサの依り代としての重い役目のことを考えていた。
間もなくチサは依り代としての役目を始めるだろう。
リキは依り代となったチサを守る一人としての役目を負う。
これまでは可愛いチサの遊び相手となっていただけだが、間もなくそれだけではない
重要な役目を負う身となった自分を、リキは誇らしく思い力が漲ってくるのを感じていた。

『オレは絶対にチサを守り抜く! 何があってもチサを守り抜く!』
リキの決意は固く、強い意思は顔にも身体にも現れており、それと知らずリキはすでに
守りの力でチサを包み始めている。

それから数日後、チサは自分の役目を始めることとなった。

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「邪馬台国のチサとオト」 知られていない物語 24
24話 (最終話)


魏の国に帰ったオトを、王は喜んで迎えた。
卑弥呼からの手紙により、オトが素晴らしい能力者となっていることを知らされている。
様々な所から声がかかり、オトは能力者として各地を回り、どこでもたいそうな歓迎を
受けていた。オトは丁寧に相手をしながらも、心はいつもチサを求め続けている。

時々、オトはチサの呼び声を感じることがある。
『会いたい・・・オト。』
『私も会いたいよ・・・チサ。』
オトはチサの呼びかけに応えるごとく、いつもチサを自分の想いで包んでいる。
オトはチサを想いながら中国各地を回り、チサへの想いを籠めながら印を張り続けた。

数年後、オトはチサがこの世を去ったのを感じた。
「チサ・・・チサ・・・きっと、また会おう。」

さらに年月が過ぎ、オトはチサへの全ての想いを籠めて始信峰に印を張ったとき、
間もなく自分の命が尽きるのを感じた。

「私は来世の私とチサのために、チサへの想いの全てを籠めて龍を置いておこう。
 来世のチサと私は、きっとこの龍を見つけるだろう。
 それがチサと約束をした、二人で想いを極めることの始まりとなるだろう。
 私はチサを信じ、自分を信じている。
 始信峰、伝えてくれ。ここが新しい二人の始まりの地だと・・・。」

そして、オトは静かに山を降りて行った。

   終



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「邪馬台国のチサとオト」 知られていない物語 23
23話


朝日が昇るころ、チサの顔には輝きが戻っていた。
深く強い想いを持ち、何事かを決めた凛としたチサの顔は輝いている。
まっすぐにオトの部屋へ向かうチサ。
チサの訪れを察したのか、オトは部屋の前で待っている。
チサの顔の輝きを見たオトは、どう受け取ってよいのか分からず、そのまま
部屋の中にチサを伴った。

「オト、私はあなたを心の底から奥の奥から、体も全身であなたを想っています。
 この想いは誰にも邪魔をされず、私はただただ、オトを想い続けています。」
「チサ、それは私も同じだ。
 心の底から奥からさらに奥から、体も全身でチサを想っている。
 誰に何を言われても、私のチサへの想いは深くなるばかりで、決して変わらない。
 私のチサへの想いは、あまりに深すぎるのだ。」
「私も同じです。オト、私も同じ想いです。」
「では、チサ、私の想いに・・・」
「オト、待ってください。
 私はオトに、一緒に行かないことを告げに来たのです。」

衝撃の言葉だった。
今、想いを確かめ合ったばかりなのに・・・大きな衝撃がオトを襲っている。
オトが言葉もなくチサを見つめていると、いきなりチサがトランス状態に陥った。
倒れそうになるチサを、オトは慌てて抱き取った。
チサは静かに目を開ける。
その目は人にあらず、とても深い目で、黒目がちのチサの瞳がますます黒めがちに
大きく視える。チサの口からオトに向けて、深い響きのある声が告げた。

『この娘が自分で決めたこと。二人の想いは本物なれど今世はこのまま別れよ。
 来世で二人の想いを極めよ。互いの想いを極めるための生とせよ。』

その声にオトは言葉もなく深く頷き、黙ったまま眠ったようになっているチサを
しっかりと抱きしめた。やがて目覚めたチサに、オトは自分が聞いた言葉を伝えた。
いつもはよりしろとして在るときには、何も記憶に残らないチサだが、今は頭の中に
響いた音が残っている。
これがそうなのか・・・改めてチサはオトから聞いた言葉を確かめた。

「チサが決めたことだ。
 二人の想いが何も変わらないことを知った上で、チサが決めたことだ。
 神の言われるとおり、来世で二人の想いを極めよう。
 チサ、約束をしよう、来世できっと巡り合う。
 きっと私にはチサが分かり、チサには私が分かるだろう。
 私はチサを信じていられる。チサも私を信じてくれ!
 私の想いは、いつもチサと共にある!」
「信じています。私はオトを信じています。
 オトも私を信じてください。いつも私の想いはオトと共にあると!」

二人の両手はしっかりと結び合わされている。

そして数日後、来世の約束を互いの胸にしっかりと刻んで、二人は魏の国と
倭の国とに別れた。



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「邪馬台国のチサとオト」 知られていない物語 22
22話


「ねえさま・・・」
チサは部屋の中にいる人に呼びかけた。
「チサか、お入り。」
部屋へ入ったチサの目に映ったのは、何もかも承知している卑弥呼の顔だった。
「ねえさま・・・ではない。卑弥呼様だ。」
「チサ、私には何も言うことはない。
 全てはチサの想いとオトの想いから始まったことだ。
 自分で考えて答えを出しなさい。」
卑弥呼の声は深い、優しい姉の声ではなく、卑弥呼として邪馬台国の女王として
チサと相対している。そのことをチサは察して、部屋を出た。

自分で考えなさい・・・卑弥呼の言葉が頭の中でこだましている。
考えられない・・・オトの顔がオトの声が聞こえてくるような気がする。
オトに会いたい、会って話し合いたい。
でも、オトが望んでいるのはひとつだけ、答えを教えてくれている。
それ以上、何をオトに聞けば良いのか、聞くことがない。
チサはその日、何も食べずただ部屋にこもって過ごした。

チサは改めて自分のオトへの想いを知ることになる。
こんなに深いオトへの想い。
心の奥底から全身に満ち満ちている、オトへの想い。嬉しくもあり、幸せでもあり、
苦しくもあり、切なくもあり、部屋に居たい、オトに会いたい・・・。
チサの想いはひたすらオトを求めながらも、体は動けずに居た。
じっと考え続けたチサは、卑弥呼にひとつのことを確かめたいと思い、
改めて卑弥呼の部屋に行った。

「卑弥呼様、ひとつだけ・・・ひとつだけお答えください。」
静かに頷く卑弥呼の目を見て、チサは自分の中で何度も繰り返した問いかけをした。

「私はよりしろとして、卑弥呼様のお手伝いをしてきました。
 私がオトと一緒に魏の国に行けば、よりしろの役目はできなくなります。
 よりしろの役目の大きさは、私も承知しています。
 この邪馬台国によりしろが居なくなっても良いのでしょうか?
 卑弥呼様の大事な仕事ができなくなっても、良いのでしょうか?」
「良い。」
卑弥呼の深い声がチサの胸に響いた。
それきり、お互いに言葉はなく、チサはお辞儀をして部屋を出て行くしかなかった。

卑弥呼の「良い。」の一言を聞いたことは、返ってチサ自身を苦しめることとなった。
全てを知っている卑弥呼の言葉。
「良い。」の一言を自分はどのように受け取れば良いのか。
部屋に帰ると、誰が持ってきたのか、灯りがひとつともっている。
灯りからわざと離れるように、チサは部屋の片隅にうずくまった。



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